『ドラダ』を開けてみた
シンプルながら工夫に満ちたルールが、悩ましくも楽しい駆け引きをもたらします。
(箱裏より)
対象年齢:12歳以上
プレイ人数:2-4人
プレイ時間:20分
初出は1988年
古典ボードゲームの一角である『ドラダ』のご紹介です。デザイナーはルディ・ホフマン氏で、『カフェ・インターナショナル』でも知られているかと思います。ドイツではラベンスバーガーから発売されており、日本では同社ゲームを取り扱っていた不二商から日本語版が展開されていましたが、既に絶版。今回ご紹介する日本語版は、2024年にニューゲームズオーダーから新版として発売されたものです。シンプルエッセンスなすごろくゲームということですが、さっそく箱を開ける所からスタートします。

オシャレな箱絵はママダユースケ氏の手によるものです。

シンプルゲームだけにシンプルな説明文。箱のサイズは約18×12.8×2.8㎝。四六版の本と同じくらいですかね。岩波全書とか。

カラフル。

折り畳み式ではなく、分割式になっています。

サイコロは木製のシンプルなヤツです。
ゲーム前雑感
この記事を書くにあたって調べたのですが、元々はホフマン氏が1976年に発表した『エルドラド』を勘案したものが『ドラダ』になり、そしてそれが35年以上を経過して日本語新版として発売されたのが、今回ご紹介するニューゲームズオーダー版ということになるようです。実にゲームに歴史あり。さて、昔のタイトルはゲームの面白い所がダイレクトに伝わってくる、というのはリゴレ店長のお話にありましたが、『ドラダ』もその例にもれない仕組みになっているでしょうか。さっそく遊んでみたいと思います。
続き:プレイ感想編にどうぞ。





