信長の野望 創造・戦国立志伝 テキストリプレイ 中級:真田信幸で家名を後世に遺す! Part.24

バランスが崩壊するポイント

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1617年の情勢

どうもこんにちは、真田信幸です。伊達との攻防はこちらがジリジリと押し始めていますが、まだ敵の一流武将が大軍を率いて来襲するので、全く気は抜けません。

信長の野望・創造 戦国立志伝
とはいえ、手が足りていない所からじわじわと攻め潰していきます。
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

敵の軍勢を最前線の城にできるだけ多く引き付けたところで、孤立している城を見つけだしては後方の城で編成した遊撃軍を送り込んで一つずつ落とす。これで伊達の戦力は漸減できます。あとはこれの繰り返し。気を遣う所と言えば、軍勢の移動がスムーズにできるよう、街道を整備しておくことと、兵糧の残高くらいですね。あんまり負ける気はしなくなってきました。

…さて。今日は出だしからあまりテンションが上がらないんですが…

信長の野望・創造 戦国立志伝
さようなら、重則。
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

地味ながら長くいい働きをしてくれた、譜代の鈴木重則が死去

鈴木忠重(右近)「父も齢70でございましたから。天寿を全ういたしました」

うん。さすがにこの年代になってくると、戦国時代史的には後の方に登場してきたなあ、という武将でも、結構な老齢になってくる。わしだって50を越えたからな。となると、櫛の歯が欠けるように、配下のものどもがこの世を去っていくのだよ。

小幡景憲「と、申されて、まだまだ若いものも多くおります。悲観されることはございません」

まあね。そもそも真田一族自体が結構若い部類だから、いきなり人手不足に陥るなんてことはないだろうし、このことあるを想定して若手をできるだけ家臣団に組み込んでおいたから、慌ててはいないんだけども…

高梨内記「長く苦楽を共にした家臣がいなくなるのは、心情的に寂しい、ということですな」
河原綱家「いやいや、ありがたいお心。我らはよい主君を持ちました」

…君らは結構長命の部類だから、あんまり心配していないよ。

井伊直孝「…ご歓談中、失礼いたします。伊達の軍勢およそ12万、わが岩付城、厩橋城を目指して出陣した、とのこと」

お、おう。伊達政宗、やはりしぶといのう。先に越後攻めに大軍を動員しておいて、今度は関東にこれだけの兵を動かしてくるとは。

真田花「北関東は源次郎叔父上と我らで防ぎますゆえ、その間に父上は…」

うむ、必ず伊達の脇は甘くなるからな、そこを狙う。頼むぞ!

信長の野望・創造 戦国立志伝
関東平野は大合戦になりやすいが、回り道しやすいので…
(信長の野望・創造 戦国立志伝)
信長の野望・創造 戦国立志伝
うまく軍勢を采配して、敵を包囲するように進めば、この通りクリアに。
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

まあこの辺り、CPUは大軍でも攻め口が一方向になる傾向が強いのはいつも通り。こちらは多方向から迎え撃てば、この城取り合戦に負ける気はせんな。さて、戦果はどの程度であったか。

真田幸村「下野の唐沢山、下総の関宿、常陸の小田、府中の各城を落としましたぞ、兄上」
井伊直孝「…ただし、結城城は太田政景が固く守り、我が方を寄せ付けませなんだ」
真田花「攻略は失敗ね、父上。ここら辺りが今回の限界じゃないかしら」

左様さな。さて、大きな戦果は挙がったが…

1618年の情勢

ふむ、先年の伊達と……第何次だかの大合戦に及んだわけだが、ちと目障りなことがあったな?

小幡「最上ですな。下総に飛び地を持っておりましたが、伊達に本領の出羽を取られ、いまやあそこを最後の砦としております」
右近「最上の軍勢にウロウロされると、安房の軍勢が北上しづらい。ここはこの際…」

そうさな。そろそろ潮時だろう。安房には最上・伊達に領土を奪われた、旧南部、蠣崎の遺臣を多く配しておいたから、奮い立つであろうな。

小幡「父上もなかなか人使いが厳しい」

使えるものはなんでも使って有利にする、が真田の家風だからな。

信長の野望・創造 戦国立志伝
はい、あっという間に追い詰めまして…
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

最上も滅亡、か。先代の義光には手痛い目にあわされたものだが…

右近「時の流れは早うございますな」
小幡「これで安房から軍勢を常陸へ進めることができます」

機が熟しつつあるな…そろそろ伊達領へ一気に踏み込む準備に取り掛かろうか。

1619年の情勢

信長の野望・創造 戦国立志伝
前年末から伊達がまた攻めてきたものの、跳ね返すことに成功。
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

攻めて来れば攻めてくるほど、向こうの城が減っていく。もはや状況は我が方圧倒的有利だ。此度は水戸城を落としてやった。

小幡「そういえば、水戸城にあのお方がおられましたな」

信長の野望・創造 戦国立志伝
あのお方(徳川秀忠)
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

捕らえたけど…そっとしておこうか。

右近「江戸城辺りに配されるがよろしかろうと」

おう、えげつないことを申すな、おぬしも。でだ、そろそろこちらから伊達を攻めることにしようと思う。もう、我が軍団と伊達家の力関係は逆転しておる。ここらで一気に戦の趨勢を決めてしまいたい。

小幡「良きお考えと、存じますが、どこから戦を始められますか」

うん、局地的に見れば、戦力が拮抗している唯一の場所、越後だ。あそこの状況を我が方有利に持っていき、日本海側、太平洋側、そして奥州街道と、三方向から伊達を攻め滅ぼす。

右近「承りました。されば直ちに各城主に使いを出しましょう」

では、まずは越後の永井直勝相馬利胤の二人の婿殿に働いてもらおうか!

信長の野望・創造 戦国立志伝
永井直勝「義父殿は将軍家が助勢されることを知っておったのだろうか?」
相馬利胤「少なくとも成算がおありだったのでしょうな」
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

フッフフフ、戦が圧倒的不利か優勢かだと、比較的CPUは援軍を送ってきやすい…というのは体感だが、いずれにせよ直勝殿が与板城を落としたのがトリガーになったかなんかで、ようやく北陸の徳川軍が動き始めた。この戦力も加えれば、一気に上越まで進出できよう。

小幡「永井、相馬の両勢は栃尾、安田の二城も落とし、会津盆地へ攻め込む足掛かりを得ましたぞ」
右近「どうやら勝ちましたな、殿」

よし、全軍出陣だ。一気に奥州へ踏み込むぞ!