『有野課長のLoveLetter』を開けてみた
挑戦は長時間に及び、夜も更け、そろそろラストコンティニュー……
(説明書より)
プレイ人数:2-4人
プレイ時間:5-10分
対象年齢:10歳以上
15年を超える大人気テレビ番組がカードゲームに
有野課長が毎回クセの強いレトロゲームをプレイして、エンディング目指し悪戦苦闘するさまが大変楽しい、フジテレビワンツーネクストの大人気番組『ゲームセンターCX』が、カナイセイジ氏デザインのこちらも大人気のカードゲーム『LoveLetter』とコラボしたゲーム。それが今回ご紹介する番組公式カードゲーム『有野課長のLoveLetter』です。これもデジタルゲームとアナログゲームの融合の一環ってことでしょうか。
過去、テーマの乗せ換えやコラボなどでは派生作品を増やしてきた『LoveLetter』。そのたびに元々の手軽なゲーム性は損なわず、オリジナルとはちょっと違う味付けがされていたように思いますが、『ゲームセンターCX』と組んだ今作はどうでしょうか。課長のうっかりプレイが再現されるようになったりしているのでしょうか。まずは開封して中身を見ていきましょう。
課長以下のステキな絵は番組グッズなども手掛けるニーナマツモト氏によるもの。
フジテレビのシールが貼ってあるのが特徴的。箱サイズは約14×9.7×2.2cm。
中にはカードの束と説明書。これ、ファミコンカセットの箱っぽいですね。
『LoveLetter』にしてはカード枚数が多いです。
ゲームの中心となる人物カードと、上級ルールで使用する挑戦ソフトカード。
ゲームに慣れたら、テキスト無しでイラストが堪能できるこちらのカードで遊びましょう、という番組グッズらしい心遣い。このため、オリジナル『LoveLetter』よりもカードが多くなっているわけですね。
『有野課長のLoveLetter』【ゲーム前雑感】
2003年の放送開始から16年目、第22シーズンに突入している長寿番組『ゲームセンターCX』。ゲームが上手いように見えてそうでもない有野課長が、時に己の才能を発揮し時に番組スタッフに助けて貰いながら、長時間ずーっとゲームをやっている様子というのが番組内容の中核です。「ゲームは1日、12時間ぐらいだ!」とかの名言も沢山あるし、友達んちでゲームやってる時みたいな感覚が凄く好きです。一方でボードゲーム『LoveLetter』といえば、シンプルかつ明快なルールで、あっという間に勝負がつきかねないプレイ時間の短さが特徴の一つ。この両極端な特性を持つ二つがコラボするというのも、なかなか面白い取り合わせではないでしょうか。
そしてやはりファンアイテムとして考えると、『LoveLetter』の8種16枚の人物カードに、CXの個性的なメンバーの誰がどう割り振られているか、かなり気になるところです。実は最近のシーズンは追えてないから分からない人がいたりして……という不安もこっそり抱えつつ、早速遊んでみましょう。ここは「かちょオーン!」と行きたいところですが、電源スイッチがどこにもないですね。
なお、公式サイトはこちらです。