「休日無しが続くとこうなっちゃうんだよなあ」
- 【リゴレのレポートって?】
- 「一生遊べるボードゲームをお客様にご提案したい」リゴレ店長と、「一生ボードゲームで遊んでいたい」ほ~らく奉行所の与力が、横浜中華街の有名レストランの一角で、ランチタイムにそっと繰り広げるボードゲームトークの様子をつづったレポート、略して「リゴレぽ」……になる予定だったのですが?
- 【登場人物】
与力ほ~らく奉行所ボードゲーム方の買掛担当。店の前で店長を待つ姿は、熱心なリゴレの客と思われたはず。営業時間前でしたが、不審者じゃないです本当です。
店長横浜のボードゲームショップ・リゴレの伸居店長。ボードゲームと横浜中華街のお店選びならお任せ! 最近、本当に休日が削れています。
店長ごめん!!
与力うふふ。お店の電気がついているのに全然いらっしゃらないから、「中で倒れていないかしら?」とか考えちゃいましたよ~。
店長忘れてた。すっかり抜けてた(平身低頭)。
与力嘘です嘘です。そういうこともあります。特に最近はお忙しかったですもんねえ。
店長この埋め合わせは必ず。とりあえず弁当おごらせてください
与力わーい、ごちになりまーす。
本日のテーマ:おかげさまで大好評『ワードスナイパー』 1. 銀座で実演販売した話
与力とうとう発売となった『ワードスナイパー』。テレビで紹介されたりして絶好調ですが、先日銀座で売ってこられたそうですね。
店長ええ。普段からボードゲーム遊ばない人に遊んでほしい、っていう気持ちが強くあるんですが、そういう方々向けに体験の場を作るとか、宣伝をするっていのが、結構難しいなと思っていまして。
与力なかなか悩ましいところなんですか?
店長チャンネルがあるようでないんですね。“ボードゲーム屋さんリゴレ”のブログとかTwitterとかフォローして下さるのは、そもそもボードゲーム好きな人ですからね。
与力確かに。少しも興味がない分野のことって、広告ですら目に入らないものですもんね。
店長なのでこれからボードゲームを外へ広げたいぞ、ってなった時に、ツールを持ってないんですよ。難しいんですよね、クラスタから出ていくというか。
与力ボードゲームの地盤を離れて勝負をする、と。
店長ボードゲームというものの知名度向上とか一般化って作業になってくるんでしょうけど。
与力それで銀座へ? 凄い行動力ですね。
店長まああの、すごろくやさんに『ワードスナイパー』ご案内したら、遊んでから判断したいって言われまして。で、遊んでもらったら非常に気に入っていただけて、取り扱って貰えることになったんですね。
与力ははあ。遊んでから判断とは、さすが、すごろくやさん。ゲームの取り扱いは慎重なんですね。
店長その関係で、すごろくやさんに「銀座の博品館トイパークさんで実演販売やるんで、伸居さん一緒にどうですか」って誘われて。
与力そういう経緯で銀座出張だったんですか。
店長はい。その、普段会えない方たち、おもちゃ屋さんにいらっしゃるお客様方とふれあうチャンスだと思いましたんで、行きました。そしたら、ボードゲームの実演販売に興味持つ人と持たない人ってやっぱりいるんだなあ、って思いましたね。
与力目当てが違う、ってことですかね。
店長リゴレの販売スペースで体験ゲームとかやると、みんな大体遊んでいってくれるんだけど、おもちゃを買いに来た人がボードゲームを見てもなかなか足を止めてくれない。それがいい勉強だった。
与力おや、想像するとちょっと辛いタイプの経験である気がしますが……前向きですね。
店長なるほど、と思ってね。まだまだ訴求力を高める必要が有るし、していかなきゃいけないっていうのが分かった。
与力今後のアピール戦略ですか。
店長それから、もう一つ。すごろくやさんの営業さんが、ブースですごく気を遣ってくれて、『ワードスナイパー』を推してくれるんだけど、博品館トイパークさんって、ちっちゃい子と外国人客が多いんだよね。そうなると、日本語で遊ぶ『ワードスナイパー』は何もできなくて。一方、すごろくやさんすごかった。
与力と、言いますと?
店長うちでも売ってる『キャップテンリノ』と『ナンジャモンジャ』。まず、中国人のお客さんが来てくれたんだけど、明らかに日本語が喋れなかったのね。これは『ワードスナイパー』無理だから、『キャプテンリノ』の方が良いなと思って勧めたら、やっぱり盛り上がって、買っていってくれた。
与力ほおお、すごいですねえ。『キャプテン・リノ』は子供向けと思いきや、大人同士も熱中できるゲームですものね。
店長それから、すっごい小さい子、3歳か4歳かな。『ナンジャモンジャ』で遊んだら、ずっとゲラゲラ笑ってるのね。『ワードスナイパー』はもともとターゲットでは無い年齢層だから無理なんだけど、すごろくやさんは本当にいい商品持ってるなあ、強いよなあと痛感した。
与力すごろくやさんの実力を見せつけられた体験談になってきましたよ?
店長実力があるというのは間違いない。でも、『ワードスナイパー』は面白いから、遊んでもらえたら、「わー、すっごいこれ。なにこれ超面白い」ってなる!
与力ということでやはり、いかに知らない層にやってもらう機会を作るかが肝心、ってことになってきますかね。
店長ですね。誰かが「伝染力は弱いけど、感染力が強い」ってTwitterで言ってて、うまいなあ、と思ったけど、伝染させる方の努力ですね。
与力ついついエピデミックカード引きたくなってきました。
店長なんて言うんでしょう。僕は基本的にボードゲームをすごくポジティブなものと捉えてるんです。今の日本人に絶対必要なものだとすら思っているし、数値化はできないけど、ボードゲームが有る家庭の幸福度は、無い状態と比べて何割か高くなるんじゃないかと、本当に思っています。
与力幸せを呼ぶ存在ですか。確かに、親子で楽しんでいらっしゃるアカウントとか、本当にご家族楽しそうに遊んでいるなあと思う時がありますね。
店長基本的には1人では遊べないので、手近な人に「遊ぼうよー」って言って遊ぶわけです。そうするとそのゲームを知っている人が、遊んだ人数分だけ増えるわけですよね。そうやってゲームは買った後もゆっくり広がりますよね。
与力感染拡大、ですね。
店長特にロングセラーになるゲームは、そうやって成り立っていると思います。そう考えると、ルールが簡単というのはすごく大事になってきます。
与力シンプルで楽しい、というやつですか。
店長はい。僕はまず「楽しい」そして次の「幸せ」という感覚を大切にしてます。で、その楽しさが深まっていくと、難しいゲームの良さとか、勝負にこだわる競技化の醍醐味とか、出てきますが、まずは「楽しい」こと。そこに近づきやすいのは、説明がほとんどいらないとか、誰でも参加できるとか、そういうのが広ければ広いほどいい、『ワードスナイパー』はそこに合致する、と考えていますね。
与力今まで世に出た『ワードスナイパー』からの感染拡大に期待大、ですねえ。
本日のテーマ:おかげさまで大好評『ワードスナイパー』 2. JELLYJELLY CAFEでイベント
与力さて、銀座で普段ゲームをしない層と接する機会があり、一方でJELLYJELLY CAFEさんという、昨今広がりを見せている“ゲームカフェ”という、ゲーム好きが集う場所でも『ワードスナイパー』を体験してもらう、という機会があった訳ですが。
店長はい、ありました。僕はもともと『ワードスナイパー』が大好きで、惚れたから出したい、広めたい、売りたいと思ってTwitterで動画とか流してたんですよね。
与力熱心な宣伝活動でした。
店長で、いよいよ発売するぞーってツイートしたら、たぶん動画かツイートから見た白坂さん*1から「仕入れたいです。いくらですか?」ってすごい率直なメールをいただいてですね。
与力単刀直入ですね
店長そうなんですよ。そこから直接やりとりが始まって、せっかく扱ってもらったから「『ワードスナイパー』のイベントやりませんか、私は平日のお店休みの日は暇だから行きますよ」って言ったら、非常に快く「ぜひぜひ」って言ってくれて。
与力とんとん拍子に進んだ、と。
店長はい。それで分かったんですが、「お客さんの層」って点で言うと、JELLYJELLY CAFEさんは独特だよね。ゲームコア層とかライト層、っていうような分け方とかじゃなくて、たぶん来店してもらうのにすごい努力が必要な層だと思うんだよなあ。
与力そんなに違いますか?
店長うちなんかは老若男女いろんな層のお客さんが来てくださってて、かつ小さな店で駅近とも言えないから、常連さんに支えてもらってる部分はすごく大きいんですよ。
与力ふむぅ……(←さり気なく目をそらす、あまり支えていない常連)
店長でもJELLYJELLY CAFEさんは常連さんももちろんいる一方で、そこに依存してない。常に流動性があって、そして年齢層が若い、という。
与力ははあ。
店長ハッキリ言ってリスペクトしてます。実際に白坂さんに会って「リスペクトしてます」って言ったけど。
与力確かに、渋谷とか池袋店は予約でいっぱいのツイートが頻繁に流れてきますよね。いつ見ても凄いなあと思います。
店長昔、ボードゲーム関連の仕事やりたいなって思った時に、池袋店に友達といったんですよ。そうしたら女性客の方が多かったんですよ。もうびっくりして。たぶん28席くらいあって、男は僕ら含めて7、8人で少数派なの。本当にすごいなあ、と思った。
与力その比率は確かに驚きですね。ゲームマーケットでも女性は沢山お見掛けしますが、全体としては男性の方が多いんだろうと思っていました。
店長それでみんなボードゲーム楽しかった、って思って帰るんだろうし、きちんとエンタテイメントとして楽しんでもらっているから、その辺は流石としか言いようがない。
与力エンタテイメントですか?
店長うん。つまりライバルをゲーム業界に求めていない、と。要は白坂さんは「ダーツ、ビリヤード、カラオケ、ボードゲーム」。こういう風にしたいって言ってた。
与力ああ、若い人が今日ちょっと遊んでいこうってなった時に行くラインナップに。
店長アクティビティの選択肢の一つにする、ということですよね。そこを突いてる。ボードゲームをアクティビティにしたいっていう感じは、僕に無い訳ではなかったけど、JELLYJELLY CAFEさんのような観点ではいなかったからね。そこが素直に流石だと思った。
*1 JELLYJELLY CAFEのオーナー・白坂 翔さんのこと。
与力確かに。そういうカテゴライズをする発想は、とても出てこないですねえ。
店長今、ボードゲームを扱うお店が増えているけど、それと並行してお客さんを増やしていく努力をする、まだまだボードゲームを広げて、楽しさを伝えていくっていうフェイズなんだと思う。そのアプローチをしているよね。
与力ゲームを自分で選べる層以外の多くの人に、いろんな角度からボードゲームをアピールして、面白さを認知してもらう段階にある、と。
店長そうですね。で、その結果、ボードゲームを買う人が、それをボードゲームだと認識していなくていいと個人的には思うんです。
与力ん? どういうことですか?
店長例えば『ウノ』とか『ナンジャモンジャ』とか買う人が、カードゲームだとか思って買わないってことです。「『ウノ』買おう」「『ナンジャモンジャ』買おう」って思う訳ですよ。
与力ははあ、ゲーム単体として捉えるってことですか。
店長僕らはボードゲームを「デザイナーが……」「ゲーム大賞が……」「システムが……」とか語るし、そうやって語れるんだけど、そういうのは一切知らずでも全然いいと思う。だから、今すごく楽しいゲームがあるんだよ、っていうのが広まっていけばいい。欲を言えば、いつかは「そういうゲームには、ドイツゲームからの流れが……」という文脈に興味を持ってもらいたい、とは思うんですけどね。
与力まずは「すごい面白いゲームなんだ!」と知ってもらうことが大切である、と。
店長そう。そしておもちゃ屋さんだったり量販店、チェーンストアの商品棚に並ぶというのが認知度を上げるためには絶対大切だけど、そこに並んだ瞬間に、ゲームに付随する情報は一切関係なくなる、と思わないといけないです。
与力ははあ。途端にシビアになってきますね。
店長だからパッケージの魅力、見た感じ面白そう、という感性に訴える力がすごく大事なのかな、ということになってくるんですね。
本日のテーマ:おかげさまで大好評『ワードスナイパー』 3. ゲームのアピールなど
与力漫画や音楽にもジャケ買いという買い方がありますしね。パッケージデザインってゲームの顔、非常に大切な部分ですよね。
店長なので、『ワードスナイパー』を手掛けた際は、さっき言ったような方向性から販売戦略もパッケージも決めていきましたね。
与力よくある海外ゲームを日本語化するときのデザイン、というのは、元パッケージやゲームそのもの魅力からズレないように、なかなか気を遣うデリケートな作業になるんだと思いますけど、イチからデザインするのもやっぱり大変ですよね?
店長もちろんそうですね。カッコよさというのはあまり求めてなかったし、「親しみやすい、柔らかい感じがいいなあ」っていうところから決めていきましたね。
与力最初はファミリー層にアピールをした感じでしょうか。
店長はい。で、実際に他のお店の棚に並んでるのを、博品館トイパークで見たんですよ。イベントブースに積んであったのと、通常のボードゲーム売り場に置いてあって、感動したなあ。でもやっぱり沢山の中に埋もれちゃうから、アピールできるデザインは本当に大切です。
与力イメージを体現しつつ、目を引くデザインを作ってくれるデザイナーさんと相談して形にしてもらう、といったような連携が大切なんですかね。
店長それは勿論。餅は餅屋、ですからね。
与力アピールと言えば、『ワードスナイパー』は何度か地上波テレビの画面に登場する機会がありましたね。『にじいろジーン』と『ノンストップ』でしたけども。
店長テレビの影響は大きかったですよ。先日の『ノンストップ』の放送日は、夏休みの平日放送だったから、お子さんのいるご家庭の反響が大きいかなあ、と思っていたんですけどね。そうしたらご年配の方からお子さん連れのご家庭まで、多彩な層から問い合わせいただいてですね。
与力さすがは地上波番組。
店長実は僕、ずっと家にテレビ置いてないんですけど、何だかんだつけてるだけで情報が入ってくる、自分で情報を手繰り寄せなくてもいいって便利さもやっぱりあるんだなって感じました。だから普段接しない人たちとつながれるという点では最強かなあ、と思いました。
与力ついついテレビつけちゃうって習慣、まだまだ強いんでしょうね。
店長とはいえ、出たいと思って出られるものではないですからね。そこは運が良かったなあ、ってとこです
与力次は人気ユーチューバーに遊んでもらって、ネットでもアピールしていきたいんじゃないですか?
店長いいですね、ユーチューバー。一切コネはないのが辛いところですが。
与力まずは、どなたかがショップで見つけて遊んで、動画投稿!超バズる!みたいなラッキーが巡ってきますように祈りましょう。
店長(苦笑)。まあ、マーケティング活動は終わりがないって言われてますからね。これからも色々チャレンジしていきたいです
本日のテーマ:おかげさまで大好評『ワードスナイパー』 4. 『ワードスナイパー』の先
与力最後に、『ワードスナイパー』の次、というのは何か見えてきているものがあるでしょうか。
店長あります。もうちょっとゲームを出していきたい。5種類くらい自社商品が欲しいかな、と。
与力ほほう。それでは、5種類、という数字はなぜ?
店長新タイトルを連続リリースできるような体力は無いし、そっち方向を追うよりは、長く愛されるゲームを5個、ずっと宣伝し続けていくのが大事かな、と思いまして。そう考えると5個が限界なのかな。多分。
与力5個を丁寧に育てていく、と。
店長あと、僕がビールメーカーで働いていた経験からすると、ブランドの中で商品が乱立するっていうのは、あまりいいことではない感じがしてて。
与力乱立ですか?
店長ビール会社の場合、例えばキリンはブランドが住み分けみたいなのがあって。家庭用には『のど越し生』と『淡麗』がすごい売れてる。でも業務用ではやっぱり生ビール売るから『一番搾り』が売れてるんです。
与力なんとなく分かります。単なる一消費者ですが、イメージぴったり。
店長だけど、ライバルのアサヒビールの場合、どこでも『スーパーDRY』なんです。それ一本で小売・量販店でも飲食店でも売れてる。『スーパーDRY』のブランド力、認知度がどんどん上がっていくんですよね。
与力ははあ、そのような違いが。
店長キリンは銘柄への認知度が分散しちゃう。まして、キリンはアサヒと比較するとビール一杯作ってますからね。
与力そんなにあるんですか?
店長『一番搾り』『ラガー』に、『ハイネケン』もそうだし、『ハートランド』『ギネス』もやってるし、一杯持ってます。
与力え、『ハートランド』とかもなんですか? 知らなかった……。
店長もちろん、キリンはビールが棚にずらっと並んでて、そこからどれを選んでも大体キリンのビールになる、っていうポートフォリオって戦略を取ってはいるんだけど、アサヒは『スーパーDRY』だけで売り場を取るんで。ジャンルの違う強さではありますけどね。
与力確かに『スーパーDRY』はそれだけで売り場埋め尽くしてますね。
店長と、まあ。そんな大げさな戦略を考えている訳ではないんですけど、現状で自分が大事にできる限界は5個、よくて6個じゃないかな、と思っています。
与力そうやってゲームを丁寧に育ててロングセールになっていくと、逆に「リゴレのゲームだから大丈夫」っていうメーカーへの信頼も生まれてくるんでしょうか。
店長あるかもしれないですね。商品固有のブランディングなのか、メーカー自体のブランディングなのか、どっちだ、みたいなことは考えますけど、「リゴレ」で有名になれたら一番嬉しいですよね。
与力まずその第一弾として『ワードスナイパー』は大成功だった、と言えますね。おめでとうございます。
店長ありがとうございます。そうですね、成功ですね。ここまで、今の流れはいいですね。おかげさまで発売1か月で増刷ですから。
与力次のリゴレ発ゲームも期待したいところです。
店長繰り返しですけど、ゲームで楽しい、人が笑ってる、ってことが大事だから、笑いが生まれるに至る道が近いゲームがいいなあ、って感じがあります。「みんなゲラゲラ笑って遊べる」という方向、そういう系統を大事な方向としてやっていきたいですね。
与力ということだそうですので、店長の方向性に共感されたゲーム作家さんはぜひお話を。
店長ぜひお話させてください。なんだか結局、仕事の宣伝しちゃったなあ。
与力ところで『ワードスナイパー』で儲かったリゴレさんは、みなとみらいあたりにオフィスを構えて、アポ取ろうとしても「社長はお忙しいのでお約束は4か月先になります」みたいな、大企業への道一直線なんですか?
店長この短期でどんな売れ方したらそんな遠くに行けるんですか(笑)。
夏から秋にかけても盛りだくさんなリゴレのイベント。予定は公式ホームページをチェック。