『エンリョのかたまり』を開けてみた
“エンリョのかたまり”を全力で回避しろ!
(箱裏より)
プレイ人数:2-6人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:10-20分
食べちゃいなよ、つぎ頼むからさ
飲み会なんかで料理が残り少なくなると、全員手が止まってしまう怪奇現象。好物だからという理由で無邪気に手を出せたのは幼少期にのみ特有の行動で、何となく遠慮しがちになってしまう。特にそれが最後の1個なら。現代科学ではまだ解明されていないこの超常現象を、EMPLAYさんがゲーム化してゲームマーケット2023春で発表されました。それが今回ご紹介する『エンリョのかたまり』です。
飲み会テーマのゲームは数多くありましたが、「皿に残った最後の1つ」をゲーム化するというアイデアはこれまでにありましたでしょうか。いやありません(反語)。そんな訳で楽しみに入手してきたこのゲーム、さっそく開封から始めていきましょう。
小箱です。しっかりした作りです。
最後のひとつを取らないようにしましょうね、という有難い心遣いが記されています。それができるかどうか。箱サイズは実測9.7×7×2.9cmというサイズでした。
説明書といきなりのラス1だし巻き卵。圧が強い。
料理カード、オーダーカート、そしてドリンクカードがゲームを回します。
お品書き。5種類ですね。
ゲーム前雑感
不勉強ゆえ全く知らなかったのですが、皿に残されて誰も手を付けない状態の料理を“遠慮のかたまり”と呼ぶのは、主に関西圏で使われている表現なんだとか(wikipediaより)。それがボードゲームのテーマになるとは、二重の驚きです。奥ゆかしい名前に反して、いわゆる”押し付け合いなゲーム”なのだろうと思いますが、思いのほか大量に封入されているドリンクカードがどのような味を醸し出してくるのか。早速2人で飲み会を開催してみようと思います!
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