皆そうやって強くなった…のか?
サジマでございます。思い返してみれば、バジルは元気のない葉があり、パセリは明らかに意気消沈した状態になり、フェンネルはやたらと伸び、そしてスイスチャードはアブラムシにやられる、と全ての植物で事象を発生させてしまっているという。いかにも初心者ですねと申し上げてよいのかどうか。
と言うことで、今回は最も深刻な状態に陥ったと思われるスイスチャードのその後についてです。
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2015年 下旬 アブラムシにたかられたスイスチャードの状態は
まずはこちらの画像をご参照ください。
という具合でして、化学物質ゼロ殺虫剤ことカダンセーフのおかげで、あの恐ろしいアブラムシの姿は見えなくなっておりました。
胸をなでおろすのは早いかもしれませんが、カダンセーフはその特性(デンプン類で虫を窒息させる)上、うまくアブラムシに吹き付けないと効果が現れないという問題もあり、うまくいかない可能性もそれなりにありました。安心安全と効率はなかなか共存しづらいところです。
そして近寄って観察してみると、強くはないとはいえ風雨にさらされたせいなのか、大きく育った葉っぱの茎が折れていました。
他にも、土につきそうなほど広がってしまったものもありますね。植えた鉢の大きさも関係しているかもしれませんが、ある程度成長すると早めに採集することが吉。ということで、多少育った葉を取ることにします。
2015年6月下旬 スイスチャード収穫(二回目)
一回目に続き、少量ではありますが葉を収穫します。
中には、大変具合の悪そうな葉も摘出しました。
収穫したものは美味しく頂きました。少量だったことから、前回と同じようにさっと湯がいてしゃくしゃくと頂いてしまいました。なお、無農薬とはいえアブラムシと戦った後で、根絶できたかは不明だったので、丁寧に水洗いをしています。
収穫が終わった後の状態はこのようになりました。
冒頭の画像と比べると一目瞭然ですが、這いつくばっていた葉などを取り除き、ずいぶんとスマートな様子に変わりました。しかし、改めて写真を見たら、もう少し収穫してしまっても良かったんじゃないかと頭を抱えてしまいます。
前にもそんな話を書きましたが、どうにも収穫の最適な時期や程度がつかめていません。相変わらず僕は、どうしても切るという行為に怖じてしまうようです。盆栽も自然界の森林も人の手が入っているからこそバランスのよい状態が保たれると思いますが、うーん…。こればかりは慣れや経験で改善していきたいと問題ですね。