育児ひとりごつ◆幼児のささくれ対策

無くて七癖有って四十八癖

我が子が幼稚園に入園してから、しばらくたった頃のこと。
ささくれがよくできるようになり、更にささくれをいじってしまうクセが見られるようになりました。

恐らくは「環境が激変したストレス」「暇」「なんとなく不安で」と言った理由でいじってしまうんだろうと思います。
というのも、私もやってしまうタイプだからよーく分かります。というか、今でもやっちゃうことあります。

ちなみに、ささくれがなくても皮膚をいじってしまうようになる、皮膚が傷ついて日常生活に支障が出るレベルなどになると、『皮膚むしり症』という病名がつくようです。
女優の有村藍里さんが、この病気であることを公表されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b4ce9891a088758199091acb9ed084716472f950?page=2

病気について、詳しくは「MSD マニュアル 家庭版 皮膚むしり症」などで調べられます。

精神的な疾患と言われるとドキッとしますね……。

私自身もこの傾向があるので、とにかくきっかけになるものを無くした方がよいと感じます。
(私の場合はささくれの他、タコや皮膚の乾燥した部分などをいじってしまいます。特に指にあるペンだこが消えないので、ついついそこをカリカリしちゃうんですよね。なので爪を短くして、後に載せてある液体絆創膏を塗って保護するなどします)

我が子も、ささくれだけをいじるレベルで済んでいるうちに、何とかできますようにと思って、家であれこれを行いました。

①絆創膏をはる

絆創膏が好きな幼児は多いと思うんですが、我が子もそのタイプ。なので、「ゆびいたーい」と言い出したらがんがん貼りました。
そしてまあ、よくとれる。
意外と長持ちすることもありましたが、下手すると貼った直後に手を洗い、10分後にはとれている。

子どもがじっと待って親がしっかり貼れれば違うのかもしれませんが、じっとしないどころか、そもそも本人が貼りたがるのですね。「これはもうしょうがない、これも治療の一環だ」とあきらめて、20枚のキャラクター絆創膏を大量買いしました。

関係ないですが、キャラクターや販売時期によって、同じ絆創膏であっても価格が結構違うのは面白いですね。
一時期、『鬼滅の刃』の絆創膏がやたら投げ売られていて諸行無常だなと思いました。

それ故にたまにアウトレットセールもありますね。特に特定のキャラでなければというこだわりがなければ、そういうタイミングで集めておくとお得かも。
いざ貼る時になって「あのキャラクターのがいい!」などと言い出すように、そうは問屋が卸さないのが育児ですけれども。

②専用品 その1 ささくれ用爪切り

治りが悪い時は、専用品で。

我が家で一番重視したのは、ささくれの除去です。とにかくいじる隙を与えないようにしたくて。
最初は幼児用の爪切りを使っていましたが、ささくれ専用のはさみを買ってみたらすごく使いやすいですねー。
飛び出たささくれをとらえるのがスムーズなので、子どもが動く前にささっと処置できます。大人も使えるので、大変おすすめです。

③(使えるならば)専用品 その2 液体絆創膏

ささくれを切った後は、患部を保護してくれるケア用品もおすすめです。が、小さい子には向かないかもしれません。
『小児の使用は親の指導監督のもとで』となっているので使えないことはないと思うのですが、つけた瞬間はぴりっとしみることがある&乾くまで少し時間がかかるので、嫌がることもあるでしょう。
また、例えば指をしゃぶってしまう癖のあるお子さんの場合、しつこくいじっているとはがれるので、口に入ってしまう恐れがありますのでご注意を。

我が子は指をしゃぶるクセがほとんどないのと、お医者さんごっこの延長でケアされるのが好きらしいので、たまに使います。
でも「しみるから嫌」と言われたことも。
液体絆創膏を乾かした後で、更にお気に入りの絆創膏を貼るとかありますね。……液体絆創膏は薬じゃないのよ?

総合的に考えて、基本は大人用かなと思います。手洗いや皿洗いなど、水に触れることが多い大人の指先には大変おすすめです!!
爪のあたりの絆創膏ってはがれがちだと思うんですが、乾いてしまえばはがれないし、手を動かしても気になりません。

④予防策 保湿の徹底

我が子のささくれ発生は、「風呂上りにうなぎのように逃げていくから、あまりに面倒で保湿をさぼっていたな」と感じるタイミングに多いです。
そしてささくれの対処について述べている医師監修のコラムなどでも、保湿は大事・乾燥は大敵、というようです。

https://hc.kowa.co.jp/deepserum/contents/004/

ということで、できるだけ指先まで保湿をしっかりしておきます。
保湿の重要性はお医者さんも推奨しているようなので、肌にあうものが見つかると安心ですね。

我が家はこのビジョンのベビーミルクローションをずっと愛用しています。

我が家のささくれ対策は、こんな感じで。
このような『ささくれを取り除く&さされく部分の保護、それから保湿』の三セットを重点的に意識していたら、我が子のささくれ問題はそのうち落ち着きました。