交易王(原題:『Handelsfuersten: Herren der Meere』)
12歳以上 2-4人 30分
ちょっと前?のゲームですが
今回紹介する『交易王』は、多作でおなじみライナー・クニツィア氏がデザインし、2007年に発売されたゲームです。約10年前のゲームで、一時期は品薄であったようですが、2014年にNEW GAMES ORDERさんから日本語版が発売されましたので、今でも簡単に手に入れられるようになっています。お手軽で面白い、と非常に評価が高いようですね。とはいえたぶんお手軽だけれども例の特有なジレンマでお腹が痛くなる系ゲームになっているとは思うのですが。
では、早速ゲームの中身を見てまいりましょうか。
と、まあいつもより?写真多めで解説したくなる、こだわった意匠のパッケージでした。
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プレイ前雑感
この『交易王』、現行の日本語版パッケージはこんな感じで
ドイツのペガサスシュピール版パッケージはこんな感じのが出回っていました(これも2009年版なので、初版はまた違う絵柄)が、ご紹介しているのはアメリカのCATALYST game labs版ということになります。
丁寧にしまわないといけないので、外箱への収納が面倒くさいような…内箱だけ持ち歩けばいいからコンパクトにまとまっているような…気がしないでもないような。
それはさておき、箱の中身を見てみると、カードの束とくすんだ塗装のキューブ(CATALYST版の最大の問題は、たぶんこのキューブの視認性の悪さ…)とコイントークン。特に見た目でおおっ?と思うようなところはないのですが、わずかこれだけのものでロングセラーゲームを成立させているというのですから、さすがはクニツィア氏というべきなのでしょう。期待感が高まります。
そして、いつものプレイ仲間である当ほ~らく奉行所のお奉行は、世にいう「クニツィアジレンマ」というのが超苦手なのですが、果たしてそんなお奉行でも楽しむことができるのでありましょうか。さっそくプレイしていきましょう。
追記:ボードゲームプレイ感想編はこちらからどうぞ!