週一以下ライダーが何かを成し遂げたいらしいですってよ?【反省編】かくして私のロードバイクは床の間バイクと化す⑧

ロードバイク

そろそろ走り出さないのと我ながら思います

こんにちは、上田です。ここまで3つの理由を挙げてぐだぐだとロードバイクから遠ざかり気味な理由を説明してきましたが、こうならない可能性も無くは無かったのです。私に欠けていたものは様々ですが、それでももしかしたら…と思うポイントがひとつ思い当たります。しかし結局これも欠けていたので、これもまたダメな方向へ進む一因となっていった、のかもしれません。

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仲間がいれば…孤独のローディー

様々な問題を抱えるライダーのモチベーションアップに貢献してくれるのが同行の士、すなわち仲間です。

仲間、例えば経験豊富な友人がいれば、自転車に乗り始めた当初から有益なアドバイスを貰えたりしますし、一緒に走行する際にリードして貰えたりするでしょう。同じ時期に始めた友人がいれば、お互いに情報交換をしたりして、自分が学んだり実践してみたノウハウ、テクニックを共有しつつ、切磋琢磨することができるのではないでしょうか。

単独走行では基本的にストイックで修行僧気質な人でないと難しい、走る上での目標をゆるく立てやすいのもいいですね。「みんなで一緒にあそこまでいこう」とか「あの人に遅れないように走れるようになろう」とか。

そして、おそらく仲間がいることの最も大切なポイントは、「一緒に走りにいけること」です。当たり前だとは思いますが、仲間との間に「一緒に行きましょう」という約束があれば、その日、その時間に走りに行く強いモチベーションになるでしょう。従って、「なんか今日はアンニュイな気分だから乗るのはやめとこうかな」などというサボり心を排除して、乗る機会を順調にこなすことができるんじゃないでしょうか。乗る機会が多くなるということは、つまり時間が増える訳ですよね。

とはいえ、どこで仲間を見つければいいのでしょう。初心者向け書籍などを参照すると、「ショップで開催されているチーム、走行会への参加」であったり「走行中やイベントで出会ったローディーと仲良くなる」などが挙げられていました。なるほど、そういう手がある訳ですね。
ところが私の場合、ロードバイクを購入したショップは走行会を定期的に開催していましたし、店長に「どうですか?」と誘っていただいたりもしたのですが、ショップから自宅までの距離が遠く、おそらくは往復だけでへたばる可能性が大、とても参加できるものではありませんでした。ともあれ、普段のサポート含め、すぐにいける場所にショップがあることは大切だと思います。「ショップは家の側で選べ」という格言があるとかないとかいいますが、そういった点で初心者には大切かつ有用アドバイスだと思うので、ついでに書いておきます。

それができれば苦労はしないの

もう一つ、同好の士と思われる人と仲良くなってみる…魅力的な話ですが、突然見知らぬ人と話せるのかと言われると、私はコミュニケーション能力にさほど長けている訳ではなく、ちょっと難しいお話となります。
ただ、一度だけ、休憩している際に「こんにちは~」と明るく話しかけられたことがありました。多分その時「こんにちは、今日はどちらまで?(お、いいバイクですねホイールは何使っておられるんですかああカンパなんですねどうですかやはりヨーロピアンな風を思わせる走行感を味わえますかなんちて)」とか返せれば可能性が広がるか、カッコ内まで喋るほどフレンドリーかつ饒舌に振舞えば「何この人ちょっと変・・・」となったのでしょうが、実際には「あ、あ、ども、こんちは」とかいってそそくさと逃げ出してしまい、見事にその先の可能性を潰しました。ま、この辺は人それぞれでしょう。

あとはネット掲示板、SNSなどのコミュニティに参加するって手もあるかもしれません。私もロードバイクを購入した当時流行っていた某SNS、でコミュニティグループなんぞをいたずらに検索してみたりしましたが、そうした電子の海を介したやり取りにおいてもコミュニケーション能力の低さとチキンハートをいかんなく発揮するため、既存のグループに入っていく度胸もなければ自分で仲間を募る甲斐性もなく、そうした手段を採ることもありませんでした。

今にしてみれば、早い段階で仲間がいることの大切さは実感しますし、ロードに乗り始めた方には、できるだけ気の合う仲間を見つけて一緒に走る機会をお持ちになることを勧めたいところです。仲間がいることで身近な目標ができて早く上手くなれば、その分ロードバイクで行ける、挑戦できる範囲が広くなり、それだけロードバイクを楽しめるようになるでしょうから。