育児ひとりごつ◆電動鼻吸い器はいつ買うとよいか

結論:我が家では1歳のころに買ってよかったです

電動鼻吸い器、こどもの鼻風邪対策にいいよ!

…という話はもはや言うまでもないかと思います。
例えば。

個人的に、妊娠時からいつもお世話になっていたハル先生のブログとか。
https://halproject01.blogspot.com/2017/02/blog-post.html

アレルギー専門医のほむほむ先生の記事とか。
https://pediatric-allergy.com/2020/08/28/nasal-aspiration/

ということで、「鼻吸い器はこどもの鼻水対処に便利だから、導入してみるとよいかも」という話は、以上終了。

なんですが。
自分のことを振り返ってみて、自分の備忘録的にちょっと残しておきたくなりましたので、以下続きます。ご興味がおありの方はこの先へどうぞ。

スポンサーリンク

電動鼻吸い器って、子どもが泣くから使いづらいよ問題

電動鼻吸い器。

鼻の奥に残る鼻水を吸い出す強力な味方ですが。
使い勝手がいいかと言えば、個人的には、なかなか微妙だと思っています。

スイッチを入れた途端、本体から鳴り響く、ぶぶぶぶぶと低い稼働音。
音に反応したのか嫌がって逃げようとする我が子。
確保して、鼻にチューブを突っ込む。
ずごご…ずごごご…と吸い出される鼻水。
泣いて嫌がりどうにか逃れようとする我が子。
施術のために体を押さえつけねばならない親の悲しみ。

「そこまで無理やり鼻を吸わなくてもいいんじゃないか」
「泣いちゃって可哀想」
「赤ちゃんだからやりたくない」

という意見、私自身は何人かのママから聞いたことがあります。
あと、ジジババからも言われました。

分かります。
私自身も、買う前はまだいいかな…と思っていました。

まだ何も分からない赤ちゃんに使うのは、微妙に抵抗がある。
大きくなれば治療の一環として、自分でチューブをそっと差し込めるようになるのでは。
その頃でよいのでは。

と思っていたのですが、我が家で購入に踏み切ったかと言うと、身内の一言でした。

「あれは、赤ちゃんの頃こそ使えると思う。うちの子は大きくなったら全力で拒否して、全然使えなかった」

色々と腑に落ちて、それならばと買ってみましたのがメルシーポットです。

本格的に風邪をひくようになって使い始めたのが1歳過ぎ。
鼻水がたまってしまって眠れず、せき込んで起きるような日も増えて、大活躍しました。
もちろん嫌だと泣いてしまうけれど、私一人でも処置できていました。
(ちなみに夫は耳鼻科での鼻吸いが欠かせないこどもだったそうで、吸われる感覚が嫌だというのはよく分かるとのことで、我が子に処置するのがとても苦手です)

が、年齢が上がるにつれて抵抗が過激に。4歳ごろからは、もう押さえつけるのが不可能になりました。
しかも毎月、熱→鼻水たまに咳が残り、一週間丸々と休むような時期だったので、それはもう困りました。本人が可哀想なのももちろん、とにかく親の方も順番に風邪をひくので。

「いやなのは分かるけれど、鼻水そのままはよくない!」「ばい菌がたまっちゃう!」「鼻をかまないと!」「頑張って鼻かんで!」
といった説明を繰り返していたら、偶然、大泣きをして鼻水がふきだしたことがきっかけで、そこからうまく鼻がかめるようになりました。

鼻がうまくかめない頃は、HAL先生のブログとか、森戸やすみ先生の記事にある、「鼻の下にティッシュやガーゼをあてて、回転させるor下にひく技」もよく使っていました。
が、本人の主張によると「鼻水がずるずる出ていく感覚がいや」らしく逃げがちなので、自力で鼻をかめるようになって助かりました。とにかく風邪ひきまくっていたので…。

ということで、鼻吸い器が全力稼働していたのはほんとうに1~3歳前の2年間のこと。

我が家においては「赤ちゃんの頃の方が使える」で大正解。早めの導入をしておいてよかったなと強く思います。

すっかり封印された鼻吸い器。ただ、アレルギー体質疑惑があるので、今後、小学生以上になってからできるかもしれないと思って、そっと保管してあります。使わない体質になってくれれば御の字なんですが、もしもその時が来てしまったら、宜しくお願い申し上げますメルシーポットさま。