【園芸初心者による試行錯誤の日々 -5- 】 バジルの摘心と、夏場の水やりについての検討

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植え付けから数日経った六月上旬、順調と言いたいところでしたが、状況は…

突然何事かと思われそうですが、園芸兼SE担当のサジマです。さて、前回の植え付けから数日が過ぎ、毎日水をやって様子を見ていたんですがどうにも嫌な感じがします。

少し元気のないバジル
植え付け後、数日が経過。どこか元気がないバジル

特にバジルの状態がよくありません。買った時からちょっと微妙だと思っていましたが、黄色や茶色のしみのような斑点などが見られます。

元々の苗の問題でなくば、植え付け作業、あるいは現在の環境がよくないという理由が考えられますが、少なくとも虫はついていないようです。防虫対策品は別途手配しましたが、今現状、焦ってどうこうするほどではなさそうです。

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手入れ.バジルの摘心を行う

そういうわけで、バジルの摘心(てきしん)を試みることにしました。本当はもう少し成長してから、より沢山葉っぱを収穫できるようにするため、高く伸びすぎた葉を中心に脇芽を残す形で摘むのが正しいようなんですが、大きい割に元気がないし見た目にも悪いので、やってしまいたいと思います。

綺麗な葉や、小さな新芽を刈り取ることなく、丁寧に処分していきます。

弱った?バジルの葉っぱの裏
取り除いたバジルの葉っぱの裏

取った葉っぱの裏側は、見事に体によくない雰囲気を醸し出しています。

バジルの手入れ①完了後の様子
すっきりしたバジルの鉢

鉢植えの方はこのように、こざっぱりとしました。摘心をしたのは初めてですが、どこまで切ったものかと大いに悩んでしまうものですね。過剰に切りすぎて生育に影響がでても困ります。ともかく、何が原因だったのか分からないのですが、以降は丈夫に育ってくれることを祈るばかりです。

検討.真夏の日中の水やりはいいのか悪いのか?

書き忘れていましたが、当方での水やりは、原則として夕方(17~18時頃)に一回にしようと思います。

そもそもいつごろ何回与えるのが正しいか、という話ですが、「夏 日中 水やり」でググってみると、「夏の日中に水を与えるのはよくないので朝夕にすること(理由は、「煮える」「葉に水滴がかかると焦げる」といったもの)」と「日中に水やりをして駄目ということはない」という意見が散見されます。個人的には駄目派がやや優勢なように見受けられました。

で、当方の栽培環境は、南向きの日当たりのよいベランダで、エアコンの室外機があります。ベランダの柵は隙間がない壁のような造りです。建物全体が日当たりがよいので、夏場、執務中にエアコンを付けないと耐え難いです。

つまりは、長い時間の日照+エアコンの室外機の放熱あり+風通し悪い三連コンボという問題があります。鉢の下にレンガなどをしき風が通る道を作るという対策もありますが、拙宅の場合は焼け石に水ではないかと判断します。

総合的に、このような状態で日中に水やりをすると鉢が蒸れて悪い影響を与える可能性が高い、という結論を勝手に下しました。実家でも似たような環境で毎年幾つかの鉢が枯れるので、反面教師としたいと思います。あちらはゴーヤやキュウリなどがメインなので、全く条件が異なる可能性もありますが。

また、バジルとイタリアンパセリは小さい鉢なので、状態によって中に入れて育てることで、夏を乗り切っていきたいと思っています。フェンネルとスイスチャードは乾燥した地域でも育つようなので、様子見です。

本当は日が昇る前、6時くらいから水やりができればよいのですが…無精で申し訳ありませんが、何卒、ハーブの皆さまにはご容赦頂きたいと思います。