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【WP初心者向け】WordPressのパーマリンクとは(前編)

「そもそも、パーマリンクって何?」

この記事は、「レンタルブログ運営をやめ、独自ドメイン+wordpressという環境構築を試みようとする友人」から受けた質問に対する回答を、記事として焼き直したものです。

いわゆるWordPress初心者向けに、理解しやすさを重視した、やや口語体のテイストとなっています。が、この質問を受けた時、内心では「やばい」と思いました。というのも、設定する内容については把握しているものの、パーマリンクそのものについて理解できている自信がなかったからです。調べものを重ねて回答したところ、友人は納得してくれたようですが、今でも認識に誤りがないのか不安半分といった心境です。

<注意事項>
お読みいただける場合、以下の二点をご了承ください。

  • WordPressの機能やSEO対策についても触れていますが、執筆時(2017年)に確認できる情報を元にしています。時間の経過とともに、全く適さない内容になってしまう可能性がありますので、ご留意ください。
  • 初心者向け(WordPressを初めて構築する人向け)のため、わざと深掘りせず、曖昧に触れている要素も存在します(また、単純に僕自身の知識不足や誤認が含まれる可能性もあります)。

そもそも、パーマリンクとは何か

まず僕自身は、パーマリンクのことを「WordPressの一つ一つの記事(ページ)を示すURL」と理解していました。が、改めて「WordPress Codex 日本語版」を読み返してみると、以下のように定義されています。

パーマリンクとは、ブログの個々の投稿、カテゴリーなどの投稿一覧ページへの恒久的(半永久的)な URL です。パーマリンクは、他のブロガーがあなたの投稿やセクションにリンクを張るときや、投稿へのリンクを Eメールで送ったりするときに使います。個別の投稿への URL は常に存在して決して変らないようにすべきです。そういう訳で、「perma」リンクといいます。
パーマリンクの使い方(WordPress Codex 日本語版)より引用

重要な点は、「perma(持続する/永久の)」な「link(情報の場所を示す「ハイパーリンク」の略)」という部分でしょう。つまり一度付与したら、いつまでも変わらない(変わるべきでない)位置情報である、と分かります。

このような理由から、「記事公開後にパーマリンク設定を変えることは避ける」や「パーマリンクの設定はWordPressをインストールしたらすぐにやるべき作業」と掲げている手順は沢山見られるのでしょう。

しかし、このパーマリンクという概念は、一般的なレンタルブログなどでは設定することができなかった(意識されなかった)項目です。初めてこのような概念を目にした人からすると、何をどうすべきか戸惑ってしまう方も一定数いるのではないでしょうか。非常に重要である一方、理解や指針に辿りつくまで少々の時間がかかります。少なくとも僕の友人は、ここで立ち止まってしまい、次の疑問が浮かんできたという次第です。

パーマリンクは設定しないといけないのか?

僕は人にモノを教えることが不得手なため、「理論や座学と並行して、手を動かし実際に画面を見てください」とお願いをしてしまいます。この記事をお読みの方の中で、パーマリンク設定に悩まれている方がいらっしゃいましたら、是非ともWordPressの「管理画面」を開き、メニューの「設定」から「パーマリンク設定」を選択してみてください。複数のラジオボタンが表示されたページが開くことでしょう。以降は画面を操作しつつ、ご確認ください。

さて、デフォルトのパーマリンクは「基本」という設定値が選択されている状態です。この状態では「?p=123」といった具合の、「文字列(?p=)」と「ランダムの数字(123など)」が付与される仕組みになっています。前提として、「URLはインターネット上の住所に等しいものであり、全世界中において、絶対に重複してはいけない」という原則が存在します。このルールを順守すべく、重複しないようランダムな数字が自動的に当てはめられるようになっているのです。

このデフォルト値のまま、記事を作成したり公開したりする行為は、全く問題なく行えます。つまり結論から言ってしまえば、設定を一切変えずに記事を書き始めても、運用は可能です。

しかし、デフォルト以外の設定値と比較してみた時、この「基本」には幾つかのデメリットが存在しており、一般的には「そのままにはしない方が良い」と考えられるため、多くの場合は「設定を変える手順」に進むことになります。

デメリットの一つとして、「そのパーマリンクのコンテンツが、どのような内容であるかを読み取ることが困難であること」があげられます。

例として「hogehoge777」というドメインを取得して、その直下でWordPressをインストールしたと仮定します。その後、「パーマリンク設定」を「基本」のまま、三つの記事を投稿したとしましょう。すると、以下のようなURLの記事が三つ公開されることになります。

記事1 http://hogehoge777.com/?p=123
記事2 http://hogehoge777.com/?p=964
記事3 http://hogehoge777.com/?p=872

仮に「記事1と2は前後編である」とか、「それぞれ全く別のカテゴリーに分類される、独立した記事である」といった、内容に付随する何らかの情報があったとしても、この形式では一切読み取ることができません。「記事1はライフハック系記事、記事2と3は雑記」という内容の違いがあったとしても、やはり読み取ることはできないのです。

サイトのコンテンツが一つずつ完全に独立した記事であれば構わないかもしれません。しかし、年月をかけて運営しているうちに、過去記事の続きを書きたくなるようなケースもよくあることです。そこに意味や重みをつけることが可能なのに、何もしない状態というのは、管理上シンプルではありますが、もったいないことと言えるでしょう(もっと端的に「SEO対策において良くない」とする見解もありますが、どの程度の深刻な影響か明確な資料が見当たりませんでしたので、ここで明言することは控えます)。

ちなみに、「?p=」という文字列は無作為に割り振られたものではなく、「それが動的なページであることを示す」ものです。動的・静的とはなんぞやといった疑問につきましては、他の優れた解説ページのご紹介してお茶を濁させてください。

ポイントは「WordPressは動的にページを生成しているが、静的に見せかけることができる」という特徴を持つことでしょう。ここでいう「見せかける」とは、すなわち、パーマリンクを設定することを意味します。

このような話を耳にすると、「見せかけると言われても、それで良いのだろうか」と戸惑われる方がいらっしゃるかもしれませんが、「見た目は子供、頭脳は大人(本質は高校生探偵)」という漫画キャラクターと似たようなもので、「見た目は静的、実態は動的(本質はWordPressで生成されたコンテンツ)」と考えて良いと思います。……我ながら例えの出来が酷いと思いますが、折角の機能ですので使わないのはもったいないとでも言いましょうか。

以上より、「デフォルトのパーマリンクは動的ページを示すランダムな文字列になっているが、それを残す必要はない(メリットが少ない)ので、改めて検討してみよう」という分岐点に立たされることになります。といったところで、具体的な設定についてはまた次回。

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投稿者: サジマ

WEB担当+IT系の備忘録を担当するはずが、家庭菜園にも挑戦中。
2016年はコケリウムと水耕栽培に手を出しています。

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