【釣ったら食べる記】2015年 イカ釣り準備編④

釣ったら食べる日記

さあ道具立て・リール編

前回ロッドについて検討を重ねましたので、今回はリールに取り掛かりたいと思います。

さて、大前提としてエギング向きのリールというと、2つほど抑えておきたいポイントがあって、
・軽いこと
・PEラインの1号を150mくらい巻けること
なんだそうです。これを踏まえて考えていきたいと思います。

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軽いリールって、どのくらいの軽さ?

軽さは正義、となるのは、ロッドの時の話と同じで、シャクリ続ける釣りですから、全体の重さが軽い方が絶対楽なわけです。ではどのくらいの重さを基準として考えれば良いのでしょうか。そんな疑問が湧いたときは、メーカーさんに頼ってみましょう。

SHIMANO セフィアBB 
Daiwa エメラルダスINF

2大メーカーが「エギング専用」と銘打って販売しているリールの中でも、最も廉価なタイプといっても10000円大きく超えてますが)のスペックを確認してみましょう。
SHIMANOのセフィアBBが245gから255g。
DaiwaエメラルダスINFが235gから245g。

ということは、大体この重さ前後ならばエギング用としては成り立つリール、ということになります。もちろん、軽いにこしたことはないです。ただ、軽くなればなるほど値段が跳ね上がっていくので、そこら辺りは財布と相談になってしまいます。

PEラインをどのくらい巻く?

エギングをする場合、リールに巻くのはPEラインになります。PEラインは
・強くて細い⇒投げたときに飛びやすい
・ナイロンと違って伸びない⇒エギにアクションを伝えやすい
という特性を持つため、大体エギングではPE一択ということになります。

太さはおおむね1号以下が好まれるようです。より細い方が操作性が良くなるとか飛ぶとかあるらしいですが、初心者の場合は大体1号か0.8号辺りにしておけば間違いなさそう。

で、どのくらい巻くか、ということなのですが、例えば秋のイカだけです、という場合には、相手も小さいイカが中心になるので、それほどラインの長さを準備しなくても大丈夫らしく、余裕を見て100mもあれば十分。一方、大型でパワーのある春イカの場合、結構ラインを出されてしまうこともあるとかなんとかなので、150mあれば安心できるラインだろうと思います。今までそんな事態に遭遇したことはないんですが、100m以上ラインが出ていく、ってのを実際に体験すると、超びびるんでしょうね。

エギング素人が選んだリールは?

さて、本題です。

・できるだけ軽くて
・PEライン1号か0.8号を100ないしは150くらいまで巻ける

というようなスペックを基準にリールを探すことにしました。あとはどのくらい予算を準備できるか。高くなるほどやっぱりリールの性能はトータルで上がっていきますので。

以上の内容から、私が選んだリールは2つ。
SHIMANO ナスキー「C2000HGS」「2500S」です。

ちょっと中途半端に高いリールを選んだかな・・・という気もします。シマノ謹製テクノロジーを味わえるミドルグレード入門機というか、エントリーモデル最上位、というか、その辺りの位置づけでしょうかね。肝心の基本と位置づけた両スペックは、C2000HGSが220gで0.8号を110m、2500Sが275gで0.8号を150mとなっています。似たようなスペックでもうちょっと安いリールもあるので、そこら辺を選ぶことで予算の節約は可能です。

なお、型版の最後に「S」と付いているのは、ラインを巻くスプールが浅型のシャロースプールであることを示しています。PEは細いので、通常のスプールだと深すぎてギッチリ巻くためには物凄い量巻くことになっちゃうんですよね。
「HGS」というのはハイギア+シャロースプールであることを示します。早巻きできるリールです。

こぼれ話。ダブルハンドルは必要か?

エギングをやっているプロが使うリールでしばしば見かけるのがダブルハンドル
ハンドルをつかむときに、つかみ損ねる可能性が減るとか、リールを巻くスピードが安定するとかいうメリットが有るといいますが、巻いている最中に持っていな方のハンドルが手に当たるというデメリットも有るようです。使っているとちょっと玄人っぽいのでステキですが、実際に必要かどうかは、実店舗などで触って試して考えてみた方がいいでしょう。

どっちかというと、リールスタンドの方が初心者にも実用的?

これも付いていた方が玄人っぽい?ですが、重量が増加するので、そこは注意ですね。