週一以下ライダーが何かを成し遂げたいらしいですってよ?【反省編】かくして私のロードバイクは床の間バイクと化す⑤

ロードバイク
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5:ロードバイク‐より速く、より遠くへ。

さぁサイクリング!となると、やはり大本命になるのがロードバイクです。かつては高嶺の花という印象もありましたが、ユーザー層の拡大にともない、手に入れやすい廉価なバイクも出回るようになりました。

メリット

レースシーンの技術・思想がそのまま一般ユーザーの手元にやってきたロードバイクは、プロ並みの機材と所有する嬉しさ・高揚感はもちろんのこと、乗りこなせるようになれば、より速く、より遠くへいける最高の自転車となります。

平地はもちろんのこと、厳しい坂でも登りきれる性能をもつロードバイクなら、サイクリングの選択肢が広がり、いろいろな計画をたて、実行する楽しみが増えるでしょう。分解・組み立てもマスターすれば、車や電車に乗せ、どこへでも遊びに行けるようになるというのも過言ではありません。

また、乗り手の要望に合わせて様々なパーツ装着・交換を行うことで、自分だけの目的・乗り心地にカスタマイズしたオリジナルの一台へ育てていける楽しさもあります。そうしたロードバイクは、愛機として相棒として、より愛着を持って遊べる自転車となることでしょう。

デメリット

ロードバイクのメリットのほとんどは、乗りこなせるようになってから初めて体感できるものです。乗りこなすための最低限の技術を身につけるまでは、乗るのも大変、漕ぐのも大変、スピードも出せない、おっかなびっくり走り、転倒の恐怖と戦うことになります。

また、走るためにスタンドなどの重量が増える装備を装着していないロードバイクは、そこら辺に止めておくことが難しく、ちょっとした買い物・用足し用などにパーツを装着してしまうと、ロードバイク本来の妙味が失われるので、いくつかの役割を期待するのは困難かもしれません。

もちろん、どうやって使っても持ち主しだいなのでどうでもいいのですが、ここでロードバイク最大の障害、窃盗を考えに入れる必要があります。安くなったとはいえ、高価なロードバイクを狙う自転車泥棒は少なからずうろついています。軽量で運びやすく、パーツ単位でばらしやすいため、転売のターゲットになってしまうのです。このような防犯対策は、ロードバイクの持ち主の頭を悩ませるものとなります。

まとめてみた結果ですが

こうして自分で整理してみると、クロスバイクで良かったんじゃないかなあ、という気がしないでも有りません。とはいえ、ロードバイクを手にすることによって得られる高揚感。突き詰めれば物欲によって自転車に乗ることにした私にとって、その要素が抜けているクロスバイクは選択の範囲外だったわけです。

このあたり、理屈じゃないですね。要は、持ち主が好きに使っていい訳ですから、それぞれ適した使い方があるとはいえ、合理性だけで選んだ自転車では、愛着が湧かず、結局乗らなくなるって可能性も有るんですよね。実はそこが一番無視できないポイントなんだろうと思います。というわけで好きなのを買えばいいんです!