予想の範疇とは言え
コツボゴケを植え付けてから三日経過したところ、カビが確認できました。我ながらスピーディなカビの生やし方だと思いますが、対処しました。
コケリウムに白カビ
現在の内訳としてましては、
「ガラス製(蓋付き)ビン」
「プリンの空き瓶(プラの蓋付き)」*二個
「ごく普通のジャム瓶(金属の蓋)」
「ペットボトル(再利用)」
というラインナップです。なんでペットボトルだよ…と呆れてしまわれた方、宜しければ前回記事をご参照頂けると幸いです。要するには、事前準備不足があったということなのですが。
さておき今回、やらかしてしまったのは「ジャム瓶」と「ペットボトル」の二種類です。
前兆はありました
前兆は「加湿」です。
それぞれのボトルの内側に、水滴が付着した状態が目立っていました。植え付け初日に、霧吹きで水をやっただけのつもりでしたが、量が多かったようです。
さすがに「これはいかんのではないか」と思って、二日目夜から蓋をあけておきましたが、エアコンをつけても湿度が60%以上をキープする梅雨時であるせいか、水滴がとれるほどには至らなかったようです。
結果、一番嫌な気配を見せていた先の二つのコケの一部に、白い粉のようなものが発生してしまいました。
コケリウムの白カビを除去する
カビはなかなか厄介ですね。改めてそう思います。どこにカビが潜んでいるか分からないので、除去するのも一苦労させられます。酢、あるいは薬品を使った根絶手段があるそうなのですが、これはコケにもダメージを与えるようなので、最終手段と考えます。
取り急ぎの手として、「カビをティッシュで拭きとる」と「あまりに状態の悪い葉は切る」から様子を見る、という手段に出ることにしました。
まず、日照の問題などもあったのか、カビが出た瓶においては一部のコケが茶色く変色してしまいました。ぐったり、という様子です。その中でも「あからさまに密集し、状態が悪い」と思った葉は、思い切って刈ります。
次に、普通のティッシュを固く丸め、ピンセットでつまんでグイグイと押し付けるようにしてふき取ります。このカビは壁などに付着する黒・青カビとはだいぶ雰囲気が異なっており、見える部分のものはそれで落とすことができました。
勿論、見えない部分にも沢山散乱しているでしょうから、いたちごっこになるのは覚悟の上です。しばらくは水も控えて見守ることにします。
ペットボトルは中止
当然と言えば当然ではありますが、あまりに水滴のたまるペットボトルは管理不行き届きとなりやすいので、新たに購入した「100円均一のプラスチックボトル」に入れ替えることにしました。
最も適していると考えられるガラス製品のビンにしようと思ったのですが、育成に適したサイズの物が見つからなかったこと、そして「あえてプラスチックでやり続ける」ということを試したくなったので、そちらを導入しました。
なお、土は落として新たなものをいれました。
他のビンは
一番調子が良さそうなのは「100均で購入したガラス瓶(ガラス蓋付き)」のコケでしょうか。青々とした様子が遠目にも見て取れます。ガラスも分厚く、適度に密閉できていないのが功を奏したのかもしれません。やはり、初心者が始めるならばその辺にあるものよりも、塩などを入れておけるような瓶を購入した方が手間がかからず良いのかもしれません。
なんとなく使ってみたプリンのビンは、健やかとは言えずとも落ち着き始めたように見えます。