カピ原(ボードゲーム開封編)

ボードゲーム愛好

『カピ原』を開けてみた

かっこいいカピバラの列を作っておいしいかぼちゃをゲット!(パッケージ裏面より)。

プレイ人数:2-4人
対象年齢:8歳
プレイ時間:30分

カピバラ長風呂対決2022の記録は1時間58分38秒

いまやすっかり冬の温泉が風物詩となった世界最大のネズミ、カピバラ。のほほんとした風体に癒されると人気のこの動物を題材にしたゲーム、それがOKAZU brandさんから発売された『カピ原』です。ゲームデザインはOKAZUさんこと林尚志氏。代表作『横浜紳商伝』をはじめ、最近では超大型ゲーム『ユグドラシル』など、国内外に多数のゲームを世に送り出しておられる名デザイナーですね。

「実は一番お気に入りの動物がカピバラ」という与力にとっては、このテーマは何が何でも購入しなければならないゲームですが、しかしOKAZU brand謹製となれば、ただ単にカピバラ可愛いというだけでは終わらない、鋭いゲームになっているはず、ということで二重の期待を抱きつつ、開封をしていきたいと思います。

カピ原
箱表。

顔だけ出して温泉につかるカピバラ的な。

カピ原
箱裏。

ここで真の主人公がサルであることを知らされる。霊長目こそ生物の長か。箱サイズは約10×8×2cm。手のひらサイズです。

カピ原
フタを取りました。

説明書とカードが入っています。カードはミニサイズですかね。

カピ原

カピバラ満載のカード類。

カピ原
そして主役のサル。

表は3、裏は4というナンバー入り。

カピ原
得点となるかぼちゃカード。これの取り合いです。

プレイ前雑感

OKAZU brand謹製の動物小箱ゲームシリーズは、『ひつ陣』『やぎ山』ときて、『カピ原』で3作目となっています。前二作もプレイ時間30分程度のゲームで、多くの人に遊びやすくできているシンプルなゲームのようです。が、シンプルながら考えどころがしっかりあって、勝とうと思えば相応に頭をひねったり洗面器に顔をつけたりしなければならないという、「間口は広く、中は迷宮」みたいな評価がちらほら。

ということは『カピ原』も、のんびり温泉につかって気が向いた時にかぼちゃをかじるとかいう、カピバラリスペクトなゲームスタイルでは、きっと勝つことはおぼつかないのでしょう。それでは2人プレイで遊んでみたいと思います。

続きはこちら:プレイ感想編