『アイル・オブ・スカイ:族長から王へ 日本語版』を開けてみた
「スピーディーなタイル配置とオークションゲーム」「ルールは少し、楽しみはたくさん」「ヒツジもふもふ」(パッケージ裏面より)
8歳以上 2-5人 60分
スコッチウイスキーではありません
『アイル・オブ・スカイ』は、2016年ドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞した作品です。デザイナーはアンドレアス・ペリカンとアレクサンダー・プフィシュター。プフィシュター氏は、2015年に『ブルームサービス』でドイツ年間ゲーム大賞を受賞している他、2016年ドイツゲーム賞受賞作『モンバサ』、2017ドイツ年間エキスパートゲーム大賞推薦作『グレートウェスタントレイル』など、話題の作品を数多く発表しているデザイナーです。
本作は、もともと『スカイアイランド』あるいは『スカイ島』という邦訳タイトルで、外国語版が輸入販売されていましたが、ホビージャパンから日本語版が発売され、(価格の面でも)とてもお求め安くなりました。
当奉行所はどうしてもクトルゥフ臭のするゲームを優先して購入しがちなので、実は最近、ドイツゲーム賞関連のゲームとは縁遠く、あまりプレーしていなかったりします。ですが、「タイル配置系なんだそうですよ」などと、以前の購入評定の際に、ルールのあらましを話したところ、タイル配置大好きな奉行の琴線に触れたようで、購入決定となりました。さて、それでは箱の中身を見ていきましょう。
ヒツジが犬っぽい座り方をしています。
わりと簡潔、シンプルな印象を受けます。箱サイズは約27.5×19×6.5cmといったところ。
まだ抜いていないタイル、トークン類と布袋、木製マーカー。説明書は6ページなので短いですね。
得点ボードが付いているゲームって、わりと好きです。計算しやすいので。
他についたて6セット、ゲームのキモとなる地形タイル73枚、得点タイル16枚など、多量のタイルとトークン類、となります。箱に収納の際には、何か小袋か小さいタッパーなどを使うと良さそうですね。
プレイ前雑感
実のところを申し上げますと、箱絵などの見た目が地味だったので、2016年の大賞受賞時には、正直「『パンデミックレガシー』どうすっかなあ、買おうかなあ」などと、別のノミネート作品の方に注意が向いていて、ノーマークな感じのゲームでした。その後、奉行との購入評定において、購入のゴーサインをもらいまして、購入の機会をうかがっておりましたが、中々輸入版を手にする機会が訪れず、のびのびになっておりましたが、日本語版の発売によってようやく手元にやってきたゲームです。もはや『待望!』というよりは、『今更…』感が拭えない入手&プレイとなってしまいましたが、年間大賞の妙味を味わってみたいと思います。
2017/7/6追記:プレイ感想編はこちらからどうぞ!