『Xing(バッティング)』を開けてみた
ルール簡単! 駆け引き心理戦ゲーム復活!
(パッケージ裏面より)
プレイ人数:2-6人
プレイ時間:15分
対象年齢:6歳-
仁義なき奪い合い
『ワードスナイパー』、『スカルキング・レジェンド』と、多めの人数で楽しく遊べるゲームを精力的に出版しているリゴレさんのラインナップに加わった新たなゲーム、それが『Xing(バッティング。以下、バッティングと表記)』です。ゲームデザイナーは篠原良英さんで、元々は篠原さんのサークルである篠原遊戯重工から、ゲームマーケット2012秋において発表された作品でした。それがこのたび新装発売された、ということですね。
新装版発売に至るまでのあれこれは、本ブログ『リゴレぽ』内でわりと詳細にお伝えしておりますので、そちらをご参照いただくといたしまして、リゴレ店長が惚れ込んで思いのたけを全力でぶつけて仕上げた、という新装版の内容を、今回はご紹介してまいりたいと思います。
こだわりの宝石がチラ見できる透明な窓付きの箱。存在感あります。
これで大体遊び方は分かりますが、「人の心を狂わす宝石」とか、宝石の個数明記とか、どれだけ気合入れてるんだ、っていう。箱サイズは約12.5×12.5×4㎝の正方形。小型ですが小箱というほどでもありません。
宝石袋も入っていますね。
4色合計60個入り。下は宝石袋です。
宝石台(上)と金庫(下)タイル。スベスベな手触りです。
ゲーム前雑感
プレイヤー間の駆け引きで成立するゲームというのは多々ありますが、そうしたゲームとしても、恐らくトップクラスにシンプルで分かりやすいゲーム、というのが、まず何よりの特徴です。ひと際存在感のある宝石をプレイヤー間で取り合うのですが、その方法は、欲しい宝石が載っている宝石台、あるいは金庫を指さすだけ。ところがこれだけのアクションが思わぬドラマを生みだす。その面白さを、新装版を手掛けたリゴレ店長は熱弁してくれました。
しかし、「おすすめ人数4-6人」のこのゲームを、当奉行所では新搭載の2人用ルールでプレイいたします。果たして、2人対戦でも駆け引きとドラマは生まれるのでしょうか?