九九ジャン(ボードゲームプレイ感想編)

ボードゲーム愛好

『九九ジャン』を遊んでみた

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【登場人物】

奉行藩の決裁担当。好きな九九は?「八八=六十四。はちはちじゃなくて、はっぱ、と読むところがツボ」

与力藩の買掛担当。好きな九九は?「五九=四十五、そこまでいくと九九を半分暗誦した折り返し地点的」

人生、9勝6敗でいいんだ

奉行九九ね。小学校で暗誦させられるアレだね。

与力そうです。それをゲームにしたというのが『九九ジャン』です。

奉行知育×ボードゲームって考えると、非常に直球な組み合わせともいえるな。

与力九九が分かれば遊べるよってことで、さっそく遊んでみましょうか。

ゲームを始めるには、まずカードスタンドを各プレイヤーに1本ずつ配ります。カードをよく混ぜたら、場の中央に山札を作ります。そこから1人4枚ずつカードを引き、他プレイヤーに見えないよう、手元のカードスタンドに立てておきます。スタートプレイヤーからゲーム開始です。

九九ジャン
シンプルスタート

奉行ふむ。これは山札はいくつかに分けた方がよさそう?

与力厚みが有るので、不安定になるようならば分けた方がよいかもしれません。

奉行よし、スタートプレイヤーの決め方は…。

与力特に指定は無いので、最近、九九を暗誦した人とかでいいかもしれないですね。

不調こそ我が実力

与力それでゲームなんですが、とても簡単です。手番プレイヤーは、山札からカードを1枚取り、いらない1枚を捨てます。捨て札は、自分の前に表向きにして置いておきます。

奉行ほぼ麻雀と同じ流れだな。

与力はい、じゃあいらないカードってなんだよ、となる訳ですね。いま、お手元に4枚の数字が書かれたカードが有ると思うのですが。

奉行あるな。

4枚のカード。この数字を揃えていく。

与力それらと「5枚目」のカードを九九のいずれかの段の数字で揃えたら、「九九ジャン」と宣言して上がり、となります。

奉行おお、簡単。

与力はい。九九ジャンを宣言する上では、まず、手元の4枚を揃えます。その上で2つのパターンが考えられます。

揃った。テンパイ。何の段待ちだ?

①自分で引く

奉行ツモだな。

与力まあ、そうです。先ほど説明した通り、手番のプレイヤーは、「山札から1枚カードを取り、1枚を捨てる」アクションのみを行っていくわけですが、これで山札からカードを引いてきた時に、手札にある4枚と合わせて同じ段の数字になっていれば、「九九ジャン」です。

奉行ふむ、簡単。

これで九九ジャン。

②他のプレイヤーが捨てたカードをもらう

奉行ロンか。

与力です。誰かが捨てたカードで5枚揃う場合には、欲しいカードが捨てられたタイミングで「九九ジャン」を宣言してください。

奉行ふむ。ということは、当然最新の捨て札しか狙えない訳だな?

与力はい。捨てるために出してすぐのカードでしか、「九九ジャン」は宣言できません。

奉行他プレイヤーの手も注視しておく、だな。

こういうパターン(捨て札列は他プレイヤーのものとして見てください)。

与力1回の「九九ジャン」を1点として、3点もしくは5点先取したプレイヤーが、勝者となります。頑張りましょう。

奉行3点か5点か、勝利条件は開始前に決めておこうな。

『九九ジャン』【ここがイカス!】

奉行手札を1つの段で揃える。分かりやすいね。

与力手番にやることは、手札を取って入れて出す、だけですもんね。

奉行そんな江頭2時50分のギャグみたいな…。で、知育的な観点で言うと、どの数字をキープすると待ちやすいか?ってことが自然と考えられるのかなあ。

与力ほほう。

奉行ほら、16とかなら2、4、8の段で待てるじゃん。そういうのを持っておく方が、5とか持ってるよりは良さそうかな?ってのに、遊んでいるうちに気づくんじゃないかねえ。

与力九九の重複部分の重要性ですね。

奉行だから、間違いなく九九を考える力はつくと思うし、ゲーム慣れするってことは、九九を使いこなせるようになるってことにもなるんじゃない?

与力ブランドコンセプトは伊達ではないという訳ですね。

奉行後、麻雀っぽさが、ゲーム的中毒性の向上に一役買っているように思われるよね。単純に、遊んでいて楽しいよ。ボードゲームそのものに慣れていない大人もすぐ楽しめると思う。

『九九ジャン』【ここはちょっと…】

奉行ポンやチーがなく、手札を引いて揃えるしかないから、運要素が大分強めだなあ。捨て配取りたい!

与力ライトなゲームなので、このくらい運に振れている方が遊びやすいとも思いますが。

奉行うん、それは間違いない。考えを巡らせずとも、淡々と自分の手を作っていたら「あら?」と揃うので、十分楽しめるのがこのゲームの良いところだ。

与力お奉行の問題でした、ということで他にありますか?

奉行うーん。今更ものすごく当たり前の話だが、九九が分からんと遊べない訳だな。

与力年齢的なものですかね。公式の対象年齢は6歳からということになっておりますが、どうでしょう?

奉行調べてみたら、学校で九九を習うのは小学二年生の秋頃(おおよそ8歳)だそうだな。だが、子どもの頭は柔軟だし、九九を覚えるきっかけにもなるしなあ。「頑張ったら九九を言える/考えられるかどうか」が楽しめる判断基準じゃないかな。

与力なるほど。ストレスにならない程度に九九が出てくるといいですね。せっかく揃えたのに「それ違うよ、できてないよ」ばかりだと辛いでしょう。

奉行あとはその……勝ちを狙うなら、他人と同じ段では待ちたくないじゃない?

与力それはその通りです。

奉行そのためには他人の捨て札を見て、とっさにどの段ならいけそうか、柔軟に考えられるかどうか……そういう発想に早くたどり着けると、よりゲームを楽しめるようになるんだろうな。

与力ゲームへの集中力も同時に養われますかね。

奉行あとは今回2人で遊んでいるが、4人だとどうなるんだろうな。案外手札を整えている間に流局とか起きないもんなのかな?

与力どうなんでしょうね。そのうち遊ぶ機会があれば、やってみましょう。

役が分かりやすいのは大変よいです。

奉行役の暗記とか得点計算とかないからな。

与力麻雀的ゲームの導入としても、遊びやすいですね。