『ラビリンス』を遊んでみた
動く迷路で宝探し
(箱表より)
プレイ人数:1-4人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:20-30分
ループする不思議なダンジョンへようこそ
ラベンスバーガ―社の『ラビリンス』は、マックス・J・コバート氏がデザインし、1986年に発売された古典的名作ボードゲームです。日本ではカワダの取り扱いで販売されているため、わりと玩具屋さんなどで見かけることが多いかもしれません。発売年が40年近く前ということで、さすがに現代のゲームと比較すると、ちょっと…という部分があるのではないかと構えてしまいがちですが、これが面白さの部分がダイレクトに伝わってくる、まさにベストセラーゲームとはかくあるべし、ロングセラー恐るべし、というゲームでした。ということで、今回ご紹介していきたいと思います。まずは開封から。
横にデカいですね。イラストは現代的とは言えない、ファミコンよりも前のパソコンゲームのパッケージとかにありそうなデザインです。
なんとなくどうやって遊ぶのか、イメージが伝わってくる説明書きがあって、買う前にも安心。箱のサイズは約37×27×5cm。薄いですが、シンプルにデカいです。
二つ折りゲームボードの下に、内容物が収まっています。説明書はシンプルに白黒印刷。
これがランダムに配置されることによって、毎回のラビリンスが形作られます。
宝物・生き物カード。ちょっと柔い材質ですね。
木製コマ。プレイヤーの現在位置を示します。
プレイ前雑感
正直に申し上げますと、見た目の古めかしいイメージからあまり食指が動かなかったゲームです。ですが、こういった2000年代に入る前のボードゲームは、ゲームをプレイした時に、すぐにキモである面白い部分を楽しめるため、ゲームを始めたばかりのお子様や、ゲーム慣れしていない方、ライトゲーマーの方のウケが抜群にいいです。
やはり古くても現代まで生き残っているゲームというのは、それだけのポテンシャルがあるんだなということを、最近体感し、気づかされるようになりました。そんな訳で、今でも手軽に手に入る古典的名作を遊ぶケースが増えてきた中で手にした作品のひとつが、今回の『ラビリンス』です。首尾よく迷宮で目標を達成することができるでしょうか。具体的なゲームの遊び方を見ていきましょう。