信長の野望 創造・戦国立志伝 テキストリプレイ 上級:大友義鎮が地上に楽園を築くまで Part.3

想像以上に島津はやばい

「総長様、ここ、ブンゴの領主であるオオトモは、神の教えに耳を傾け、我々に布教の自由を許してくれました。とても喜ばしいことなのですが、この人は、我々の話を理解し過ぎるのです。なにか、まるで、もともとすべて知っていたかのように……」
(ある宣教師の手紙)
スポンサーリンク

府内館 第二回重役会議

はい、それでは重役会議を始めます。よろしくね。

戸次鑑連「……御屋形様、まずは秋月・阿蘇攻略、誠に祝着至極にございます。我ら一同、お祝いを申し上げまする」
高橋鑑種「じゃが、大内の介入は余計なことでございましたな。八郎様(=大内義長。義鎮の弟)も、御屋形の後押しで大内当主となられた上は、大友家のこともよう思案下されるが、よろしゅうございましょうに」

ま、そこは仕方ない。大内を島津との最前線に引っ張り出したと考えよう。我々にとってのビッグイシューは、あくまで島津との対決。本格的な対決が始まる前に、どれだけ有利な状況まで持っていけるか、が勝負だから。

土持親成「なれば、是非とも我が家の日向経略に、より一層の後押しを願いたい! 島津が伊東を併呑すれば、すぐに御府内まで迫れる道理でございますれば!」
臼杵鑑続「(土持は、領地への野心が見え透いておる……分かりやすいといえば分かりやすいが……)」
志賀親守「(不平不満の多いこ奴を、どう処遇していかれるか、御屋形の腕の見せ所であろうな)」

ん、それはその通り。日向には私と臼杵家がしっかり目を光らせておくから、オポチュニティマネジメントはしっかりやりますよ。OK?

土持「……ははっ(何いってんだ、この御屋形は)」
蒲池鑑盛「当面は日向攻めの算段、ということにござれば、我らは街道の整備など行い、軍勢の移動を容易たらしめるよう、働きまする」
角隈石宗「では、しばらくは各家とも戦力の充実に努めつつ、伊東攻めのお下知を待つ、ということでよろしゅうございましょうか」

そうね、今んとこオンスケできてるから、焦る必要はないけども、かといって楽観視もできないよ。皆さん、目標に対してはしっかりコミットして下さいね。

一同「ははっ(……何を言われたのだろうか……)」

府内館 ―1553年からの戦略進行―

はい、MTG始めるよ。最初に、新しいプロジェクトメンバーの紹介ね。親直さん、あいさつよろしく。

甲斐親直(元阿蘇家重臣)「甲斐親直でござる。以後よしなに」

信長の野望・創造 戦国立志伝
全ての能力が高次元なので中途採用したよ。
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

はいどうも。島津に対抗するには、連中に負けない人材のクオリティを持つことが重要だからね。大いに期待してますよ。さて、現在優先しなきゃいけないタスクはある?

吉岡長増「阿蘇家を併呑し、甲斐殿はじめ、旧阿蘇家臣団を配下に加えましたが、いずれもみな、御屋形様へ忠義を働くかは不透明ですのじゃ」
一萬田鑑実「当家は主家を滅ぼした仇敵。それにいきなり忠義を期待するのも難しい、とは存じますが……」
吉弘鑑理「とは申せ、御領国を広げなさるにあたっては、城を守る人手が大切にござる。連中を召し抱えねば、思うに任せぬことになりかねませず」

……うーん。彼らは基本の考え方が「保守」で、私は「創造」と、主義が違うから、お互い理解しあいにくいんだよね。まあ、そこは何とかしないとね。ちょっと申し訳ないけれど、戸次家に頑張ってもらおうか。他には?

一萬田「土持家は日向攻略に気炎を吐いておりますが、思いの外、伊東の軍勢が手強く、率直にいって戦力が足りておりません」
吉弘「臼杵家は土持家を後押しするにあまり積極的ではなく、御屋形様のご出陣が肝要かと思われます」

やっぱ土持・臼杵と伊東では、ミスマッチになっちゃったね。でも、たぶん高城を取れば、戦力バランスは崩れるから、その後はいけると思うんだ。ただ、伊東は東九州における島津とのバッファでもあるから、あんまり早くがっつくと、日向がレッド・オーシャンになりかねない。欲を言えば、もう少し戦力拡充の時間が欲しかったけど…

吉岡妙林「悩まれるお顔も素敵ですわ、義鎮様!」

ハハハ、照れるな。とりあえず鑑実、戸次にメール送るよ。それから、出陣の支度もしておいて。いつでも日向を攻撃できるように。

甲斐「(……大友家の家風は万事斯くの如しにござるか?)」
角隈「(……御屋形様は万事この調子でござるが、家全体がこう、という訳では…)」
甲斐「(ご苦労が、しのばれますな)」

⇒旧阿蘇家臣を戸次家与力とする。

信長の野望・創造 戦国立志伝
OJTもよろしくね。
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

戸次「……?」
由布惟信「動向不確かな連中を全部押し付けてきた、ってだけじゃないですか。厄介ごとを抱え込まされましたぜ、こいつは」
戸次「……よい。わしやそなたの振る舞いを見ておれば、己の生きる道は自ずと悟るであろう」
由布「(うちの殿様はホント馬鹿が付くほど生真面目な忠義者だ……でも、言ったとおりにしちまうのが、すげぇとこだよな)」

信長の野望・創造 戦国立志伝
はい、そんじゃ攻撃開始でーす。
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

南から島津につつかれていたらしい伊東家に、戦力的余裕はなくなっており……

信長の野望・創造 戦国立志伝
余裕の勝利。高城ゲットです。
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

よし、これで日向はほぼ手中にした、といってもいいだろう。高城は……土持家の知行としようか。以後も頑張ってください。

土持「ははっ、有難き幸せ(ようやく苦労に見合った褒美が得られたわ)」

では、ここからは南肥後の相良家の領地を……あれっ?

信長の野望・創造 戦国立志伝
島津歳久「大友に好き放題されてたまるか!」
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

しまった、相良家は持たなかったか。これで我らは肥後と日向で島津とコンペティターになってしまった。想定より早い!

一萬田「いかが、なされまするか」

うーん、いったん府内へ引き上げ、再MTGだ。高橋以下、北九州の戦力を南下させられるか、考えてみよう。

角隈「ただ、ここから無事に引き上げさせてくれれば、よろしゅうござるが……この状況、わしならば見逃しませぬ」
甲斐「いかさま。取ったばかりの城ほど、守りづらいものはない

なるほど……確かにその通り。仕方がない、戸次家には苦労をかけるが、戦力をこちらに回してくれるよう、メールを出そう!

信長の野望・創造 戦国立志伝
案の定、高城を巡って大激戦。
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

戸次「……大内が、むやみやたらと日向まで踏み込んでくれて助かり申した」
由布「大内勢に引き寄せられて、島津の兵が二分されたからな。あれがなければ……ふう」

大内も何とか役に立った、ということか……。もう少し準備時間が欲しかったのだが、しょうがない。リスケだ!