ラッキーナンバー デラックス&アクセス(ボードゲームプレイ感想編)

ボードゲーム愛好

『ラッキーナンバー デラックス&アクセス』を遊んでみた

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【登場人物】

奉行藩の決裁担当。思い出深い数字と言えば?「結局1192なの?1185なの?」

与力藩の買掛担当。思い出深い数字と言えば?「そら334よ」

腹が減るってのは元気な証拠だよ。

奉行デラックス…DXなんちゃらって書かれているよな、子供向けのオモチャだと。

与力あのDXって文字を見ると、「すげぇ!」って思いましたね、小さい頃は。

奉行最近はずっと「DX化の推進」とかって、世間がうるさいけどな。

与力なんかいろんなものの頭に全部「DX」って文字を追加して、ロゴを作ってみたらいいかもしれませんね。

奉行デラックス談義はともかく、ゲームを始めようか。

与力はっ。本ゲームは、2人から5人で遊ぶモードと、1人で遊べるソロモードがございます。ここでは、主に前者を説明してまいりたいと存じます。

ゲームの準備です。ゲームボードを各プレイヤーに1枚ずつ配布します。ボードにはテントウムシがプリントされていますが、これが右下になるように、自分の前に配置します。次に、プレイヤー1人につき1色のクローバータイルをすべて取り、裏向きにしてよく混ぜ、場の中央に置きます。各プレイヤーは、裏向きになっているタイルを4枚ランダムに手元にとり、表にしてボードに並べます。並べる場所は、左上から右下へ斜めに配置されている、金色の枠のスペースです。このとき、タイルは左上から右下へ、小さい番号から大きい番号になるよう並べてください。これで準備は完了です。

ラッキーナンバー デラックス&アクセス
クローバーガーデン

奉行最初の配置には色が関わっておるな。

与力色々と…色だけに。

奉行(無表情)

与力ええと、ただ、クローバーもボードも、色の要素は最初の準備の時以外には一切関係してこないです。ですので、同じ色のクローバーを並べようとか、金色の枠がボーナスで云々、みたいなことは全くないので、もう気にしなくていいですね。

奉行最初の準備をやりやすくするための仕掛けという寸法なのじゃな。

幸せの定義なんて存在しません。

与力まず、ゲームの勝利条件ですが、「自分のボードの全スペースにタイルを置けたら」そのプレイヤーが勝利します。

奉行おお、すごくシンプル。

与力また、誰かがタイルを置ききる前に、場の裏向きに置かれた最後のタイルが引かれたら、そのプレイヤーの手番の最後にゲームは終了となります。この場合は、いちばんボードの空きスペースが少ないプレイヤーが勝者です。同点の場合は、全員が勝ちとなります。

奉行ふむ、優しい世界じゃな。

与力では、ゲーム進行に移りましょう。一番年上のプレイヤーから始めて、時計回りにプレイしていきますよ。

①タイルを取る。

与力基本、プレイヤーが手番でできることは、「タイルを取る」だけです。

奉行分かりやすいのう。

与力一応、取れるタイルには2パターンあります。「裏向き」と「表向き」ですね。

奉行裏向きは初期配置であるが、表向きとは?

与力えっとですね、その辺はタイル配置のルールを合わせて説明します。

②タイルを置く

ラッキーナンバー デラックス&アクセス
タイルを取ってきたが…さて。

与力タイルを取ってきたら、それを自分のボードのスペースに配置します。空きスペースに置いてもいいですし、すでに置かれているタイルと入れ替えて置いても構いません。

奉行ふむふむ。

与力タイルを配置するうえで覚えておかなければならないことは、1つだけ。タイルはボード上で「縦列は上から下、横列は左から右」に向かって、数字が昇順、つまり大きくなっていくように並ばなければいけない、ということです。

奉行ほほお、全部の列でそうならないといけないんだな。

与力左様でございます。ちなみに、小から大へ進むのは、間の数字が空いていても構わないです。

奉行6、7、8とか、連続する数字である必要はないと。

与力はい。で、引いてきたタイルが条件に当てはまらず、「置けない」ケースもでてきます。そうしたときには、そのタイルを表にしたまま、場の中央へ戻すことになります。

奉行ああ、それで表向きのタイルが出てくるのか。で、誰かがいらないタイルも、別の誰かは欲しかったりするから、それを引き取ることがある。それで表向きのタイルを取るというプレイが行われるのだな。

与力左様でございます。また、置けなかった場合以外でもですね…。

ラッキーナンバー デラックス&アクセス
一番大きい20のタイル。

与力この場合、置かれている14のタイルと20のタイルを入れ替えてもいいんじゃないかと判断したとします。そうしたら、タイルを入れ替え、14のタイルを表向きのまま、場の中央へ戻すことになります。このプレイでも、表向きのタイルが出現することになりますね。

ラッキーナンバー デラックス&アクセス
表向きのタイルは、取る時に安心感がある。

奉行ふむう、引きの悪さのみならず、自分のボードの状況を立て直すプレイも、他者を利する行為となり得る訳か。しかし、それでもやらないといけない局面はある訳だな。

与力そうですね。タイル配置時は、ボード上で必ずしも別のタイルと隣接して並べる必要はありません。将来的に「ここにはこの辺の数字が来るだろう…」と期待して置いておくこともできます。

奉行そういうプレイとか、初期配置のタイル次第で、配置ルールに反する状況ができてしまうことがあるから、入れ替え已む無し、ということもあるか。

与力そんな感じです。

ラッキーナンバー デラックス&アクセス
順調に埋まってきたボード。美しい庭は完成するか?

『ラッキーナンバー デラックス&アクセス』【ここがイカス!】

奉行シンプルで分かりやすいですな。

与力定番の誉め言葉ですが、そういう感想になりますよね。

奉行ルール少ないし、見た目に分かりやすいし、プレイも迷わない。特に数字パズル好きなら一発で勘どころはつかめるだろう。

与力どのくらいタイル間の数字を離して配置するか、みたいな部分ですよね。

奉行それを考えつつ、配置ルールも満たしつつ、と考えながらだな。公称プレイ時間が短く、実際にプレイしてみても、4人で30分以内には終わるので、繰り返しトライしやすく、割と何回も遊んでしまうゲームだ。

与力似てるな、と思っていた『コンプレット』と比較すると、いかがです?

奉行アレはずらっと一列に並べるゲームだが、手ゴマが多い分、初期配置がかみ合わないと、そこを整えるのに時間がかかっていたような記憶だな。こちらは複数列の関係はあるが、一列4枚で行けるからか、『コンプレット』よりプレイ感は軽めに感じた。

与力あと、同じ数字は人数分入っているとか、そこら辺のセッティングもプレイしやすさにつながっていることはありますかね。

奉行かもしれんのう。ピンポイントでその数字じゃないと上がれない数列でも、意外といけたりしてたからな。あと、ゲームが華やかかも。庭を作るっていうテーマが乗ったのはよかったかもね。

与力ちなみに、デラックス版を購入してみたというのは、どうでしたか?

奉行棚のスペース問題は置いておくとして…ダブルレイヤーのボードは、やはり遊びやすくていいんじゃないか? タイルの大きさも視認性の良さにつながり、特にボードゲーム経験の少ない層にはキャッチ―に映るようだったしな。点字については…現状、評価のしようはないが、そうした部分に配慮されているゲームは多くはないと思うので、貴重な要素かとは思う。

与力ノーマル版との比較はしてないですけど、どうでしょうかね。

奉行まあ、デラックス版が『月曜から夜ふかし』で、ノーマル版が『スポーツ酒場語り亭』だと思っておけば…。

与力それは違うと思いますねえ!

『ラッキーナンバー デラックス&アクセス』【ここはちょっと…】

奉行小分け袋はもうちょいサイズ大きい方がよかったような。

与力添付の袋ですか?

奉行うむ、タイルの小分け用に付属しているのだが、一色全部詰め込むと、パンパンになってなんか怖い。自分でもうちょい余裕のある袋を用意してもよいかもな。

与力なるほど…。

奉行ゲーム的には、基本自分の手元をいじくりまわす多人数パズルゲームなので、ソロプレイ感が高く、インタラクションは最低限かな? まあそれは良さでもあるが。

与力他人の干渉を受けるのはストレス、という方も少なからずおられますからねえ。

奉行まあそういうゲームがよければ、そういうタイトルを選ぶべきだな。

与力ちなみに、全く言及していないソロプレイですが…。

奉行ああ、ソロプレイはルールブックに書かれたお題をクリアする詰将棋的なゲームであったな。指定回数までのタイル入れ替えによって、配置ルール通りにボード上のタイルを並べなおすという。スマホの海外製ゲームとかにありそう。

与力なるほどですね。

ラッキーナンバー デラックス&アクセス
捨ててはいけない理由は、内箱の底上げ。

奉行お、そうだ。同じ数字が並ぶとなんかある的なことがルールブックに書いてあったな。

与力ああ、選択ルールですね。「同じ数字のタイルが斜めに隣接している状態ができたら、手番を連続して行える」というものです。採用すると、エキサイティングな展開が楽しめるようになるかもしれません。

奉行『コンプレット』であった、連続する数字を並べられたらもう一手番、と同じか。

与力やはり「俺のターン!」が続くのは嬉しいものですからねえ。