『オダノブなんだっけ?』を開けてみた
理不尽って、楽しい
(パッケージ裏面より)
プレイ人数:3-7人
プレイ時間:15分
対象年齢:10歳-
人間五十年…
国産ゲームの新作が一同に会するゲームマーケットでよく目にするタイプのゲーム、つまり国産ゲームの人気ジャンル上位は、たぶん「正体隠匿」「大喜利」「ワードゲーム」あたりではないでしょうか。これは非常に遊びやすいと受け止められているからだと思います。つまり、ルールが分かりやすく、簡単に笑いが生まれて、それなりの大人数で盛り上がれる。そしてそのための様々な工夫、新たな仕掛けが施されたゲームが、頻繁に発表されているわけです。
で、今回の『オダノブなんだっけ?』もゲームマーケット2019秋初出の国産ゲームですが、「ワードゲーム」に分類できるであろう、やや理不尽なクイズというシステムのゲームです。制作はマッチダンディズムさん。ゲームマーケット初出展、記念すべき第一作になりますね。普段、3人以上からのゲームはあまり食指が動かないのですが、今回は箱絵に魅かれたので購入してみました。さて。
メインキャラのオダノブ様。某有名戦国武将っぽい佇まい。
この箱はゲームで使用します。それゆえにか、非常に質感が良いですね。サイズは約11.5×16×3.3cm。
説明書が2枚入っているのは、非対称ゲームだからでしょうか。
お題カードと「オダノブ」「家臣」それぞれのカード。
マーカーはいわゆるミープルですね。
そしてホワイトボードマーカーです。
ゲーム前雑感
マッチダンディズムさんは大変な手際の良さでクオリティの高い宣伝、説明動画などの広報を行われていたので、ゲームを手にできずとも目にはした、という方が非常に多かったのではないかと思います。ゲーム内容は出題者となる「オダノブ」役のプレイヤーが用意した正解の言葉を、「家臣」役のプレイヤーたちがヒントを貰いながら推理して当てる、というもの。ただし、「オダノブ」は非常に気が短いので、正解にたどり着くのに時間をかけ過ぎてもいけませんし、“NGワード”をうっかり口にしすると即失敗、という緊張感あるクイズになっています。天下人ならぬ点火人であるオダノブ様の理不尽なご下問に見事答えることができるのでしょうか。
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