『音速飯店』を開けてみた
はやいは、うまい。うまいは、やみつきカードゲーム。
(パッケージ表面より)
プレイ人数:2-6人
対象年齢:6歳~
プレイ時間:15分
町中華、ふたたび
手のひらサイズの鮮やかな赤箱に、脱力系料理長の絵が目印というカードゲーム『音速厨房』。Sakura-Go-Roundさんの制作で、ゲームマーケット2021春に初出のゲームです。この中華料理系スピードゲームが、すごろくやさんの手によって看板をかけ変えてリニューアルとなったのが、今回紹介する『音速飯店』になります。ゲームマーケット2022秋の会場でガンガン銅鑼が鳴り響いていたのは、このゲームの試遊によるものでしたね。
いまや東急ハンズなどでも売っているほど普及が進んでいる定番ゲーム、原作との違いなども含めてご紹介してまいりましょう。
パッと見、箱が正方形&テカテカになって目立つようになりました。料理長の脱力顔は相変わらず。
ゲーム概要の説明が追加されています。箱のサイズは約10×10×2.5cm。原作は約9.5×5.8×2cmでしたので、横幅が倍近くなっています。箱は柔らかめの組み箱で、剛性は高くはないです。
中華どんぶり的な紙容器「中華トレイ」の中に丸いカードが入っています。あと、説明書です。
カードは合計60枚。原作は52枚でしたので、8枚増加です。
いかにもなデザインの中華トレイ。こういうところでテンションが上がります。
プレイ前雑感
すぐに楽しめる、ひねりの効いた3種類のルールで遊べた『音速厨房』。そこからスピードゲームである“音速厨房”ルールにフォーカスし、特化したのが『音速飯店』となります。場の真ん中にカードを投げ込んでいくプレイをしやすくするため、カードの形状を変更し、カード受けのトレイを準備してあるという有難い心づかいにより、素晴らしい完成度に到達しているのではないかと感じました。それでは、実際に遊んで感触を確かめてみましょう。いつもの2人プレイです。