相変わらず、過多
さて、前回、物を導入したところで、いよいよコケリウムを作ってみました。感想としては、非常に簡単でした。ただ、始めてみて気になるのは温度と湿度が適しているか、さっぱり判断ができていないところが大きな問題だと思います。
ステップ1 土を入れる
まずはビンに土を入れます。
ぎゅっと固めると排水性に難が生まれるかと思ったため、あえて軽めに。後々になって「これは少し土が足りないのでは…」と頭を抱えたわけですが、この時点では「完璧だ」などと思っていました。間抜けです。
なお、プリンのビンは二つあって、土を多め・少なめにあえて割振りました。ただ、縦長のビンに対してほふく性のコツボゴケなので、その違いに意味があるのかどうか。
ステップ2 苔を植える
手元が土だらけで写真がうまく撮れなかったのですが、購入したコケは土と仮根がやや絡まった状態なので、引きちぎらないようにしながら適した大きさに割ります。
それをピンセットでつまんでビンの中に押し込みました。特別、ぎゅっと押し付けることはしていません。
ステップ3 水をやる
霧吹きで水を与えます。過失とカビや育成不良の原因になるとのことですので、心持ち、コケがしめっているかな?と思う程度にしました。回数としては二~三回かけています。
発色があまり良くなくて恐縮ですが、これを北の方角に向いている小窓に並べました。
案の定のおかわり
さて、ここまで進めたところで、
案の定というか、コケが余りました。昨年、プランター園芸に挑戦する時も土が余ったため、フェンネルを追加するという展開になりましたが、今回もまた然り。僕の成長度合いの低さが伺いしれるというものです。
しかし、手元にビンがないので試案しまして、一つの可能性を検討しました。
先ほど、切った部分はもう一度はめて、セロハンテープでぐるりと周囲を止めています。
ということで、ペットボトルで当座は過ごして頂く事にしました。
ペットボトルはガラス瓶と比べると、周囲の温度に非常に影響されやすいという問題があることは間違いありません。他にも影響があるとは思いますが、僕の理解では「気を付ければいけるのでは?」という非常に甘い考えに基づいています。
コツボゴケはほふく性で横に広がるコケのようですから、このようにして増殖するとすれば、これが種になって他にもコケリウムを増やせるかもしれません。という、取らぬ狸も真っ青な皮算用です。果たして、元気に居ついてくれるのかどうか…。