12王国の評議会(ボードゲーム開封編)

ボードゲーム愛好

『12王国の評議会』を開けてみた

12の面を持つ力の石が暴走しています!

(箱裏より)

プレイ人数:2-4人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:20-30分

12面体パズルなんて有るんですね

バッティングゲーム『12王国の玉座』と同じ世界観の協力ゲーム『12王国の評議会』。2022年のCorax Games発売作で、デザイナーはRita Modl氏です。日本語版はテンデイズゲームズから発売されました。海外版メーカーは『Mind MGMT』『クロニクルズ・オブ・クライム』で知られており、デザイナーさんは12王国シリーズの外、『メン・アット・ワーク』を手掛けておられるようです。
王冠をかぶった綺麗な12面体のパッケージイラストが、あたかも高級野菜のように印象的な本作。元々のバッティングシステムを取り入れた一風変わった作りだと聞きますが、はたしてどんなものか。中身の確認から始めましょう。

12王国の評議会
箱絵。

これがたぶん力の石。ちょっと美味しそうに思えるのは私だけでしょうか。

12王国の評議会
箱裏

絵本テイストなカードイラストがちらほら見えます。力の石は12面体ダイスなんですね。箱のサイズは約20×14×4.5cm。小型の中箱といったところでしょうか。

12王国の評議会
フタをとりました。

見えている青い12面体が描かれたカードは、付属していた『12王国の玉座』のプロモカードです。

12王国の評議会
美麗なイラストの人物カード。

大きいです。『ディクシット』を思い出させる。

12王国の評議会
支持カード。

ゲームプレイの場の中心に配置されます。

請願者カードと難題カード。

ゲームは難題をクリアしていくことが主な目的です。

12王国の評議会
12面体ダイスと支持マーカー。

ダイスは直径3cmと相当に大きなサイズです。

ゲーム前雑感

兄弟作『12王国の玉座』はかなりクセのあるバッティングゲームだったようですが、この『12王国の評議会』は、バッティング要素を受け継ぎつつ、クセのある協力ゲームに仕上がっているという巷間の評価を聞きました。で、それがゲーマー諸氏の支持につながっているかというと、必ずしもそうではないというのが発売から時間が経過して定まった評価のようです。それほどのクセとはどのような味付けなのか、ゲーム棚に温存されていた本作品を開放して確認する時が来ました。いつもの2人プレイで試してみましょう。

続き:プレイ感想編はこちらからどうぞ。