【園芸初心者の園芸記録 -40- 】水耕栽培に挑んでみます

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これはこれで、理科の実験を思い出します

先日より開始したコケリウムは、思っていた以上の和みグッズとなっています。やはり緑があるというのは、良いものです。理科室のビーカーやフラスコのデザインがお好きな方などは、是非初めてみてはいかがでしょうか。きちんと育てることができれば、虫なども湧きづらく室内でも楽しめそうです。

しかし、現在の僕のコケリウムは「維持・安定」のスタンスが大きく、日々の「育てる楽しみ」というものはありません。

勿論、これは僕の知識不足による失敗が最大の原因であり、コケリウムもいずれは育成や鑑賞に重きを置きたいところです。そう言えば、日陰で懸命に休んでいるフェンネルは、どうにか新芽が伸び始めました。もう少し経ったら日当たりのよいところへと変えたいと思っています。

閑話休題、そんなわけでして、「すぐに育てることを味わうなら、水耕栽培だろ」という安易な考えから、水耕栽培を始めてみることにしました。

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参考にしたのは、この水耕栽培方法

一応は色々と考えはしましたが、こちらのサイトを参考にすることに決めました。

節約におすすめ!簡単スゴイ「手づくり水耕栽培器」で野菜を育てる方法(nanapi)

栄養価が高く動きの無い水は、腐敗が進みやすい。環境次第では虫や藻などの温床となりかねません。しかし、この方法ならば手入れもしやすく、汚れたものも廃棄もしやすく、管理が手軽です。ついでにパーライトはまだ残っているので、「まず挑戦してみる」というスタンスに合致してありがたいことです。

ただ、肥料であるハイポニカだけは購入しました。それなりの価格ですが、500~1000倍に希釈して使うものですし、水耕栽培をする上では欠かせない優秀な肥料だと認識しているため、導入を決定しました。

必要なもの、手順については、上記サイトに詳しい方法がイラスト付きでありますので、試したいと思われる方はそちらを是非ご参照ください。

パーライトには二種類ある

突然ですが、この水耕栽培を始めるまで、僕はパーライトの種類についてきちんと理解ができていませんでした。

パーライトには「黒曜石系パーライト」「それ以外の(真珠岩・松脂岩・珪藻土系)パーライト」の二種類あるそうです(wikipedia参照)。これらに大きな違いはないものの、前者が排水性に優れ、後者が保水性に優れているという特徴があるため、環境に応じて使い分け・組み合わせが行われるとのこと。

ここで、現状僕が所有しているパーライトは「プロトリーフ かる~い鉢底石(公式サイト)」です。公式を確認すると、この「かる~い鉢底石」は「こくよう石パーライト」であり、つまりは排水性に優れていると分かります。

先のnanapiのサイトを確認すると、ここについて言及されていませんでしたが、写真を拝見する限り黒曜石系のパーライトのように思います(思い込みかもしれませんが)。また、「水はけ」について言及されていることから、黒曜石の方が適しているようです。

と言った具合でして、正直に言えば大して高価なものでもないので、新たに購入しても全く問題はないのですが、僕はこの「かる~い鉢底石」を使うことにしました。

準備から種まきまでを実施

水耕栽培 バケツ
いつからか持っていたバケツ(と思うもの)

こちらは…恐らく100均か何かで手に入れたバケツ(?)のようなものです。同じ形状のもので色違いがあるので、移し替えなどもしやすそうですので、これを利用することにしました。幅はありませんが、高さがあるので成長して背が高くなることには耐えられそうです。

水耕栽培 準備
パーライトとお茶パック

パーライトは前述の通り、前に購入した残りを利用します。
お茶パックは近所のスーパーマーケットにあったのものを買ってきました。

水耕栽培 お茶パック パーライト
ちょっと少ないか?

お茶パックがお互い支え合うようにした結果、五個セットできました。
どうやらお茶パックが小さかったことに加えて、サイトで示されていたパーライトよりも粒が大きいことが分かりました。次は新しいものを購入した方が良いかもしれません。

水耕栽培 小松菜の種
種は幾つか買いました

その他、ルッコラとベビーリーフの種も購入しました。

水耕栽培
種を入れました(見えない)

なかなか栄えない写真で恐縮ですが、種を数粒、それぞれの袋の中へ落とした状態です。今回は三つに小松菜、二つにルッコラとしています。更に袋が水につかる程度に水道水を注ぎ、光の当たりやすいところに設置です。

ハイポニカを使うか考えましたが、「発芽においては、種そのものに蓄えられた養分を使うため、必要ないのではないか?」と思ったので今回は入れていません。発芽後に使おうと思っていますが、果たしてこの判断は正しいのかどうか。
ともかく、今後の成長がとても楽しみです。