『ルーンバウンド第3版完全日本語版 拡張アドベンチャーパック:きらめく刃』を開けてみた
年に1回、テリノス中の職人や商人、そして少なからぬ詐欺師が、金色刃の星座の下で祝祭を開く。
(パッケージ裏面より)
14歳以上 2-4人 120-180分
『ルーンバウンド』に新たなキャラクターと冒険が追加される
剣と魔法の正統派ファンタジーRPGボードゲーム『ルーンバウンド』は、アドベンチャーカードに書かれた小さな冒険を解決しながら、自分のキャラクターを成長させて、最終的にボスモンスターの打倒を目指すゲームです。ですが、何度も遊んでいると、そのうち同じ冒険、同じアイテムに何度も遭遇し、どれが得だ損だというのが何となく固定化してしまって、ゲームの展開も硬直しがち。
と、いうマンネリを打破したいあなたには、もちろん拡張セット。これで追加された冒険者のフィギュアを手にし、全く新しい刺激的な冒険に挑み、まだ見ぬ強力な装備を使えるようにしましょう。
なんだか通販番組みたいになってきましたが、今回ご紹介する『きらめく刃』は、完全日本語版の拡張第一弾として発売された2つの拡張セットの内の1つ。さっそく箱を開けていきましょう。
いかにもアメリカンでアクティブな女性新キャラが看板です。箱のサイズは約17×12.5×4.5㎝。
内容物の説明などなど。で、この美しい印刷がされた外箱は、だいぶペラペラな紙箱です。ちょっと昔のプラモデル的な。うかつな開け方をするとすぐ破れてしまう感じ。
中身はフィギュアとカード類。それに付随するトークン。そして説明書です。説明書はA4両面印刷。ですが、ルール部分は正味でA4片面弱でしょうか。
新キャラの名前は「レッドスコーピオン」なんですね。フィギュアは透明樹脂製の保護ケースに、かなりガッチリはまっています。造りが細かいだけに、強引に出すとどっか折れそう(不器用なだけ)。
カードの内訳は、アドベンチャーカードが15枚、スキルカードが10枚、アイテムカードが20枚となっています。
ゲーム前雑感
前に遊んだ『ルーンバウンド』は、まさに正統派ファンタジー世界を楽しめる、とてもいいゲームですが、基本セットではゲームの大まかな流れを決めるボスが2体、そして小さな展開を作るアドベンチャーカードの数も限られていますので、気に入って遊ぶほど、「もうちょっと他の冒険ができるといいな」というタイミングがやってくるゲームではないでしょうか。当方でも「拡張セットは是非欲しいものだなあ」と思っておりましたら、アークライトさんがしっかりリリースしてくれました!
ということで買いました! うん、箱がやわい! ……と、持った時の手触りに驚かされましたが、さて、拡張の導入によって、テリノスはどのくらい変わった顔を見せてくれるでしょうか。さっそく遊んでみましょう。