猫と缶詰とお皿(ボードゲームプレイ感想編)

ボードゲーム愛好

「猫と缶詰とお皿」を遊んでみた

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【登場人物】

奉行無類の猫好き。「よつばと」13巻で風花がやらかした「にゃー」の顛末は、心に来るものがあったとか。

与力犬派だけれど猫も好き。猫への接し方は「俺とねこにゃん」で学び、実践中の今日この頃。

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奉行この沢山の猫を眺めているだけでも幸せというものじゃな。

与力まあまあ、ゲームで遊んでみましょうよ。さっきから念入りにカードやら猫缶やらをためつすがめつしているだけじゃないですか。

猫と缶詰とお皿【2人専用ルール編】

2人専用ルールはごくシンプルな猫缶積み上げ勝負です。

手番プレイヤーは、「猫缶を積む」か、「積み上がった猫缶の上に皿を積む」か、「皿が載せられている猫缶の上に猫を積む」かを選んで実行します。猫を乗せることに成功したら、その下にある猫缶を得点として獲得することができます。崩してしまった場合には、積んであった猫缶からランダムに1個を相手に渡し、残りは猫缶置き場(台所)に戻します。

これを繰り返し、全ての猫缶が置き場から無くなったら1ラウンド終了です。獲得した猫缶を裏返し、裏面の色に応じた勝利点を獲得します。2ラウンドを行い、勝利点の合計で勝敗を決定します。

与力注意点は、猫缶などを積むときには親指と人差し指のみを使うこと。そして他の皿や猫缶に触れてはいけないということ。最後に指を離したらもう触れることはできないということです。

奉行なるほどな。その辺があいまいだといかんからな。

与力ところでお奉行、それがしはただいま利き手の親指を怪我しておりまして。ですので、逆手でプレイいたします。

奉行なんじゃと。

与力はい、まあ大したハンデではございませんので、お奉行はぜひ利き手でどうぞ。

奉行ぐぬぬ、わしとてお主に遅れはとらぬわ。条件は同じ、逆手で勝負してくれる!

与力あれ、別によかったのに、なんか期せずして縛りプレイになりましたね。

猫と缶詰とお皿 ねこ
絶妙につかみにくい猫ども。

奉行かしいでおる、かしいでおる!

与力皿がねー。中心をつかみにくいんですよねー。上手く置きづらいなー。あっ…

奉行何とか猫缶を獲得できたぞ。どうやらわしの勝利だな。

猫と缶詰とお皿【2-3人用ルール編】

2-3人用では、「ぼーにゃすカード」を使用します。手番プレイヤーはぼーにゃすカードを1枚めくり、下部の緑色のボックス内に書いてあるものを、自分の前に積んでいきます。猫の絵が描かれたカードをめくった時に、猫缶の山の上に猫を置くことができ、成功すれば猫缶を得点として獲得することができます。崩した場合には、2人専用ルールと同じ処理を行います。猫缶が置き場から無くなったらゲームは終了し、獲得した猫缶の色に応じた勝利点を得ます。勝利点が多い人が勝利です。

与力猫カードを引いた場合、猫を積む成否にかかわらず、ぼーにゃすカードは再シャッフルされます。また、カードで指定されたものが無い場合には1回休みになります。

奉行札の数は9枚。猫を引けぬ確率もそこそこにあるな。

与力引けないといつまでたっても清算できないですからね、大変でしょうね。

 

猫と缶詰とお皿 プレイ状況
噂をすればなんとやら。猫を引けない奉行のシート。

奉行さっきからお主ばかり猫を引いておるな、おい!

与力まあまあ、あ、また猫です。それじゃ一番上において、猫缶獲得っと。

猫と缶詰とお皿 崩れた
待望の猫が来るも…

奉行手遅れであった…。

与力そこまで積み上がっていると厳しいですねえ。このルールでは私の勝利です。

猫と缶詰とお皿【ここがイカス!】

奉行かわいい

与力はい、それがまず一番の見どころでしょうね。

奉行イラストもそうだが、よくこの皿やらペンダントトップやらを見つけたものだ。

与力手芸用品かなんかを上手く使われているのでしょうかね。

奉行猫缶として使われているボタン電池も、積み上げるとなかなか絶妙なバランスを保つな。

与力皿もそれぞれに特色があって面白いですね。

奉行最初は小さい皿は不利かと思っていたが、実は一番簡単だったとは思わなんだな。

猫と缶詰とお皿【ここはちょっと…】

奉行今のところ取り上げる必要のあるような所はないかな。

与力3人までは、ごく普通のバランスゲームでしょうね。まあゲーム慣れした人にはあっさり風味に感じられるとは思いますが。

奉行3-5人用ルールになると、また違った感想を持つかもしれん。

与力カードで行動を決めていく駆け引きの要素があるようですからね。

奉行注意点としては、かわいいものの、小さなお子さんに持たせると危ない内容物が多いということか。

与力説明書に書いてあるように、特に猫缶には気を付けないといけませんね。

奉行動物や赤子は元より、大人もだ。うっかり踏んでも痛いぞこれは。