『音速厨房』を開けてみた
はやいは、うまい。うまいは、おもしろい。
(パッケージ裏面より)
プレイ人数:2-4人
プレイ時間:5分
対象年齢:6歳~
町中華で遊ぼうぜ!
手のひらサイズの鮮やかな赤箱に、脱力系料理長の絵が目印というカードゲーム『音速厨房』。Sakura-Go-Roundさんの制作で、ゲームマーケット2021春に初出のゲームです。ゲーム概要が「熱烈スピードカードゲーム」ということで、おそらくは日〇屋的なプレイ感が味わえる、そんな熱い、もしくは辛い、ことによると酸っぱいゲームなのではなかろうか、と思われます。ゲームマーケット会場で購入した時にも、そんなことを考えていたかもしれません。ともあれ、さっそく開封から進めていきましょう。
中華鍋とお玉を構える料理長は、一見すると熱烈感もスピード感も欠如しているように感じられるが、こういったタイプこそ実は真の達人である公算が大。
料理長謹製のお品書きを掲載する。箱サイズは実測で約9.5×5.8×2。大人の男性ならば手のひらに収まります。
サイズとキャラメル箱でトランプ的な見た目になります。
ルールが記載された説明書カードが3枚。
あとは独特なフォントのゲームカードとなります。全52枚です。
ゲーム前雑感
ワンアイデアからくる“誰でも気軽に遊べる系”ゲームは、続々と多数の良作が発表されるだけに、市場の回転が速く、若干一期一会的なイメージがあるカテゴリーだと思います。特にゲームマーケットで発表される作品については、後で噂を耳にして買おうと思ったときには、すでに入手難だったりしてしょんぼりすることがあるので、「ムムムッ、これはッ!」と第一印象でグッと来たら買っておく、というのを個人的な鉄則としています。まあ、パッケージ買いの理屈ですね。
で、今回購入できた『音速厨房』ですが、ふにゃッとした料理長&飾り気の少ないパッケージが、なにか心に刺さってくる、グッとくる一品でした。これはもしかすると功夫かなにかのなせる業なのかもしれない…と思いつつ、さっそく2人で熱烈に遊んでみようと思います。
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