ゲームマーケット2024秋 個人的に気になるゲームまとめ

ボードゲーム愛好

きたる11月16日、17の両日にわたって年に2回のビッグイベント秋の部となる、2024年ゲームマーケット秋が開催されます。今回は会場が幕張メッセになりました。幕張といえばウェザーニュースチャンネル、QVC、千葉ロッテマリーンズですが、皆さまは何を思い浮かべられるでしょうか。

さておき、ゲームマーケットに先立ちまして、今回もTable Games in the Worldさまより「注目の新作ボードゲーム」投票参加のお誘いを頂戴いたしました。毎度身に余るありがたいことでございます。

そこで今回も取り急ぎ、個人的にこれは手元に置いておけると嬉しいという作品をピックアップしてまとめ、投票させていただきました。投票した作品は、おおむねゲームマーケット公式ページとX(旧Twitter)よりの情報収集から選出しております。ただし、ガチ要素は薄めで、見た目と説明の第一印象ならびに自分の保有するゲーム群との比較をしたうえで、主観的に魅力を感じたものを選択しました。

今回も、当奉行所のプレイ環境においてあまり出番の想像できないもの(大喜利などのワードゲーム、トーク系、マーダーミステリーなど)や、個人的に現状において「このシステムのマスターピースはこれ」と感じるゲームを保有している、あるいは保有数が過剰になっていると考えるシステムのゲームは、原則として評価を割り引いております。

ひとえに当方の視点・視野・視座による選出であること、加えて五月雨式に降ってくる情報の雨を追い切れてはおらず、抜けや見逃しの部分もありますので、決して完璧な判断の下の選択とは申せませんが、一ゲームファンのゲムマ前感想としてお読みいただき、何らかの情報共有につながることがあれば幸いです。

なお、各出展者様につきましては、文中敬称略とさせていただいておりますので、ご了承くださいませ。

*印は重い順に「欲しい度合い」を示しております。

◎ベア・ハンター(マーチヘアゲームズ 土-M01)

うさぎテーマのゲーム製作に大きな特徴のあるサークルさん。今回はうさぎとクマが激闘を繰り広げるという協力ゲームで、“確率計算系ギリギリ協力ダイスロールゲーム”という名称からは白熱必至のイメージが伝わる。

○戦国トルネード(サザンクロスゲームズ 両-H01)

『エイジ・オブ』シリーズでおなじみ。今回は『三国タイフーン』姉妹作品として日本・戦国時代テーマのゲームを発表。常に高いゲーム性が担保されてる作品を出されているので、安心して手に取りやすい。なにより、デザイナーさんは歴史に造詣が深く、テーマとゲームシステムを上手く融合させてくれているという期待感が持てる。

▲クイズすごろくかぶーる(ボードゲームショップあそびば 両-Q16)

クイズとすごろくの融合体。クイズ回答の部分で駆け引きが生じ、うまく回答の中身を調整して人と被らないようにしないとすごろく部分の旨味が出ない…と面白い調整。イラストが土井孝幸さんということで、ジャンプ放送局世代は買い目から外せないか。

△コスモロイル(SoLunerG 両-J16)

代表作『フォグサイト』のイメージから変わり身で、今回は開封後すぐに遊べるライトユーザー向け作品である模様。その中でもルールが変化し、飽きさせない工夫がなされているようだ。

△ダイス・ディライブ(ナイアガラゲームズ 土-L23)

ゲームの箱にまず一見の価値あり、見た目が非常にリッチなすごろく。だが単純なすごろくには留まらず、思考するほど奥深さを味わえるようなゲームらしい。

△バロニズモ(くじらだま 両-J17)

カードの並びは逆『ペンギンパーティ』? あるいは『水滸伝マラソン』?な協力ゲーム。1~3人向けという少人数対応なところも面白い。

△モンスター・スリーサム(をしだや 土-R11)

お手軽ルールながら定番として長く楽しめるポテンシャルを持つゲームを発表している、ワンコインゲームの雄。今回は簡易『バトルライン』 的な…そんなゲーム?

☆エイリアンG(ビーランバー 両-I19)

家に1人でいると急に目が合う黒くてカサカサ動く憎いあん畜生がテーマのゲーム。確実に人を選ぶが、超!!エキサイティン!!なシステムの雰囲気から今回特注の印を。絶対にシュートされたくないけど。

以上となります。
大手メーカー、ショップさまも魅力的なゲームの発売を発信しておりますので、大変楽しいゲームマーケットとなるのは確定的に明らかなのではないでしょうか。ゲーマーの皆様におかれましては楽しみ過ぎて情報収集のし過ぎで寝不足とか眼精疲労とか肩こりとかになって体調を崩されませぬよう、当日まで健康第一にお過ごしください。