『昆虫ゲッチュ!』を開けてみた
<虫取り>はチームワーク!
(パッケージ裏面より)
プレイ人数:2-4人
プレイ時間:20分
対象年齢:7歳-
夏休みの早起き
昆虫採集といえば。前日に下見をしたり、罠を仕掛けたりしてから、ワクワクしながら就寝。そして翌朝、早起きして出かけようとすると、豪雨で断念せざるを得なかったり、行ってみたら罠にたかっているのがスズメバチばかりだったりしてどうしようもない、というのが個人的な思い出であったりします。ロクなものではないですね。
そんな幼少期に憧れた昆虫採集をテーマとしたゲームが発売された!ということで、今回は『昆虫ゲッチュ!』のご紹介。このゲームは、オシダさん(をしだや)がデザインした『海賊と金塊』をベースに、かぶけんさん(ゲームNOWA)が翻案して、お2人の共作という形でリリースされた作品、ということだそうです。イラストはおーつぼじゅうじんさん(Joynt Game Factory)です。
ゲームの昆虫採集なら、少なくとも悪天候の影響は受けまい……ということで、さっそく開封から進めていきましょう。
三人の少年少女が虫取りに勤しむ様子の箱絵です。右の少年はハチに注意してもらいたい。是非。
実サイズは思った以上に小さく、約8×8×2.7㎝の正方形です。ちなみに、カードサイズ(63×63mm)の表記が確認できますので、スリーブを事前準備したい方も安心。
カード束と説明書が入っています。ただ、当奉行所で入手した版は、外装フィルムに最新の説明書が貼付けされていましたので、封入されていた説明書は参照しないことになります。
4色×3枚の計12枚。少年少女は全てユニークイラストです。
全14枚で、こちらも全てユニークイラスト、ということは全26枚のカードは全てユニークということになります。
ゲーム前雑感
『海賊と金塊』は未プレイなのですが、以前にご紹介した『怪物パーティー』基準ですと、をしだやさんのゲームは“ワンコイン、ミニマム、分かりやすい”という印象があります。そういったゲームを、シンプルな悩ましさを巧みにルール内に忍ばせてくるかぶけんさんが、どのように調整したのか? という点で中々に興味深いものがある…とかいうと、なんかそれっぽい感じになってきますが、元々昆虫好きなので、「いいテーマだなー」というのが遊ぼうと思った最大の理由です。クワガタとか捕まえたいじゃないですか。特にヒラタ。
それじゃどうやったら昆虫を上手に捕まえられるのか?という実プレイは、いつも通りのプレイヤー2名で、レッツ昆虫採集!
続き:プレイ感想編できました!