育児ひとりごつ◆腹筋ローラーで、筋肉と達成感を追い求める

二兎を追う者は一兎をも得ず、にならないように頑張りたい

新型コロナウイルスで色々と考えることが増えた一方、トイレの後に手洗いせずに逃走をはかる幼児を追いかけまわす日々です。でも、ままごとを始めると「おててジャー」という動作が含まれるので、ぜひ実践していただきたい。余談ですが、公園に行くときは固形石鹸を石鹸網にいれて持って行っています。ハンドソープを持ち歩いていたこともありますが、使用後にボトルが濡れてわたわたしがちだったので、吊るせるタイプの網が一番楽でした。ネット通販で見ている限り、ハンドソープは品切れていたとしても、固形石鹸なら在庫が多い現象が起きています。

さて、どれだけ決意しても筋トレが継続してできないわたくしですが、ここに来てようやく、なんとなく継続できそうな方法を見つけました。とにかく「今日は疲れたから明日」が発動した途端、明日どころか明後日も明々後日もやらなくなるのが、筋トレ嫌いな私の残念なサガです。

やっているのは主に、腹筋ローラーです。2日に一度はころころと転がして、後は気が乗ったタイミングで、ささやかな自重トレーニングをしたりしなかったり。相変わらずゆるくゆるくやっています。連日幼児のパワーに振り回されているので、『一日に何分、何回』などと考えるのはしんどいのでやりません。

※「腹筋ローラーって?」と思われた方、産前に筋トレ記録をつけていた時の記事があるので宜しければどうぞ。でも、過去記事って見直すと恥ずかしいですね。
【筋トレ嫌いの筋トレ記録(6)】腹筋を鍛える 方法論編
【筋トレ嫌いの筋トレ記録(7)】腹筋を鍛える ローラー導入編
【筋トレ嫌いの筋トレ日誌(21)】腹筋ローラーは間違えると手首を痛める可能性アリ

さて、このローラーがいいなあと思うところは、主に二つあって。

①真剣に20回くらい転がせば、翌日はっきりとした筋肉痛になるので、「ああ、自分がんばって筋トレしているわ」という達成感を得やすい。
②器具の準備がほとんどない(取り出せばいい)ので、気が向いた時に始めやすい。

育児にいそしんでいると、それまでの生活では得やすかった小さな達成感がなかなか得られないものでして。例えば、衣装ダンスの衣替え&整理整頓してすっきりしようと思い立ったとします。我が家の場合では、親が取り出す横から服が引きずりだされ、親の服でファッションショーが強制開催され、処分する服と処分しない服の分類はぐちゃぐちゃになり、畳んだ服の山が崩されていく……という有様です。困ったことに本人は遊んでいるだけでなくて、親の仕事を手伝っているつもりのご様子。関係ないけれど2歳前くらいは衣装ケースの中にいそいそと入っていました。猫なんですかね。

もちろん、衣類の整頓は子どもが寝ている合間を狙えばいいと言えば仰る通り。また「今日は一日公園遊びに付き合ったぞ」とか、「今日はみじん切り野菜を投入したチャーハンをもりもり食べてもらえたぞ」とか、別のベクトルの達成感はあります。ただこうして達成感が得られる一方で、育児によって放出されるエネルギーも大量な上、子どもの機嫌やコンディションによって大きく左右されるのが歯がゆいところ。

というわけでなんというか、「子どもとは分離して、己自身で完結するような、一見すると地味で静かな達成感」が欲しい。

そこにジャストミートしたのが腹筋ローラー。短時間でもすぐ筋肉痛になるから、「お、ちょっと頑張ったからだな」という達成感に変換されます。スクワットやプランクなどの自重トレーニングも十分に手軽なんですが、筋肉痛になるまでやるのは結構しんどいんですよね。などという理由から、腹筋ローラーがもっともお気に入り、というわけです。

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筋トレ時間の確保もめんどうくさい(本音)

ところで、私は子どもの横でも筋トレや柔軟体操をする派です(子どもの横では決してやらないぞ派、がいらっしゃるかどうかわかりませんが)。

よく行く公園はランニングや筋トレにいそしむ人が多いので、我が子が親から離れて遊びに集中しているタイミングや、一緒に遊ぶのに飽きたタイミングとかでそっとスクワットなどの自重トレーニングを始めて、気分転換をはかります。

腹筋ローラーについては自宅でしかできませんが、リビングあたりに置いて、『気が向いたらいつでも転がせる位置関係』を保っています。何も言われずとも使い方を学んだ子どもが、ころころと器用に転がして遊んでいることもあります(なお、なんでも口に入ってしまう赤ちゃん、あるいはものの使い方や遊び方が独創的だったり、あらゆるものが武器に変換できるタイプのお子さんがいらっしゃる場合、怪我などに繋がりそうなので隠すか手の届かない場所に保管する方が良いと思います)。

子どもが寝静まった後にやらないのは、そのタイミングだと体力気力が尽きていることが少なくないからです。それから、私自身は体育が苦手で常に逃げ回っていたタイプなんですが、原因の一つは「体の動かし方が分からない・楽しさが分からない」だったんじゃないかと今にして思っています。なので、「こういうトレーニングというものがあるんだよ、お母さんやお父さんもやるんだよ、トレーニングって結構楽しいんだよ」というアピールになれば良いなと思うので、目につくところでもやっています。はたして効果があるのやら。

なお、体育はもとより産前から筋トレが嫌いでしたが、出産して以降は、「筋力はあるに越したことはない」→「筋力体力、万歳」という考えにシフトしてきています。我が子はスクスクと成長してくれていますが、身長体重の増加に加えて、抱っこの要求も容赦なく行われるようになったので、とにかく足腰が辛いです。抱っこは回避できても、一緒に走ろうとかジャンプしようとか四つん這いで競争しようとか言われますし。公園仲間のママさんにも『今年の抱負:筋トレ』を掲げる方は多く、あればあるだけ嬉しいものの一つと言えば筋肉だと思います。

今は子どもと共に強制的に散歩や運動をする日々ですが、このままいくと子どもと物理的距離が離れていくにつれて、私の筋肉は再び、あるいはそれ以上に貧弱になる予感はひしひしと感じます。なので、なんとしても継続していきたいなあと感じているところです。