シルバー&ゴールド『Silver&Gold』を開けてみた
60枚のカードはすべて、おもて面のみが付属のペンで書いて消せるようになっています。うら面には書かないように気をつけてください。
(付属説明書より)
プレイ人数:2-4人
プレイ時間:20分
対象年齢:8歳以上
カードに書いて、消して
『シルバー&ゴールド』は、ドイツのニュルンベルガー・シュピール・カルテン出版から2019年のニュルンベルグ玩具メッセで発表され、発売されたカードゲームです。デザイナーはフィル・ウォーカー‐ハーディング氏。『考古学カードゲーム』『カカオ』『イムホテプ』『クマ牧場』『ギズモス』など、秀作を続々と世に送り出しているデザイナーさんですね。当ブログでレビューした『スシゴー!』もそうでした。また、多くのタイトルが日本語化されているので、手に入れやすいですね。
さて、当奉行所では『シルバー&ゴールド』、ゲームマーケット2019春のゲームストア・バネストブースで購入してきたのですが、買った理由が「箱のサイズがなんか魅力的だった」だかなんだかだったように記憶しているのですが、SNSで「面白い」という評価をチラッと見掛けたのが、最終的な決断理由だったかと思います。それでは開封して中身を見てみましょう。
巨大なコインを背景に、夜の海に浮かぶヤシの木だけの島。幻想的。
ドイツ語がびっしり。箱のサイズは約17.5×11.5×2cm。なんか新書的なサイズです。
説明書とカード、そしてペンが入っています。
地図を埋めていく探検カード。8枚入っています。
左がスコアカード。各プレイヤーは得点を記入します。右はラウンドカード。
宝の地図カード。勝利点の異なる4色のカードが入っています。カードサイズは約53×83㎝くらい。
ゲーム前雑感
フレーバーが超薄い!という第一印象です。どうやら宝を探すため、探検して宝の地図を埋めていく…的なことだと思いますが、カードはほとんどパズルパーツが描かれているのみ。なんかこうアクの強い海賊とか海賊船とか一獲千金を夢見る若者とか埋蔵金発掘を目指すテレビクルーみたいなのは一切影も形もありません。そして紙ペンゲームは昨今の流行りだったように思いますが、メモパッドではなくカードに直接書き込むゲームを遊ぶ日がやってくるとは。そんな訳で、普段やらないゲームに出会った感が色々と強いですが、さっそくいつもの2人プレイで遊んでみたいと思います。
続きはこちら:Silver&Golde ボードゲームプレイ感想編