ある意味で最初に直面する”格差のある世界”かもしれない
タイトルがなんかネガティブですみません。
この後の内容もネガティブよりだったりしますので、
シール大好き!みんなもっと買おう!な方が、読んでていて楽しい話じゃないかもしれません。
どうかご容赦ください!!
シール文化はキラキラしてて可愛い
最近、我が子もシール交換にはまっています。
私(平成初期に小学生)自身は全然シール交換をしない子どもでしたので、「シール交換する!」と張り切って出かけていく我が子を見ると、おやおやまあまあと不思議な気持ちになります。
私の場合、かろうじて貰うことはあったかな?筆箱とかに貼っていたような気がします。
でも、そういうグッズを持ち歩くようなタイプではなかったし、家には未開封のいただきもののシールがいまだに眠っているはずです。
元々シールとかに興味が少ない上に「もったいなくて使えん派」なんです。
エリクサーは貯めるもの。
ちなみに、シール交換文化は、身内の女子(平成後期に小学生)に言わせると「あー!懐かしい~!」とのことだったので、まあ絶えることなく続いているんじゃないでしょうか。
シールそのものについては「今はこんなのあるんだ!」みたいなことは言っていたので、どんどこ新しいものが開発されているようです。
で、格差って何事よ?
話題がネガティブよりに戻るんですが。
実際に自分が保護者として子どもが欲しがるようになってみて思ったんですが、マジで、シール帳の格差が凄い。
私が見たことがある限りの一番上は、この「鍵つきバッグタイプ」。
とても可愛くて、お値段が可愛くない!
セール等になっていないとおおよそ3,000円くらいでしょうか。
一般的な本タイプのは幅があって、500円~2,000円くらいに収まると思います。
かわいいね、シマエナガ。
【追記 2025/10/6 18:58】
先ほど「近所の100均のシール帳売り切れだった」という聞きつけて、まさかと思って確認しにきたのですが、この文章を書いた時より、シール帳もシールもめちゃくちゃ値上がりしているようです!!うそでしょ、の価格!!こんなに高くなかったです!!すみません!!!
100均のは一番リーズナブル。ただし、シンプルなリングノートのため、通常はリフィル(台紙)を増やせないのと、粘着性がちょっと微妙かも。
貼ってしばらくすると剥がせなくなるとか、剥がしたシールの粘着力がほぼなくなっているとかあります。
女子の文化を見ていると、貼ったり剥がしたりを繰り返す(これあげる!これ頂戴!)ことが多いので、満足できない可能性も。
ただ、子どもは買ってもらったものをすぐに落としたり忘れたりすることも珍しくないし、わーわー言っていた割にすぐ飽きちゃうこともありますからね。
まずは100均に行って、好きなシール帳とシールをセットで選ばせて、管理させてみる、というのがいいんじゃないでしょうか。
ここから先は「シールがどうこう」の話ではないですが
話はちょっと変わりますが、学校の持ち物って、基本的にはある程度指定されていますよね。
特に小学校低学年の場合、学校の授業に集中させるために無地・シンプルなものにしましょうと言われがち。
※消しゴムが一個落ちて飛んで行っただけでわさわさする子どもたちを見ていると、私は無地・シンプルに大賛成です。
そういう社会の中にいる子どもたちが、放課後遊ぶ時とかに、シール帳を持ち寄ると、気にする子は気にするわけですよね。
「私はこれを持っているのにあの子はもってない」とか。
「私は買ってもらえないのに、あの子はもっている」とか。
あ、決して「シールが悪い」というわけではないです。
気にする子は、なんでも気にする。
気にしない子は、なんでも気にしない。(←私はかつてこっちでした。鈍感力すごかった)
なので、いずれいつかのタイミングで出てくる面倒な問題です。隣の家の芝生問題。
ここは前向きに「なるほど、うちの子はこういうタイプか」って気づくきっかけとして考えるといいのかも。
今後はスマホだとかお化粧だとか、まあ色々な問題が付きまといますから…
我が子は「〇〇ちゃんが持っているシール帳(鍵付き)が欲しい!」と言い出したので、「お友だちと楽しく遊ぶもので、お母さんも必要なものだと思ったから、これ(鍵なしタイプ)なら買えるよ。お値段は△△円。〇〇ちゃんが持っているやつは××円するよ。どうしても欲しいなら、差額をお小遣い(お年玉貯金)から自分で出そうね」という形にしました。
※お年玉は1年生になる頃からがっつり渡しておりまして、そう言われると本人なりに色々計算して買い控えることも多いので、こんなアプローチになりました。
小学生、全然お金の価値をぜんっぜん分かっていないことも多いので、この辺はご家庭の価値観、子ども当人のタイプによりけりだと思います!!
ちなみに、シールそのものもピンキリ
話は戻してシールそのものの話。
幼児の頃の、ちょっとしたシールでもきゃっきゃと喜んでいた時期が懐かしいですよ。
何せ、ハイグレードなシールのレベルが高い。
ぷにぷにしてるとか。
水が入っているとか。
生まれて初めて見た時、シールに水を入れようって思いついたの、誰……!?と思わず思ってしまった私です。
どれがその子の心にヒットするのか分かりませんが、豊富にあった方が選べて楽しいっぽいです。
ただ、シールに関しては100均もイイです!ぜひ活用すべしです!
ちょっとだけシンプルになりますが、ぷにぷにしている奴とかも大抵売ってます。
和菓子のシールとか見つけた時は、我が子の周りでは「かわいいー!」って好評でした。
※普段から小学生が100均に買い物に行くのが当たり前な地域柄だと微妙かもしれません。お友だちとかぶっちゃうからね…手厳しいね…
【追記 2025/10/30】
大人気商品「ボンボンドロップシール」については、次の記事で書きました。
そして、子どもたちの社会
そして最後、シール交換文化から発展して、子どもの社会の話。
子どもたちは大抵楽しそうにシールを見たり交換したりしているようです。
自分が貰ったらあげようとするんですが、誰もが「ありがとう」と受け取ってくれるわけではないんですよねえ。
「いらない」とストレートに断られるわけですよ。
「どれがいい?」への返答として「そんなのいらない」くらいまでは聞いたことがあります。
大前提として、私個人の感想としては、近くで見てない方が親の精神がやられないと思います。
特に、つい口を出したくなっちゃう人(私もこれです)は。
相手のものを過度にけなすとか、集団が一人を排除するような状態でなければ、こういうのも社会を知る上で必要だと思いましてね……。
「ああ、こんな風に言われたらやだな」とか「腹立つ」とか「悲しい、傷ついた」という感覚も大事なことなのでね……。
我が子もどこかで傷きつつも、どこかで誰かを傷つけてしまっているんだろうなと思って、過剰には気にしないようにしています。
そこでもめるなら鬼ごっこしてて!とか思っちゃうけど、しょーがない!
※なお、「このシール持ってない人とは遊ばないって言われた」「このシール買ってきてって命令された」とかになると、シールがどうこうという以前の、イエロー信号だと思います。学校の面談とかで、相手の子と我が子の関係性を聞いてみるなどし始めた方がいいかも…です。
※反対に、低学年の子どもの話は、本人が「自分が被害者になった」と主張しがちなので(年齢的に仕方ない)、過剰反応しない方が良いケースもあります。
という感じで、シール帳と小学生のあれやこれやでした!
ネガティブ意見がぽいぽい挟んじゃいましたが、シール交換している子どもたちは基本、楽しそうです。
お子さんがシール帳を欲しがっているなら、とりあえず100均に連れて行ってお買い物を楽しんでみると宜しいかと思います。
保護者のみなさま、お疲れ様でございます!
【追記】2025年10月30日
文中にもリンクを置きましたが、あまりに品薄で価格変動が凄いので、記録しておこうと思って続き?を書きました。
→小学生女子のハートを掴んだ「ボンボンドロップシール」の狂乱(市場価格の変動)を記録する

![[シール帳]カギつきバッグマイシールバインダー/むぎゅっとふれんず](https://m.media-amazon.com/images/I/41Qqr5OBolL._SL500_.jpg)




