【筋トレ嫌いの筋トレ記録(1)】出発は、肩こりによる不眠から

筋トレ記録

溜まり続けた負の遺産がきっかけです

皆さま、はじめまして。きんこと申します。

私がこの度、この記録をつけるに至った理由は、ずばり、酷い肩こりに悩まされたせいです。全国チェーンの某マッサージ店に行ったところ、店員さんに苦笑を通り越して呆れた顔をされてしまったこともあります。実際のところどれだけ酷かったのか、全国統計とか見てみたいものですよ。

肩こりに悩む方にとっては『あるある』だと思いますが、ある一定ラインを越えると肩こりが常態化し、凝っているのか凝っていないのか判別がつかないものだと思います。触ってみれば固いのは分かります。たまにうずきます。S字をした肩ほぐしのグッズが手放せません。しかし、そもそも、ほぐれているってどんな感じだったかしら?と思います。が、実害があまりないので、気にしつつも根本的な対策は打たない。私の場合、筋トレも運動も好きでないことに加え、同時期、かなりのハードワークとなっていたこともあり、そんなことをするくらいなら眠りたい、と切実に思っていました。

ところが私の場合、ようやく仕事が落ち着き時間が取れるようになってきた頃、ある日突然訪れたのが不眠です。眠たいのに眠れない。首や肩のあたりがずぅんと張っている感じがしてうずく。朝の四時ごろになってどうにか睡魔に負けて眠れます。とうとう、実害が現れたというわけです。

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生活習慣などはこんな感じ

・二十代終わり(ぎりぎり)。デスクワークがメインで、パソコンはフルに使っています。結婚していますが子供はいません。
・運動は、歩くことが好きな程度。定期的なものはなし。
・間食をあまりしない体質のためか、体重は適性くらい。でも、昔からお腹がぽっこりしていてNO水着。
・うつぶせの状態で、読書やスマホなどをしていると数分で背中が痛くなる、歩いたり走ったりしていると膝に痛みを感じる、など各所の筋肉が弱っている兆候は長年あった。
・枕は使わない派(寝相が悪いので)だったけど、クレーンネック対策で使うようになっていた(半年くらい前から)。
・男性の読者さんにはアレな話で申し訳ないのですが、月のものが重たく、直前から「だるい!動きたくない!」と心中がお祭り騒ぎになる。仕事は頑張るが、休日だったらぐったり、「運動なんかもってのほか!」となる。

こんな私に訪れたのが、先ほど述べた通り、不眠です。

たまの不眠は、誰にでもあることだと思います。不安があったりとか、疲れすぎて眠れないとか。ところが、不眠の翌日は前日の睡眠不足の影響で眠れても、その次の日はまた眠れない。不眠→眠れる→不眠、の繰り返し。夢の中に入っている夫の姿を横目に「はー、眠りたいよう」と懸命に目を閉じとしても、なんとなく肩回りがうずくような感覚に襲われて眠れず、ごろごろとのたうち回る…。

仕事やプライベートの状況から、過度のストレスを引き起こすとは思えず、これはちょっとおかしいぞとようやく思い始めました。途中、枕があっていない気がしたので変えてみたら、少しだけ改善したものの、依然としてすっきりとした入眠は難しいままでした。

そんな私を案じ、たまに肩もみなどをしてくれていた夫が言ったのです。「筋トレをしてみよう」と。

一縷の望みをかけて

夫の声に対する私の第一声は「やだよ」という、あまりに悪辣なものでしたが、夫はこんこんと説いてくれました。

曰く、医師ではないので確証は全くないが、普段の生活や状況から考えると、筋肉が凝り固まったことによる影響が考えられるのではないか、ということ。

事実、箇条書きに記したとおり、体のあちこちが痛むことがありました。うつ伏せが駄目になってどれくらい経ったでしょうか。後、そしてくだんのマッサージ店でマッサージして貰った時、吹っ飛びそうなくらい上腕が痛いと思いました。勿論そんなところを使うような運動や行動はしていません。

それについて夫は、肩甲骨周りの筋肉が弱りすぎて、隣接する部位でカバーしている状態で、知らず知らずのうちに酷使しているのではないか?全身の筋肉が全体的に弱っていて、あちこちがガタガタなのではないか?最も顕在化した不具合が不眠ではないのか?とのこと。

そうして話を聞いているうちに、夫の読み通りであれば万々歳、残念ながら直接的に効果がなくても、適度に運動をすれば眠れるかもしれないと思うようになりました。そもそも、デメリットらしいデメリットがありません。

普段の私でしたら、それでも阿呆のように四の五のと言い訳をしたかもしれませんが、さすがに一週間に何度も眠れないのは苦しかったので、一縷の望みにかけることにしました。

……という感じで、私の筋トレ生活がここに幕をあけます。はたして本当に効果はあるのか?何よりもまず、私は筋トレを続けることができるのか?不安だらけではありますが、この記録を付けて公開することで、少しでも長く継続できるよう頑張ります。