信長の野望・創造 戦国立志伝 テキストリプレイ 初級:内藤昌豊で武田の旗を京に立てる!Part.15

米どころを抑えて羽ばたきたい内藤です

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1558年6月 戦も下準備が欠かせません

どうも、飯山城で長尾景虎とにらみ合っている内藤です。前回、葛尾城を確保して越後攻めの足掛かりを作ろうとしたところ、お館様のイケイケドンドン戦略に巻き込まれ、より越後に近い、この飯山城を確保せざるを得なくなりました。

しかし、改めて長尾家の様子を探ってみると、粒ぞろいの武将に、侮れない兵力を抱え、易々と抜くことは難しそうです。このような場合には…

内藤蘭「調略でしょ? パパ上」

そう。そうなんだが齢14のお前が言うと、なんか適当かつ軽く聞こえるのがちょっと困りものだな。我が内藤家の行く末を左右しかねない方策だというに。

蘭「そう言わないでさ、もう誰にオネガイするか、勘助さんと相談して、だいたいアタリはつけといたよ?」
山本勘助「長尾家は我らに対してやや劣勢とはいえ、譜代の武将たちは動じておらず、調略には応じますまい。ただし、旧村上家家臣や、信濃国人衆の間には、若干の不満が広がっている模様です」

なるほど。ではその辺りの武将どもに、手当たり次第に声を掛けよ。我が軍勢と対峙しても、戦をせぬ約定を取り付ければそれで十分じゃ。

勘助「承知つかまつった」
蘭「まかせてー♪」

お前も調略をやるのか、娘(14)よ。まあいいか。
では更なる一手で、長尾景虎を揺さぶってやるとしよう。沼田の舅殿に早馬じゃ!

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1558年11月 やっぱり敵はおy

という訳で、戦場におります。娘の蘭と笠原康勝を副将とし、約7000の兵を率いて、飯山城より出陣し、東を目指します。長尾勢は約4000が防戦に出てまいりましたが…

信長の野望・創造 戦国立志伝
実は本命は勘助殿の軍勢よ。
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

勘助「内藤様と前後して、それがしと秋山殿が箕輪城より6000の丙を率いて沼田を通過し、坂戸城に迫っております。」
秋山信友「坂戸城から迎撃の軍勢も出てきましたが、まあ鎧袖一触ですよ。山道の方が難儀だったくらいです」

フフフ。坂戸城を攻略し、長尾領にクサビを打ち込んでくれるのよ。坂戸城を取って沼田城から続々と援軍を送り込めば、長尾景虎も見逃すことはできまい。おのずと、飯山城方面への防御を薄くせざるを得なくなる。

蘭「でもパパ上、私たちが出陣している間、飯山城はだいじょーぶなの? 坂戸城に集中しすぎじゃない?」

その辺りも抜かりはない。この戦を始める前から、小田原の馬場殿に出陣を命じておる。今頃、飯山城下には、馬場勢約12000がひしめいておる。加えて、深志城からも3000の兵を後詰として送ってある。更に、お前たちが調略していた川原具信、真田信綱らは不戦に応じた。長尾勢は動けまいよ。

蘭「さすがー♪」

そうだろうそうだろう。ははは、もっと褒めてよいのだぞ、娘よ。

蘭「でもね、パパ。馬場さんから書状が来てるよ」

なんと。どれどれ…ハァ!? 『お館様直属の大軍勢が、飯山城を通過して松代城を抜き、上越方面へ向かっている』だと!?

信長の野望・創造 戦国立志伝
最近すっかり顔つきが変わられたお館様だが…
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

相変わらず家臣泣かせよな! よいわ、坂戸城を落し次第、直ちに取って返すぞ!

1559年3月 凄い孫ができる気がする(直感)

完全に大混乱となってしまった。お館様は次々と軍勢を上越へ送り込む一方、越中へも手を伸ばされておる。しかし、長尾の本拠地・春日山城には、長尾勢が集中しており、我らが飯山城から動くと、越後に攻め込んでいる武田勢は袋のネズミとなろう。

信長の野望・創造 戦国立志伝
だいたいお館様のせい。(信長の野望・創造 戦国立志伝)

馬場信春「我らはここで、春日山の長尾景虎とにらみ合いとなったな。動きようもないが…しかし、それは向こうも同じことか。春日山から動けぬため、上越の各城に後詰を送れぬわ

それは確かにその通りか。仕方がない。内藤家は抑え役に徹し、お館様の軍勢に暴れてもらうか。だが、その見返りとして、人材を一人貰い受けることとしよう。

樋口兼豊「樋口惣右衛門兼豊にござります。長尾家から武田家に参ったばかりの、しかも私のような若輩者に、斯様な厚遇を与えて頂くことは望外のことにて、以後粉骨砕身、内藤様、いえ、義父上のために命がけで働く所存でございます」

いやあ、固いな、惣右衛門殿よ。そう緊張せずに、以後は我が娘・緑の夫としてもよろしく頼むぞ。

樋口兼豊「ハ、ハハーッ」

信長の野望・創造 戦国立志伝
将来への布石
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

蘭「ねぇ、パパ上。樋口さんは悪い人ではなさそうだけどさ、秋山さんとか笠原さんとか、もっと優秀で、姉様の旦那としてふさわしい方はいるのに、なんで樋口さんを選んだの?

よいか、蘭よ。お前の姉にはかねがね良き婿を迎えたいと思っておったが、樋口惣右衛門ならば、まず人柄能力共に間違いはないと、わしは思っておる。そして、いつ終わるとも知れぬ乱世を乗り切るにあたり、この縁組は、内藤家にとって大きなものをもたらすと信じておるのだ。

蘭「? よくわかんない?」

はっはっは。孫の名前は与六とでも名付けるべきな気がするのう。気が早いか? はっはっは。