ゲームマーケット2023秋 個人的に気になるゲームまとめ

ボードゲーム愛好

きたる12月9日、10日の両日にわたって年に2回のビッグイベントの2回目、2023年ゲームマーケット秋が開催されます。

これに先立ちまして、Table Games in the Worldさまより「注目の新作ボードゲーム」投票参加のお誘いを頂戴いたしました。そこで取り急ぎ、個人的にこれは手元に置いておきたくなりそうだなあ、という作品をピックアップしてまとめてみました。

おおむねゲームマーケット公式ページとX(旧Twitter)からの情報収集によって選出をいたしました。ただし、ルールの読み込みやシステムによる判断などのガチ要素は皆無で、第一印象による「自分のボードゲーム棚に置きたいテーマ・デザインのゲームかどうか」つまり、自分が欲しいかどうかという主観を最も重く取りました。

したがいまして、当奉行所のプレイ環境においてあまり出番の想像できないもの(大人数向けのパーティーゲーム、大喜利などのワードゲーム、人狼系、マーダーミステリーなど)や、個人的に現状でマスターピースと言えるようなゲームを持っていると考えるシステムのゲームは、基本原則として評価を割り引いております。ひとえに当方の視点・視野・視座による選出、加えて五月雨式に降ってくる情報の雨を追い切れず、抜けや見逃しの部分もありますので、決して十全の判断の下の選択とは申せませんが、何らかの情報共有につながれば幸いです。

なお、各出展者様につきましては、文中敬称略とさせていただいておりますので、ご了承くださいませ。

『暁のナイル』 植民地戦争+a 土-ウ06

「エジプトは、ナイルの賜物」というヘロドトスの言葉がゲーム化したという解釈でよろしいのでしょうか。拡大再生産とナイル川の氾濫がどのように絡み合っているか、期待が持てます。
https://gamemarket.jp/game/181737

『あひる湯』 ごみ国際 土-イ11

あひるのおもちゃが好きです。大好きです。もしかすると、ゲームはせずに風呂に浮かべているかもしれない。
https://gamemarket.jp/game/182396

『KING of ANGLER』 RMBC 両-テ11

釣りチャンネルがABEMAから消えた哀しみを癒してくれる可能性があるのはこのゲームではという期待。当奉行所にも、むかし全然釣れない釣り人が出入りしていましたが、あの人、いまだにハゼ以外まともに釣れてないらしいんだよなあ。

https://gamemarket.jp/game/181663

『ナイルの壁画』 77spiele 両-ヒ11

『暁のナイル』からエジプトつながり。手作り感満載で見た目は少し地味かもしれませんが、バーストタイル配置のチキンレース的な部分にキレを感じます。価格的にも抑えておいて間違いのないデザイナーさんと思います。

『何故か盛り上がるMC ライブハウスイェーイェー』 角刈書店 両-ナ01

これは最近になって『ガムトーク』を遊んだところ、相当ウケたという環境がありまして。それならこちらもいけるのではないかという。完全に当方都合です。

『にゃーにゃー大フゴー』 クリボ実験室 両-ニ09

米光さんのゲームでネコなら買いだと思っています。

https://www.gamemarket.jp/game/182092

『ハエトリ』 ひとりじゃ、生きられない。 両-サ20

当奉行所内、ハエトリグモに関しては、まあまあの生息数を誇っています。そういった親近感からですかね。あと、このテーマで協力ゲームができるっていう発想が凄いですね。パッケージの絵がリアルすぎてクモ苦手の奉行が遊んでくれるかだけが問題。

『ミャオ・オラクル』 COLON ARC 両-ヒ01

ネコのゲームは判定が甘くなります。さておき、こちらはカードのデザインが素晴らしいですね。飾りたい。

https://gamemarket.jp/game/181886

『ラフレシアン』 SzpiLAB 両-ナ28

『サフラニート』とか、なにかを投げるゲームって結構好きだったのですが、持ってないんですよね。そういった意味合いでのチョイスとなります。

『LIMITO』  ブッコ -Bucco Games- 日-ウ02

タギロン』以来注目しているデザイナーさんの新作です。糸を伸ばしていく盤面にひきつけられます。

『レッスルカードスラム』 パーキーパット・ゲームズ 両‐コ23

これが一番ゲーム性など分からないのですが、初代『ファイヤープロレスリング』以来のプロレスファンとしてはテーマだけで見逃せない。寡聞にしてプロレスリング・シークレットベースという団体を存じ上げなかったんですが、闘龍門の流れにあるようですね。勉強になりました。

なお、今回のゲームマーケットですが、中山・阪神・中京三場開催の土日で併せて三重賞が予定されており、ここで大勝負する必要があるため、訪問は困難な見込みです。嘘です。現在、諸事情によりあまり遠出できませんもので、奉行所より各出展者様の成功を祈っております。