コンプレット COMPLETTO(ボードゲーム開封編)

ボードゲーム愛好

『コンプレット COMPLETTO』を開けてみた

100枚の正方形の木製タイルには1から100の数字が書かれています。

(パッケージ裏面より)

8歳以上 2‐6人 30分

超シンプルなタイルの山

『コンプレット』は、2015年にドイツのSchmidtから発売されたゲームです。デザイナーは「子供向けゲームの名手」と称されているハインツ・マイスター氏。多くの作品が有りますが、名作『スティッキー』や、最近では『デジャヴ』が人気を集めています。『コンプレット』も最近のヒット作で、メビウスゲームズさんが2016年に日本語版を発売してくれました。箱の見た目も裏面の説明からも、ごくごくシンプルなゲームというイメージが伝わってきますが、どんなものかフタを開けて中をのぞいてみましょう。

コンプレット COMPLETTO
箱の表面

パズルゲーム的な印象を受けますが、えんじ色?あずき色?のカラーがシックで素敵かも。

コンプレット COMPLETTO
開けてみました。

数字のタイルのみ、というシンプルさ。ちなみに、箱裏にはゲームの大まかな進め方が書いてありますが、実はこれだけ分かっていれば遊べてしまう的な。箱のサイズは約27.5×19×6.5cmで、『カルカソンヌ』や『スペースミッション』と同じサイズです。

コンプレット COMPLETTO
出してみました。

木製タイルが100枚。以上です。あとはB4サイズを半分に折った4ページの説明書が入っています。超シンプル。

ゲーム前雑感

美麗なイラスト、造形の細かいフィギュア、冒涜的なテキストばかりに浸かりがちな当奉行所ですが、『タギロン』以来、数字を使ったシンプルなゲームにも興味津々という奉行に、「日本語版が出てから手に入りやすくなってますよ。評判も上々らしいですし」と、ゲーム概要を説明したところ、「なかなか面白そうじゃないか」ということで、購入許可が下りたゲームです。

やることは数字を規則に従っていち早く並べた人が勝ち、というだけの単純かつ分かりやすいものなのですが、ちょっとしたドラマが展開するよう、ルールに幾つかの仕掛けが施されているようです。さて、どんなゲーム展開になるでしょうか。さっそく遊んでみたいと思います。

<追記>
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