信長の野望・創造 戦国立志伝 テキストリプレイ 初級:内藤昌豊で武田の旗を京に立てる!Part.13

約束の地よりこんにちは 内藤です

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1555年10月 引っ越しました

どうも、本拠地を小田原城から箕輪城に移しました内藤です。それがし内藤昌豊と申せば、歴史では上州箕輪城代として辣腕を振るったことは皆様ご存知の通り。また、箕輪城代就任とともに、それまでの工藤姓を改めて、名門・内藤の名跡を継ぎ、「内藤修理亮」と名乗るようになったとも言われております。

つまり、この箕輪こそ内藤昌豊誕生の地にして飛躍の足掛かり! どうですか、素晴らしいでしょう!

馬場信春「こいつが毎回唐突に話を始める癖はどうにかならんのか」
山本勘助「仕方がありません。ご自分に酔いやすい方なので」
秋山信友「まあ、いいじゃないですか。ところでこの辺りの名物ってなんですか? 上州牛?」
駒井高白斎「とりあえず我らで簡単にここまでの経緯をまとめておきますかな」

信長の野望・創造 戦国立志伝
里見家の次は長野家でした.
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

駒井「里見を滅ぼした後、次の主命は上州の長野家を滅ぼせ、とのものでございました」
馬場「長野家の当主・業正は、お館様からも一目おかれる名将…なのはともかくとして」
秋山「『我らの本拠たる小田原から箕輪まで、どれだけ遠いと思ってるんだ!』って、内藤様が頭抱えてましたな」

信長の野望・創造 戦国立志伝
高崎線直通湘南新宿ラインとか、無い時代なンだよッ!
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

馬場「まあ主命は主命ゆえ、はるばる小田原から10000の兵を率いた、わしと…」
秋山「安房より5000の兵を率いたそれがしが遠征をいたし、箕輪城を揉みつぶしたわけです」

そう、この優秀な家臣団の仕事のおかげで、この内藤昌豊は、いま、上州の風を感じておるわけですよ、ええ。はっはっは!

馬場「なんかこう、苦労が報われた感じがしない物言いなんだよな」
勘助「そうおっしゃらず。で、新たな主命がお館様より届いております

お、どれどれ。でも、実は大体察しはついているんですよ。どうせ、妙高高原を越えろ的な話になるんでしょ?

主命:長尾家を攻略せよ

ほら、やっぱり! ついに神懸かり長尾景虎との対決が来ちゃいましたねえ。とはいえですね、実は長尾領に接している我が城は箕輪城のみ。お館様より信州深志城(※いつの間にか取り戻していたらしい)の兵を自由に使ってよいとのお言葉が有ったとはいえ、この2つの城だけで長尾と戦うのは不可能。結局、小田原から大軍を送り込む形で戦うしかないか…

馬場「やれやら新幹線通勤を認めてほしいものだわい」

苦労掛けますねえ、馬場殿。

1556年10月 人手不足解消の一策…

とにもかくにも、長尾家と戦うためには、足掛かりとなる箕輪城を中心に勢力を拡大し、短時間に次々と軍勢を送り込めるだけの勢力を、上州に築き上げねばならぬ。さて、そのための第一歩として狙うべきは、やはり要衝・沼田城であろう。音に聞こえし長尾景虎が実力の程、見せていただくとしようかな。昨今の大河ドラマでも盛り上がっているしな。

信長の野望・創造 戦国立志伝
小田原からの軍勢をたたきつけてやりました。
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

これ実は、馬場殿の軍勢は小田原から二月弱かけてここまで来て戦してるんですよ。ほんと大変な労力です。しかし、おかげで沼田城はわが手中に落ちました。早速、沼田城代として舅殿を送り込みます。

信長の野望・創造 戦国立志伝
そして舅殿からの嬉しい談話。えへへ。しかし…
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

駒井「婿殿よ、この沼田から越後へ向かうには、坂戸城へ迫る道しかないが、これはとても大軍が進めるものではないぞ。搦手としては使えようが、長尾景虎と雌雄を決するには、別の場所に道を求めねば」

信長の野望・創造 戦国立志伝
山道に次ぐ山道
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

むむむ、やはり上州に連なる山々は鬼門であるな。主攻は別の場所、やはり川中島を通って越後へ向かうということになろうか。

勘助「それはようございますが、長尾と戦うためには、同時に20000は兵を動員したいもの。しかし、それらを率いる武将が不足しております」

うっ。そういえばそうであった。期待の菅谷政貞は、新たに知行として拝領した国峯城(箕輪城の南西あたり。群馬サファリパークのそばです。たぶん)に配置したら、荒れ果てた城だったために内政に忙殺されておる。沼田・箕輪を守るのに舅殿とわしは動けぬ。

ちなみにこんなとこです。となると、勘助殿、秋山、お館様から譲り受けた笠原康勝…もう1人欲しいとこだが…

???「あれー、パパ様何かお困りですか?」

お、おう。お前は次女の蘭ではないか。パパはいま大切なお仕事の話をしておるのだ。向こうへ行っていなさい。

内藤蘭「え、でも大体聞いちゃったよ? パパ様、家来が足りなくて困ってるんでしょ? いいわ、私が助けてあげる! 私が加われば百人力なんだから!」

な、なにを言っておるか、この跳ねっ返りは!? パパの家来は大の大人であっても、生半可なものでは勤まらんのだ。お前のようなロクに苦労もしておらん小娘…で…は…

信長の野望・創造 戦国立志伝
なん…だと…
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

勘助「齢12にして統率80、武勇65、知略79、政治70……さすがは内藤様のご息女。奥にしまい込まれるには、余りにも勿体ない才気煥発ぶり」
秋山「内藤様にズバズバ物を言える辺りも、生半なものではない。まこと御闊達なご気性。軍勢を指揮しても一角の武将となられましょうぞ」

あのなあ、お前ら、人の娘だと思って面白がってんじゃないよ!

蘭「じゃあ人手不足のまま頑張る?」

…いや、すまんな、蘭。パパを助けてくれるか。

蘭「はーい★」
秋山「これで人手不足は一先ず解消ですな!」

トホホ、舅殿がなんと仰ることやら。長尾景虎よりそっちの方が怖くなってきたわ。