『Discipline ディシプリン ジェレミア魔法学校の3年間』を開けてみた
48名の女生徒を卒業に導く3年間!(パッケージ裏面より)
プレイ人数:1-4人
対象年齢:12歳~
プレイ時間:40-60分
ひかるかーぜーをフフーフフフフーン
636GAMES(ロッサムゲームズ)様謹製の『Discipline ディシプリン ジェレミア魔法学校の3年間』(以下、ディシプリンと表記)は、開催自粛となったゲームマーケット2020春向けに発表された学級運営・育成ゲームです。好評をうけてゲームマーケット2021秋では、デザインを変更した新装版が新たに頒布されました。
パッケージのイラストからは、キャラクター性を前面に押し出したゲームという印象を受けます。しかし、経験者から聞こえてくるのは「相当にシビアなゲーム」「パンデミックっぽい動きになる」「基本教師失格」など、バランス的にたいへん歯ごたえのあるゲームだという評判。これは一度遊んでみたいと思っておりましたが、新装版を入手することができましたので、さっそく教員採用試験に合格した態で開封から始めていきたいと思います。
見た感じはハードなゲームという印象は受けないと思います。しかしそこが大きな間違いである模様。
生徒は全員訳ありだそうです。箱のサイズは約14×10×4㎝。小箱よりやや大きいサイズです。そして質感はガッシリ。つまり箱の硬さが難易度を示唆している…?
すごい量のマーカーが封入されています。
赤がパワーマーカー、黒がネガティブマーカー、透明がターンマーカー。トータル242個です。
左が生徒の席順を決める席番号カード。右がどのクラスを受け持つかを決める担任カード。
48人分あり、全員名前やイラストは異なります。
そして全員分のイベントが封入されたイベントシート。イベントは1学年中に2度、発生します。
【ゲーム前雑感】
全体的に「冒涜的だったりチョンマゲだったり砂っぽかったり、なんというかバタくさいイラストのゲーム」が大好きな当奉行所が備え付けるゲームと考えると、相当に違ったテイストのものとなります。
しかし、事前に入ってくる情報やご推薦のお話ではほとんどが「ゲームの硬派な部分」を伝えており、どうやら羊の皮をかぶったタイラント的な遊びを楽しめるらしい…という解釈で購入に踏み切った次第です。さて、プレイヤーのミッションは担当した生徒を3年後全員無事に卒業生として送り出すこと。ならば教師の務めを果たして見せようではありませんか、という訳で2人で遊んでみたいと思います。
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