洗濯機が置けないとすごく焦る
唐突ですが、実家がリフォームをしました、きんこです。それなりに紆余曲折あったようですが…あまりに詳しいことを書くと、いつか身内にバレて叱られそうなので閑話休題して…。
結論:リフォームしたら洗濯機がうまく置けなくなりました。ので、洗濯機の底上げ部品を買って何とかしました。
洗濯機の底上げ(足あげ)
洗濯機はドラム式やら縦型式やら色々ありますよね。私が子供の頃、実家は長い間、二層式でした。その影響下、私は「縦型式」派です。幅取らないのと形が好き。まあ、ドラム式の利便性を体感したら手のひら返すかもしれません。
で、形の種類はさておき大体どのような洗濯機でも、足は短めで、おおよそ底より下の部分に大きな空間はできないものと思います。普通はそれで問題ないだろうと思います。掃除ができないので、十年くらいして取り換える時に汚くなっているとか、落とした物が入り込んで面倒くさいとか、そんな程度ではないかと。
ところが、時としてもっと致命的な問題に直面することがあります。洗濯機がうまく置けない、という問題に影響することもあります。排水溝の位置や形状などによって、床や防水パンに置いた洗濯機と、給水口や排水口がうまく合わないことなどがあるのですね。
こうなると、そもそも使えないか、後になって大量の水漏れなどが発生する原因となります。そんな問題解消のために、洗濯機の足の下に物を入れて高さを上げる。これが洗濯機の底上げ(足上げ)です。
方法としては、専用の商品を設置してその上に洗濯機を置くだけ。ブロックなどで代用する方もいらっしゃるようですが、万が一ズレるようなことがあると、悲惨なことになりかねないので、若干リスキーではないかと思います。
我が家の洗濯機の底上げのために考えた、二種類の製品
そんなこんなで、我が家でも「洗濯機がおけない。じゃあどないしましょ」となりました。ただ、あまりに突然なので「どのメーカー?」とか「どれが適している?」とか全く分からずに家族揃って右往左往。グーグル先生大活躍です。
最終的に下記の二種類にしぼられました。
【437-100(カクダイ製)について】
- 「洗濯機 かさ上げ」などで上位ヒットします。私が初めに見つけたのもこの製品でした。
- 洗濯機を床から上げることができます(100mm)。
- しかし、底面の固定は粘着テープによって行われるようです。恐らくは防水パンとセットで使う方が良い製品なのではないでしょうか。つまりは「洗濯機を床に直置きすると完全に跡がついてしまう」という問題があるのです(勿論、他の製品でもつかないという保証はありませんが)。
【hmd-5500(タツフト製)の特徴】
- 前者のカクダイ製と比較すると、検索ヒットの結果はあまり良くないですが、通販サイトなどではレビューも見られる人気商品の模様です。
- 洗濯機を床から上げることができます。同系統の高さ違い「hmd-5510」と組み合わせることで、複数の高さ(25・45・50・70・90mm)に調節できます。
- こちらの製品の底も含めてゴム製になっていますので、床置き形式でも大丈夫です(勿論、重量のある洗濯機を長年置くことで跡は付くと思います。色移り防止シートは別途製品があるようです)。
【結論として】
実は、最初はカクダイのものを即時購入しようと思っていました。が、「粘着性あり」と発覚して、防水パンのない我が家の洗面所では避けた方が良いかもと気が付きました。そのために即決を辞め、洗濯機を取り扱っている家電量販店まで駆け込むこんで再検討しました。
結果、その粘着性の話が決め手となり、翻って「hmd-5500」に決定です。およそ8cmの高さが欲しかったので、同じ製品を二つ購入しました。
設置までの様子
最初にお断りとして申し上げておきますと、この作業は最低でも大の大人が二名必要ではないかと思います(専門家や力自慢の方を除く)。だって、洗濯機めっちゃ重い。
うちは大人の男性二名と私(女性一名/抱え上げた洗濯機の下に手を突っ込んでかさ上げの台の位置調整)の総がかりになりました。若干大仰でしたが狭かったこともあって、ひーこらしたものです。なので、お一人の方は無理はされないよう…。
開封してみると、Amazonなどのレビューで見た通り「ゴム臭い」。中には「ひどすぎる!」というご意見もありましたので、やや心していましたが結構臭いです。ただ、うちの場合は「ずっと」ということはなく、作業しているうちに消えました。
ちなみに箱裏にも「ゴム特融の臭いがあります」と書いてありますね。ゴム臭が駄目な方はおすすめできないかも…。
手順としては…
- 箱から製品を取り出す
- 洗濯機を設置する床の四隅に置く(目測)
- 洗濯機を持ち上げてどうにかマットの上に置く
- マットの中心に足がない場合、二人で洗濯機を支え、三人目がマットの位置を調整する
- 全体的に真っ直ぐに置けたことを確認する(軽く揺らすなどしてテストしてみる)
- 排水口などと接続する
- 試運転
こんな感じ。全く面白味のない手順ですみません…。
製品を取り出して設置のあたりは、一切の工具などは要りません。ほんとに置くだけ。
怖いのは、洗濯機を持ち上げる時と、マットの位置調整でした。万が一、洗濯機が転がると、誰かしら骨折はするでしょうし、折角綺麗になった洗面所を破壊しますし…二重の恐怖!
置いてみた感じとしては、揺れもなくいい具合です。洗濯を試みても問題ありませんでした。二つ重ねていますが、いい感じの台形になっているので、上から洗濯機の重みがかかることもあって、ズレそうな気配はありません。なお、製品によると二つ以上重ねるのはダメだそうなので、お気をつけて。