FIFA18 テキストリプレイ 転生した内藤昌豊は、武田の旗を天下に知らしめることができるのか? Part.4

第4節 カップ戦も開幕

DATE
3月15日 ルヴァンカップ予選リーグ
VS
FC東京
SCORE
2-1
GOAL
14′リンス(甲)
22′内藤(甲)
56′佐々木(東)
FIFA18
甲府スターティングイレブン
(FIFA18)
FIFA18
FC東京スターティングイレブン
(FIFA18)



ルヴァン杯の予選リーグ、甲府はホームで攻撃のタレントを豊富に揃えるFC東京との初戦に臨んだ。Jリーグ開幕三連勝の好調そのままに、キックオフから東京ゴールを攻め立てる甲府は、開始14分にペナルティエリア内で内藤からのボールを受けたリンスが先制ゴール。さらに22分にはセンターサークルから内藤が俊足を生かしたドリブルで独走し、追加点となるゴールを決める。
FIFA18
『東京ゴールに迫る内藤。』
(FIFA18)
しかし、後半になると戦術を修正した東京が主導権を握る。甲府はパスワークの中心となるボザニッチが封じられ、2トップが孤立。逆に東京は甲府の中盤両サイドに空いたスペースを上手く使い、甲府ゴールへ迫る。これが実って56分に佐々木がヘッド弾を叩き込み、ついに1点差。なおも攻める東京だったが、甲府は徹底的に自陣に引いて逃げ切りに徹してタイムアップとなった。甲府はこれで公式戦4連勝。今年の勢いはどこまで続くだろうか。
(コフチュウスポーツ 3月16日付紙面)
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昭和押原公園 ―試合翌日―

この「ルヴァンカップ」ってのも戦わないといけないのね、我々Jリーガーは。

黒田官兵衛(代理人)「左様ですな。本来、日本のサッカーシーンでは、“Jリーグ”“ルヴァンカップ”そして“天皇杯”という三大会が軸となります。従ってシーズンに手に入れ得るタイトルは、通常3つということになります」
山本勘助(個人トレーナー)「ただ、このFIFA18には、天皇杯は収録されておりませぬ。ゆえに、タイトルは2つですぞ。実際、天皇杯を再現しようとすれば、J3辺りのチームまで収録する必要がありましょうからな」

ははぁ、つまりFIFA18では『全国版』ぐらいの数の大名しか登場しておらぬが、天皇杯というのをやろうとするなら、『天翔記』ぐらいまで大名を増やさんと無理、ってことか。

官兵衛「なんでもかんでも信長の野望へ引っ張っていくのはおやめなさい。とりあえず勝利は喜ぶべきことなのですが、これから先、考慮しておかなければならない点も有ります」
勘助「参加する大会が増え、勝ち残れば勝ち残るほど、チームがこなす試合数は増え申す。ゆえに、同じ選手ばかりがずっと出場しておりますと、選手の体力が持たなくなるのです」
官兵衛「ですから、戦力的に余裕のあるチームは“ターンオーバー”という仕組みを敷いてメンバーを適宜入れ替え、選手の状態が常に良好となるように保ちます」
勘助「とはいえ、これは実力にそん色ない選手を、各ポジションごとに豊富に抱えるチームに許される特権にござる」

うーん、我が甲府の場合には、いつもの顔ぶれはなかなか替えが効かない、と言いたいのか。すると、体力の温存もよく考えておかないといけないのだな。

官兵衛「そうです。大事な一戦を前に、疲労で試合に出れぬ、では困ってしまいます」
勘助「体力の温存は大切。そしてスタミナの数値が上がるドリブル系の練習を、積極的にこなしてゆかれませ」

そういわれてみれば、リーグ開幕から4連戦。ずっと先発してさすがに疲れがたまって来たなー。これは次のリーグ戦、大宮との試合には出たとしても、45分くらいしかプレーは難しいかもしれない……。まあ、チームは快調に首位を走っているし、少し休ませてもらおうかな。

官兵衛「(いかん、無駄走りの多さを甘く見ていた。助言が遅かったか)」
勘助「(まあまあ、まだまだ若武者でござる。一試合くらい休んでも、問題はございますまい)」

DATE
3月18日 第4節(H)
VS
大宮アルディージャ
SCORE
0-1

うわあ、ホントにか。スタンドから試合を眺めていたら負けてしまった……。

官兵衛「あなたが欠場したことが直接の敗因、とは申せませんな。甲府の場合には幸い、ストライカーの陣容は厚い訳ですから」
勘助「ただ、ご自分の力で試合を動かすことは当然できないのですから、やはり欠場は斯様に痛い結果を招きますぞ」

とりあえず、チームの勢いが止まってしまったことは確かだが、まだ長いシーズン序盤の一敗。勝負はずっと先になるんだから、気落ちしている場合ではないな!

DATE
4月2日 第5節(A)
VS
コンサドーレ札幌
SCORE
4-0
GOAL
5′・19′内藤(甲)
11′・45′リンス(甲
FIFA18
甲府スターティングイレブン
(FIFA18)
FIFA18
札幌スターティングイレブン
(FIFA18)

大宮戦で勢いの止まった甲府だが、アウェイのスタジアムで再びエンジンをかけ直したいところ。内藤、リンスのいつもの2トップの後ろで、試合を作るのはこのところ抜擢が続いている黒木。ホームの札幌では、タイのメッシことチャナティップが、磐田から加入した元イングランド代表のジェイと共に先発。違いを生み出せるか。

FIFA18
先制ゴールは甲府の内藤。
(FIFA18)

先手を取ったのは5分の内藤。絶好調のルーキーは、札幌エリアに切り込むと、思い切ったシュートでゴールを奪って攻撃のスイッチを入れる。

FIFA18
リンスのボレーが2点目を生む。
(FIFA18)

勢いづいた甲府は札幌ゴールへ猛アタック。内藤に続いてリンスが豪快なボレーを決めて2点目。さらに19分には内藤、45分にリンスと、両FWがそろって2ゴール。前半で勝負の行方は決まったか。

後半に入ると、一転して甲府はいつも通り、守りを固めての逃げ切り体勢でスリリングな展開は終了。札幌はなんとか甲府ゴールをこじ開けようと、期待の両外国人にボールを集めるも、そこは甲府守備陣が集中力を切らさずに決定的な仕事はさせず、結局ノーゴール。鮮やかな4得点の快勝で、甲府は再び上昇気流に乗っていけるか。

―試合ダイジェスト―

DATE
4月8日 第6節
VS
川崎フロンターレ
SCORE
4-0
GOAL
9′・74′黒木(甲)
14′内藤(甲)
82′ボザニッチ(甲)
FIFA18
ニアサイドを破り2点目を挙げる内藤。
(FIFA18)

練習場 ―第6節翌日―

よし、先発した2試合で3ゴール2アシスト。きちんと結果を出してチームに貢献できた。これならもう安心だろう。な?

官兵衛「まあ、左様ですな。特に攻撃力の高い川崎を無失点に抑えられたのが大きい。やはり難易度のせいですかな(カチャカチャ)」

いやだからもうちょっとだけ待ってください、良い気分にさせといてくださいってば。……ところでさ、いまJリーグって、外国籍選手の同時出場って、何人までだっけ?

勘助「確か……通常の外国籍枠が3、アジア出身が1、合計4人までは出場できたのではないでしょうか」

えっと、川崎戦だったかな。エウシーニョ、エドゥアルド・ネット、ハイネル、エドゥアルドと、ブラジル籍選手が4人同時に出てたんだけど、これはどうなんでしょう。FIFA18のJリーグでは、そこら辺の制限が緩いんでしょうかね?

官兵衛「うーん、おそらくは、そのルールはきちんと反映されておらぬのでしょうなあ」
勘助「その辺りを厳密に取っていると、Jリーグが移籍市場に絡みづらくなるので、無視されたのではないかと……いえ、推測ですが」

ふむぅ。まあいいか。うちも私が休んだ時に4人出てた気がするし、その辺はあまり気にしないで行こう。さあ、次の試合はルヴァンカップの2戦目だな。体力の使いどころを考えて、スケジュールをこなしていこう! なにせOVR71まで成長して、リンスと並んでチーム最高値になった責任があるからな!

信長の野望 全国版
1986年に発売された、信長の野望シリーズの二作目にあたるタイトル。昔からのシリーズファンで「全国版から信長の野望を始めた」という人は珍しくないはず。近畿・東海以外の地域が含まれるなどの発展を遂げましたがまだまだシンプルで、「城ではなく国取り合戦」とか「武将の概念がない(大名のみ)」など、今やるとちょっと物足りないかも。毛利元就で始めるとすぐ死んだ思い出があるんですが、どうやってクリアしたら良かったんでしょうね。

信長の野望 天翔記
1994年に発売された、信長の野望シリーズの六作目にあたるタイトル。ゲームの攻略の基本が「国取り」から「城取り」に変化しました。大名のみならず武将の数も飛躍的に増加したため、今まで知らなかったようなマイナー武将たちを本作で初めて知ることになり、多くのプレイヤーの歴史の成績が上がった……かどうかは個人差があります。当時は可能だったマルチプレイが物凄く白熱したので、友達と日がな一日中プレイしていました。