クイズすごろくかぶーる(ボードゲームプレイ感想編)

ボードゲーム愛好

『クイズすごろくかぶーる』を遊んでみた

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クイズすごろくかぶーる(ボードゲーム開封編)
【登場人物】

奉行藩の決裁担当。よく被るものといえば?「帽子だなあ」

与力藩の買掛担当。よく被るものといえば?「自転車のヘルメット」

サルデーニャ王国の首相?

奉行土居孝幸さんのイラストかあ。ボードゲームで見るとは思わなかったな。

与力なぜ土居さんがこのゲームのイラストを手掛けることになったのか、そもそものゲーム制作の発端から、こちらのデザイナーズノート(https://asobiba-boardgame.com/designers-note/)にまとまっておりますので、興味がおありの方は是非ご一読いただければと存じます。

奉行わし、『征服王』のプレイヤーで土居さん見たのを覚えておるが、何年前くらいじゃったかのう。(編集注:92~93年にフ〇テレビの深夜帯に放映された番組)

与力『征服王』!! 古すぎて誰も覚えていないのでは!?

奉行「おお、愚かな人間どもよ」で始まるアレ、スパルキアとガイアスの戦いな。すぎやまこういち先生とかも出ておられたなあ…まあよいわ、ゲームを始めよう。

ゲームの準備です。2枚のボードを、プレイヤー全員の手が届くところに置きます。各プレイヤーは、好きなキャラクターコマと、その色に対応するホワイトボード、マーカーを受けとります。コマは、ボードのスタートマスに置いておきます。ねこかぶり大魔王かぶかぶのコマを、すごろくボード上の20のマスに置きます。クイズカードを難易度ごとに分け、それぞれよく混ぜた裏向きに伏せて、山札をつくります。スタートプレイヤーからゲームを開始します。

クイズすごろくかぶーる
だいたい、こんな感じで始まるはずです。

与力さて、このゲームの目的ですが、誰よりも早く自分のコマをゴールマスに到達させることです。

奉行さすがはすごろく、明快なルールだ。

与力もちろん、単純にサイコロやらルーレットで進むという仕組みにはなっておりませんで、タイトル通り、クイズにうまく正解することでコマを進めることができるんですね。

奉行クイズ、ふむ。

与力しかも、バッティングの要素がありますので、考えて答え、考えて進まなければならないと、こういった仕掛けになっとる訳なんですよ。

奉行よし、では、そのあたりを詳しく説明してもらえるか。

アフガニスタンの首都?

①出題フェイズ

与力各プレイヤーは、自分の手番が来たら、難易度別になっているクイズカードの山から1つを選んで、1枚カードを引きます。そうすると、クイズが3問書いてあります。

奉行おお、たしかに。

与力そうしたら、その中から1問を選んで、内容を読み上げてから表向きに自分の前に置きます。これが、今回のクイズになります。

例えば、こんなクイズ。「県名に「島」がつく都道府県」

②回答フェイズ

出題されたら、早い者勝ち!

与力問題の読み上げが終了したら、出題したプレイヤーを含む全員が、ホワイトボードに回答を記入します。そして、記入できた人から、サイコロボード1~6の好きなマスにホワイトボードを伏せて置いていきます。

奉行おお、忙しいな。

与力誰かがホワイトボードを置いたマスには、もうボードを置くことはできないです。ということで、回答が遅いプレイヤーは、選択肢が狭まります。

奉行答えが思い浮かばなかったら?

与力その時は、「降参」ということで、ホワイトボードを自分の手元に置いておいてください。

奉行サイコロボードのマスに対応する数だけコマを進めることができるのであれば、やはり大きい数字のところからいきたいな?

与力ところが、そう単純な訳ではないのですよ。

③公開フェイズ

与力回答フェイズが終わったら、正解かどうかを確認します。それで、正解であれば、ホワイトボードを置いていたマスの数字ぶんだけ、コマを進めることができますよ。

奉行うん、そうなるよな。

与力で、公開順は、サイコロボードの一番小さい数字のマス、1からとなります。

例えば、さっきの問題への回答。

与力1に置いたプレイヤーの答えは「広島」、正解で1マス進みます。3に置いたプレイヤーも「ふくしま(福島)」で正解ですので、3マス進むことができます。

奉行ふむふむ。

与力ですが、6に置いたプレイヤーの回答は、1のプレイヤーとかぶる「広島」です。先に公開されたプレイヤーと同じ回答をしてしまった場合、コマを進めることはできません。

奉行なんと!

与力そして、同じ回答を書いていたプレイヤーが1マス進むことができるんですね。

奉行かぶりボーナス…といった塩梅か。

与力です。というわけで、単純に大きい数字のマスを抑えていくような、回答スピードを競うゲームではない、ということなんです。

奉行かぶりそうな回答ならは、あえて低めの数字を狙い、かぶらないという自信の回答ならば、積極的に大きめの数字を狙う…が、回答速度と他者との兼ね合い…これは、一筋縄ではいかぬな!

与力問題の難易度や他プレイヤーの強さなどもあり、駆け引きするところは、意外と多いのですよ。

スタート位置からだと、こう進んだことになる。

モビルスーツ…は、カプールか

与力それ以外のルールとしては、一般的なすごろくで見るような特殊マスが設定されているという感じですね。強制ストップとか、強制ワープとか。

奉行ありがちではあるが、すごろくを遊ぶ以上はあってほしいマスではあるな。

与力で、特に気を付けたいのが次の2つのマスですかね。

語尾が「なのねん!」かどうかは知らねども。

与力20のマスに控えているこいつ、「ねこかぶり大魔王かぶかぶ」は、先頭のプレイヤーにつきまとい、1マスしか進めない状態にしてしまいます。他のプレイヤーがつきまとわれているプレイヤーを追い越すと、そちらへついていく特性を持っています。

奉行ううむ、勝手に物件を売ってきてしまったりする彼奴を想起したりするが、お邪魔キャラじゃな。

展開が早くなる仕掛け。

与力かぶかぶは35のマスまで到達すると退場となるのですが、その先、35のマスからはブーストタイムが始まります。

奉行ブースト。Bダッシュ的な。

与力この先、全プレイヤーはあらゆる問題に対して、回答を2つ書かなければなりません。ただし、正解で進むとき、回答がかぶって進むときは、本来の倍進めます。

奉行おお、全て倍倍ゲームか。2つ回答ということは…。

与力はい、どちらも正解で無ければ、不正解扱いで進むことはできません。頑張りましょう。

激戦を制するのは誰か?

『クイズすごろくかぶーる』【ここがイカス!】

奉行ボードだけ見るとシンプルなすごろくだが、クイズとうまくかみ合っている。

与力そこにバッティング要素を上手くかぶせてきていますよね。

奉行そう、そこにクイズを自分たちで調整する余地があったりするように思う。遊ぶ対象に合わせてクイズの内容・難易度を選ぶのは大切だが、自分だけがいけそう、とか、似たような回答しかでてこないだろう、とか、予想を立てて問題を選べるという感じかな。

与力そうですねえ。人数によっては強制的にかぶりを発生させる、回答数が限定される問題とかもあって、出題もバリエーション豊富ですね。

こんなマークのついているクイズ。

奉行予想以上に進めたり進めなかったり、逆に狙い通りに大きく進んで捲くれたりすると、超うれしい。いいゲームだと思うよ。

与力幅広い層に遊びやすいゲームですね。

『クイズすごろくかぶーる』【ここはちょっと…】

奉行根幹がクイズなので、クイズ王みたいな人がプレイヤーに混ざると、全くかぶらん回答を連発して驀進していくことがある。

与力バクシンバクシーン、ってな感じですか。

奉行なんだったかな、ブーストタイムに「ヨーロッパの国の首都」とか問題が出て、一瞬でゲームが終わった時は、やっぱりクイズ強いプレイヤーには豪快な勝ち筋があるなとか思ったりもしたわな。

与力かぶらない自信の回答を出してきたわけですね。

奉行なので、クイズに関して大体同じくらいの実力を持っておるプレイヤーが複数組うまく揃うと、白熱しやすいかもね。バッティング起こしやすくなるから。

与力なるほど?

奉行まあなんだかんだ、タイトル通り「かぶり」が発生するのが一番の見どころだと思うのでね。

プレイヤーキャラクターにも全部名前が付いているよ!

奉行このゾウの名前は「かぶるぞう」と申すらしい。

与力積極的にかぶせてくるんですかね。

奉行昔、どこぞのレストランのメニューに「たべるぞう」くんというキャラがいて、またどこぞの不動産屋の店頭に「くらすぞう」くんというキャラがおったが、彼らは親類なのかのう。

与力…ではない、と、存じますが…。