ピクミン4
「このゲームは小学生ができるんでしょうか?」という疑問に、ちょっとでもお役に立てばと思って残す記録です。
私:「ゲームは1日6時間、私はゲームで賢くなったんだ」と主張しているゲーム脳主婦。そのくせ、子どものゲーム制限について日々頭を悩ませている。
子:プレイ当時、小学1年生。「マイクラ」「あつ森」「マリパ」は一応プレイ可能なところから開始。
ゲーム情報まとめ
ゲーム名:ピクミン4
通称:ピクミン4
発売年:2023年
ジャンル:Nintendo Switch用リアルタイムストラテジーアクション
(ピクミンと呼ばれる小さな生物などに指示を出しつつ、アイテムを回収したり、敵と戦ったりするゲーム)
オンラインプレイ要素:特になし
二人プレイ:あり(後述します)
ざっくりすぎるストーリー解説:
あなたはある宇宙で活動するレスキュー隊の新米隊員。救難信号を受けたため、仲間たちとある惑星へ行ったところ、そこには「ピクミン」と呼ばれる謎の生物が沢山いました。あなたは救助犬の「オッチン」やピクミンと共に、二重遭難した他の隊員たち、そして遭難のきっかけとなったキャプテン・オリマーを救うために行動を開始することになります。
補足1:
2001年に発売されたゲーム「ピクミン」シリーズの作品。当時は「引っこ抜かれて、集まって、飛ばされて、で~も~ 私た~ち愛してくれとは言わないよ」という、のんびりしたメロディと歌声に反する刺激的な歌詞で知られるCMソング「愛のうた(ストロベリー・フラワー)」で、テレビゲームをしない層にもかなり認知された作品だと思います。
補足2:
名前に「4」なんてついている通り、シリーズ作品(ナンバリングタイトル)です。ピクミン4の主人公が助けようとしているキャラクター「キャプテン・オリマー」は、「ピクミン」「ピクミン2」の主人公であり、「ピクミン3」にも登場し、なんなら任天堂キャラ大乱闘なバトルゲームにも登場している有名人物です。が、「ピクミン4」をやれば彼の人となりやその活躍っぷりはおおよそ分かるので、無理に前作をプレイする必要はありません。
我が家の結論:全部クリアはまだ厳しい
当時の小学1年生、途中まで遊べました。
このゲームのジャンルは「リアルタイムストラテジー」。
具体的には、
・ゲーム内の時間が常に流れ続ける(リアルタイム)
・プレイヤーは指揮官の立場に立って、色んなキャラクターに行動指示を出す(ストラテジー)
というものです。
ピクミンたちは可愛いのですが、上手に進めようと思うと、全体を把握しながら進めていく必要があります。
【例えばこんな感じ】
①こっちの”オタカラ”を運んでもらうために、5匹のピクミンに行ってもらって運び始める。
②ルートを確保するためにブロックを崩すといいことに気がつき、ピクミン10匹に行ってもらってブロックの破壊を開始する。
③最初に運び出した①グループが”オタカラ”を運び終え、宇宙船近くで待機状態に入ったので、呼び戻しに走る。
④その途中、地中に潜んでいた敵が現れた!襲われて大変なことになる。
⑤そうこうしていたらゲーム内時間が進んで夕方になってしまった。このままでは②のピクミンたちが危険なので呼び戻しに行く。
…という感じで、色んなことが同時進行で発生します(この例えはめちゃくちゃ簡単なケースです)。
もちろん、なんでもかんでもマルチタスクに効率よく進めなくても大丈夫。
特にピクミン4はそのような制限が特にないので、安心して一つ一つ進められます。
※初代ピクミンはゲーム内において「一定日数以内に目的を達成しないとアウト」だったのできつかったです。
ただ、ゲームが進むにつれて敵が強くなり、仕掛けも難しくなるものなので、我が子は途中でギブアップしました。
たぶん、ステージ3くらいだったかな?
二人プレイで楽しめる① 主プレイヤーの母を助けるために全力
じゃあ小学生では楽しめないか…というとそんなことは全然なくて。
メインストーリーは私(母)となり、二人(マルチ)プレイで参加してました。
このピクミン4では「Joy-Conのおすそわけ」による2人協力プレイが可能なんです。
しかも、プレイヤー2の方は画面内のキャラクターとして登場せず、
『画面外から石を投げつけたり、入手したアイテムを使ったりできる』
というもの。
ピクミン4のメインストーリーでは完全サポート役で参加できます。
敵に襲われることもないし、難しい操作もありません。
※不適切な言い方かもしれませんが、「その場に居なくても困らない立ち位置で、メインプレイヤーの邪魔にならない」ので、兄弟姉妹などでやっても安心かと思います(どっちがメインでやるか論争は除きます)。
※ちなみに「おすそわけと言えば、もう一人キャラクターが登場して操作できるものだ」と思いこんでいた私は、「画面外から!?」と驚かされました。
我が子も、「敵に追われてヤバい!」となっている母に対し、「今、たすける!!!」と言いながら石を投げまくってくれていました。
終盤はかなり難易度が高いので、石ぶつけてピクミンたちの運びをサポートするとか、敵に投げつけて邪魔をするとか、どうしてなかなか、助かりました。
一緒に遊べている感じもよかったですね。おいて行っちゃって泣かれるとかもないし。
二人プレイで楽しめる② ダンドリバトル
それから、「ダンドリバトル」というサブゲームでも二人で遊べます。
こちらは2人両方ともに画面内のプレイヤーを動かして、時に相手を妨害するなどしつつ、
制限時間内に、敵を倒したりアイテムを運んだりしてポイントを稼いで、最終ポイントが高かった方が勝ちというサブゲームです。
ガチンコ勝負にもなりがちですが、かなり大きなハンデ設定もできるので、実力に見合った設定ができるとそこそこいい勝負になります。
ちなみに対人バトルだけでなく、一人でNPC(ゲーム内のキャラクター)と戦うこともできます。
本気で高得点を狙う場合は、かなりのテキパキしたプレイが不可欠です。タイムアタックなどのやりこみも手軽にできます。
そして、
ダンドリとは、順序立てて効率よく作業することである。
日常生活においても、ダンドリよくしておくのがいい。
というピクミン4内に出てくるTipsの一文がありますが、「段取り」って言葉を子どもにすり込めるのもいいですね。
「段取りよくやれば、遊ぶ時間が増えるよ!」的なね。
実践できるかはともかく。
ピクミン可愛い
そして、どうでもいいことを声を大にして一言いわせてください。
「でも私たち愛してくれとはいわないよ」
あのですね?
ピクミン、可愛くて、大事ですけど?!
「ウンショウンショ」「ウーンウーン」みたいな声を出して、えっちらおっちらとアイテムを運んでくれるんですよ。
ピクミンを捕食するような敵がいたり、炎やら水やらに阻まれてたりする危険なフィールドを、力あわせて頑張ってくれる。
ピクミンは! 無償で! けなげに!
桃太郎ですら、犬・猿・キジにキビ団子をあげたのに!
そんなピクミンを愛さないわけがないんです。
いっぱい引っこ抜いて沢山のピクミンたちとオッチンに乗ってさ。
野をこえ、山をこえ、洞窟に潜り、色んなところをとっとこ走って。
うっかり地中から飛び出てきた敵に食われたり、
待ち構えていたボスに大量にやられたり。
夜になって宇宙船で脱出するまでに、取りこぼしたピクミンを見つけきれず、
置いて行かれたピクミンが……迫ってくる敵に……
……。
そして、最初は「やだやだやだやめて!」って言いながらゲームを巻き戻したりもしますが、
そのうち「必要な犠牲だな…」って顔で進めていく自分自身の冷酷さを知るゲームです。(下手なだけだろ)
いつか一匹も失わずにクリアしたい。
以上、ゲーム好きな大人の一言でした。
なお、この夕方(ゲーム内の制限時間)の脱出時に『ピクミン取りこぼしミス』が発生した場合、我が子は速攻でロードします。
買っておいて損はないかと!
実は私、ピクミンシリーズをしっかり遊んだのはこれが初めてなんですが、大変面白かったです。
旧作(ピクミン1,2,3)の問題点とかをしっかり分析して、対処方法を考えて作られている感じが凄くします。
『ピクミン』の不時着した惑星から脱出するために、30日以内に任務を遂行しないと空気がなくなってしまう。
といった焦燥感は、たぶん、うちの子には厳しかったと思います。独りぼっちなのも苦手だし。
また、ピクミン4は進めていくにつれ、助け出した人たちが集ってわいわい賑わっていくのも非常に良かったですね。
小学1年生にはちょっと操作が難しくて、ストーリークリアはできておりませんが十分に楽しめるかと。
序盤のステージは難易度が低いですし。
ハンデをつけてのダンドリバトルも楽しいです。
そして子どもはどんどん成長していくので、今できなくても、そのうちさくさくプレイできるようになるかもしれません。
なので、とりあえずゲーム好きなご家庭にはぜひどうぞ、な一作です。


