自分がお箸をもてないくせにね…
自分ができないことを子どもに強制するなんてずるい!と頭の片隅で思いつつ、なんとか我が子が正しいお箸の持ち方をできるように苦心している者でございます。自分ができてないのにねえ…。
言い訳というか実親のフォローとして添えておきますと、幼児期の私はとにかく食が細く食べることが嫌いで、毎度うなだれたまま食卓につくような子どもだったので、「とにかく食べられるだけ食べてね」と思われて育ったのが大きいと思います。後、不器用だったのも良くなかった気がします。
大人になってもなかなか直せていないのは、ひとえに私の怠慢です。
2歳ごろ、エジソンのおはし導入
さて、子どもがお箸を正しく持てるようになるアイテムで知られる『エジソンのおはし』。
「補助つきのお箸といえばこれ」というような知名度があるんじゃないかと思いますが、その一方で、「持ち方に変なクセがついてしまう」というデメリットも耳にします。
我が家もどうしようかなあと思いつつ、子どもがお箸を持ちたがったタイミングで最初に買いました。2歳代だったと思います。
導入直後、とても快適そうに使いこなしておりました。大人と同じようなものを持ちたがる時期だったことが一番大きかったかと思います。
3歳半ごろ、持ち方が乱れる
ところが、3歳半ばころから間違った持ち方をするようになりました。
本来であれば、親指・人差し指・中指をリングに通して持ちますが、なぜだか親指・中指・薬指をいれてしまう。
こうもつんだよ~と説明して直しても、その後で本人が持とうとすると、おかしい持ち方になる。
あるいは補助のない薬指がなんだか奇妙な位置にきてしまう。
食事中に何度も何度も、食べる手を止めて説明するのは大変だし、「自分はなんでもできる」と思っている3歳児にとってもストレスになるだろうし。
ということで新しいお箸に切り替えてみました。
「ののじ」のおはしを導入
我が家で選んだのはこちら。
補助具の取り外しができるので、段階に合わせて補助のレベルを変えられます。普通のおはしとしても、長く使えるのがありがたいです。
反対に言えば、いつでもとれるので「きょうは、ほじょいらない」「やっぱりつける」などと言われると、若干ざわつきますね。
その後、「ののじ」の持ち方はおおよそキレイな形に収まりました。「エジソン」に切り替えると、二回に一度はおかしな持ち方をしてしまいがちなので、我が子には合っていないと考えた方がいいのか。
ただ、当人もエジソンのはしが好きなようなので、サブおはしとして、本人の希望でたまに使っています。そもそも遊び疲れている日などは、はし・スプーン・フォークのどれを持っても「ひっどい…」と思わず笑ってしまう持ち方をしだすので、たまに乱れるくらいになったなら上々かなと思います。
余談になりますが、エジソンのスプーンとフォークについては、とても使いやすいので是非おすすめです。フチにのこったヨーグルトを取るとかがとても楽ちんです。大人もこれにしたいと思うくらい。見た目もシンプルなので、キャラものを優先されると厳しいですが、「とりあえずスプーンとフォークが必要」となった時、おススメしたいです。
※キャラものがないと思っていたら、こんな可愛いのもあるなんて…