『ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~』を開けてみた
偉人を組み合わせて最強の偉人キメラを作り出せ!
(パッケージ裏面より)
プレイ人数:2-6人
プレイ時間:15-30分
対象年齢:10歳~
Twitterに突如流れた衝撃
ゲームマーケット2018秋に向けて、新作ゲームの情報集めにそれなりに余念が無かった開催一週間前、TL上に謎のゲーム情報が流れてきました。それが今回のゲーム『ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~』です。制作したのはAzb.Studioさん。前回のゲームマーケットで『カニの行進~遅すぎた覚醒~』という発泡スチロール箱に山ほどカニが詰まっている、見た目に絶大なインパクトを誇る作品を世に送り出したサークルさんです。
今回の新作も、ゲームカードを組み合わせて出来上がったと思しき「モチンハン」なる人物が、初対面で強烈なストレートを脳に放ってきていました。その衝撃による思考の乱れが、こんな風に世界史上に残る偉人をイタズラに弄くりまわして遊ぶゲームなんて、ゲムマでないと手に入らないヤツだ!という結論を導き出し、割と即座に予約、無事購入に至ったという次第です。一体、何が起きるゲームなのか、箱を開けて確かめてみたいと思います。
ゲーム中に登場する偉人の肖像画がぐるりとあしらわれています。
「ガウダマポレテス」「モチンハン」という謎の人名を目にし、「ヤバいゲームを手にした」という実感を新たにします。箱のサイズは約13×10×3.5cm。しっかりした作りです。
ゲームカードが詰まっています。モビロンバンドで束ねてくれているのはうれしいですね。
これらを組み合わせて偉人を召喚していく、という趣向です。
プレイヤーが争うトロフィーである聖杯カードと、イベントカード。
『ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~』【ゲーム前雑感】
「偉人を召喚して聖杯を争う」という、昨今大人気のどこかで聞いたことのあるようなテーマを上手く魔改造し、歴史の教科書などで見たことが有るような人物の肖像画を使って、既に見た目でなにが面白いかが伝わってくるゲームです。ゲームシステムに独創的なアイデアがキレている、というよりは、このシステムでこれをやってきたか!という、テーマとシステムの取り合わせの妙が光るゲームではないでしょうか、という第一印象ですね。
そういうことで、例として公開され、発売前からかなりバズった「モチンハン」より珍奇な偉人を召喚することができるのでしょうか。いつもの2人プレイで楽しんでみましょう。