チケット・トゥ・ライド:北欧の国々を開けてみた
8歳以上 2-3人 60分
「チケット・トゥ・ライド:北欧の国々は、2人または3人プレイ専用にデザインされています」
(パッケージ裏面より)
チケライ少人数マップ、発車します
分かりやすくて遊びやすいベストセラーゲーム『チケット・トゥ・ライド』は、数々の拡張マップや新セットを発売しています。『北欧の国々』もそのファミリーの1つで、2007年から発売されていた作品ですが、2017年に入ってホビージャパンから日本語版がリリースされました。余計な話ですけれども、2015年の『イギリス拡張』から17年の『ドイツ』にかけて、チケライシリーズの新作は続々リリースされていました。その波に乗って、スッとこの『北欧』も日本語化されてラインナップに混ざってきたような、そんな印象です。ともあれ、少人数向けのデザインになっているというのは、当奉行所にとっては願ったりかなったりのゲーム。さっそく開封をしていきましょう。
北欧なのでやはり北欧っぽいトナカイがメインに。ん、トナカイの隣のおじさん?
箱サイズは29.5×29.5×7㎝の正方形。「マップコレクション」という名の拡張ではなく、これ1つで遊べるスタンドアロンな作品なので、重さはずっしりきます。
お馴染みのコマ、カード、マップが入っています。
白・紫・黒と、あまり暖かみは無い色の列車。説明書だと赤が使われているのですが……。
行先チケットカード。やはり雪は積もるものです。
カードにはマップに含まれる北欧の国々の国旗がデザインされています。
でかいですね。スカンジナビア半島あたりのゲームを遊ぶのは『ハンザ』以来でしょうか。
ゲーム前雑感
少人数向けチケライと言えば『スイスマップ』(『インド拡張』に同梱)が、鉄板として高い評価を各所で受けている、というのは知っておりましたが、こちら『北欧』も最初から少人数に絞ったデザインになっている。ということで、「カードを引いて! 列車をどーんと置いて!」というチケライならではの、いい意味での大雑把なプレイ感よりは、相当量のシビアな駆け引き成分が追加・強調されているのではないか……というゲームの感じがします。
因みに、当初はゲーム中に登場する国々(ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク)でしか発売されていなかったようですね(参考URL)。いわばご当地チケライ。そのうち日本マップも出て欲しい気がします。
追記:ボードゲームプレイ感想編はこちらからどうぞ。