『Pokémon LEGENDS Z-A(ポケモン レジェンズ ゼットエー)』
「このゲームは〇歳がクリアできるんでしょうか?」という疑問に、ちょっとでも役立てばと思って残す記録です。
私:「ゲームは1日6時間、私はゲームで賢くなったんだ」と主張しているゲーム脳。そのくせ、子どものゲーム制限について日々頭を悩ませている。
子:外遊びも、ゲームも大好き。読書も好きなので、文章を読む力はそこそこあると思われます。
子のプレイ時期:小学2年生。「ティアキン」「スプラ」「ポケモンSV」「マイクラ」「あつ森」「マリパ」はプレイ可能なところから開始。
ゲーム情報まとめ
ゲーム名:Pokémon LEGENDS Z-A(ポケモン レジェンズ ゼットエー)
通称:ゼットエー(ZA)
発売開始:2025年10月16日
ジャンル:Nintendo Switch/Switch2用 アクション/ロールプレイング/アドベンチャー
(アクション要素の強いポケモンバトル、様々なトラブルや人のお願いごとを解決しながらストーリーが進んでいく)
ざっくりすぎるストーリー解説:
不思議な生き物「ポケモン」が存在する世界の中に存在する、カロス地方一の大都市ミアレシティ。
ミアレシティに観光客としてやってきたアナタは、不思議な縁に導かれて、ポケモンと一緒に様々な事件を解決することになります。
補足1:
ポケットモンスターのシリーズの一つ。過去の作品(ポケットモンスターX・Y)で登場した一つの都市を舞台にしています。
過去の作品のキャラクターもがっつりと登場しますが、何も知らなくても全く問題ありません。
※なお私はほぼ忘れていました。悲しい。XYは2013年発売とはいえね…。
補足2:
ただし!親がやっていたポケットモンスターシリーズとは、ゲームジャンルがかなり違う点には注意が必要です。
何が違うって、「ZAはアクション要素が強め」ということ。
「子どもがZAを欲しがっているんだよね~」
「自分も子どもの時にやってたなあ」
という方はちょいご注意を。
この『ZA』はアクション要素が強めです。
元々のポケモンシリーズはターン制バトル。
自分が操作するプレイヤー(主人公)は、バトル中、自分のポケモンに行動の指示を出します。
この時、ぽちっと押すまでゲームは進みません。
つまり焦らなくていいのです。困ったら調べる時間があります。親兄弟に「どうしよ!」って言ってもOK。
頑張ってくれるのはポケモンで、プレイヤーに危険が迫ることもありません。
赤緑、金銀、XY、最新版でいえばスカーレット・バイオレット(SV)もこちらのタイプです。
一方、この『ZA』は途中で生まれた「ポケットモンスター」の「レジェンズシリーズ」と呼ばれる派生シリーズです。
※だからタイトルにも「ポケットモンスター レジェンズ Z-A」なわけですね。
このレジェンズシリーズは
・ぼーっとしていたら相手がどんどん攻撃してくるので、こちらが慌てていたりすると、すぐにやられてしまう。
・操作するプレイヤーもポケモンの攻撃が当たるので、移動や回避をしないといけない。
というアクション要素があります。
特にちっちゃい子や、ゲームに全く慣れていない子には、最初は少し難しいかもと思ったのが、
「相手のポケモンを注力した状態を保ち(左手でZLボタンを押し続け)、技を繰り出す(右手でA/B/X/Yボタンを押す)」
というところでしょうか。
このシステムに慣れるまでがちょっと大変そう。
でも、大丈夫!
楽しめる子なら、すぐ慣れます!!
ただし、バトルこわいよ~ってなってしまうお子さんにはちょっと厳しいかも。
これは好みとか、相性の問題だと思います。
パズルゲーム大好きな人、レースゲーム大好きな人、どっちもゲーム好きではあるけれど…という感じで。
子どもにやさしいのは、負けてしまったペナルティも恐らくほぼない
ポケモンシリーズにおいてポケモンバトルをした時、自分のポケモンたちが全員戦う気力をなくした(画面上のヒットポイントが0になった)場合、敗北が確定します。
SVなどの正統シリーズだと、この時、特別なケースを除いて基本的に、
「めのまえが まっくらになった!」
あるいは
「めのまえが まっしろになった!」
という文章と共に画面が黒or白に染まってしまった後、所持金の半分を失います。
※詳細は作品によって異なりますが、「トレーナーバトルだと相手に賞金を支払った」「野生のポケモンバトルだと慌てて落っことした」らしいです。
で、また頑張りましょう、みたいな流れになります。
一方、レジェンズシリーズでは所持金がなくなりません。
大抵の場合は「頑張って鍛えなおそう!」みたいなメッセージが出るだけ。
※特定のタイミングでは、アイテムなどを失うこともあります。
また、ボスのような強い相手とのバトル中の場合、特にペナルティもなく、即座に再戦可能なだけでなく、
「負ける直前までのボスのヒットポイントを引き継ぐ」ということも選べます。
つまり、
バトル一回目→ボスのヒットポイント100から50まで減らしたところで巻けた。
引き継いでバトル二回目→ボスのヒットポイント50の状態からやり直し。
という感じです。
我が子や、我が子の同級生(小学2年生)も慣れてどんどん進めつつ、割とぼこぼこにやられているようですが、
こういう仕組みになっているから、投げ出さずに進められているようです。
結論としては、小学生も十分楽しめると思います
まず、繰り返しになりますが、アクション要素がお好きかどうかが重要かと。
他のアクション要素の強いゲームの体験版とか遊んでみてチェックしてみるといいかも。
※あるいはお子さんに説明して「それでもいいよ!」というなら大丈夫かな…。頑張ってプレイしてね、と。
「よく分からないけれど、ポケモンってものに興味がある」という雰囲気だったら、
現時点(2025年)で最新作の正統最新作である、
『ポケットモンスター スカーレット バイオレット(通称SV)』
の方がいいかもしれません。ターン制バトルだし、焦らずじっくり強くなれます。
また、ゲームジャンル以外のポイントとしてあげられるのが、雰囲気。
ZAは『ミアレシティ』という、フランスのパリのような雰囲気の、壁に囲まれた円形の大都市が舞台です。
街の外に出ることはできないので、見知らぬ土地を進んでいくような冒険感は薄め。
広大なフィールドをポケモンたちと冒険する雰囲気がお好きなら、SVの方がいいと思います。
また、バトル要素も苦手かもしれない、ポケモンたちと楽しくおうち作りができるという、
『ぽこ あ ポケモン』
を待った方がもっといいかもです。
ポケモンたちと協力して穏やかに過ごせる、「あつまれ どうぶつの森」的な可愛いゲームです。
こちらは発売が2026年3月なので楽しみですね。
※『ぽこあポケモン』はNintendo Switch2専用ソフトです。Switchでは遊べません。
しかし、アクション要素やバトル要素の強いゲームがお好きなら、ZAは楽しめると思いますよ!
Pokémon LEGENDS Z-A Nintendo Switch 2 Edition(ポケモン レジェンズ ゼットエー) -Switch2
※Switch2専用版。画質とか速度とかいい感じなんでしょうねえ。いずれ買うぞ。





