ルーク&レイダーズ拡張カードセットを開けてみた
未知なる敵の襲来!新たな戦士の参戦!(パッケージ表面より)
1-4人 60-150分 12歳-
新たなる戦いの予感
ゲームマーケット2016秋で蓑竹屋ゲームズさんから発表されたアナログキャッスルディフェンスゲーム『ルーク&レイダーズ』。手の込んだドット絵による魅力的なキャラクターデザインに加え、分かりやすくも歯ごたえのあるルールが特徴で、私どもも相当に遊ばせてもらいました。そのゲームに更なる要素を追加する拡張セットが、ゲームマーケット2017春において早くも登場!との情報を見たので、早速の予約&購入。
元々のゲームが面白いことに加え、本作も事前公開されていた情報の内容から、個人的に期待感の高い作品です。さて、それではまず開封をしていきましょう。
新ユニット「アヴェンジャー」と、新ボス「サンダーバード」のイラストです。
サイズは約11×6.5×1.8㎝。このコンパクトさには理由があります。
なお、箱は(個人的には)あまり見ない森永キャラメル式の開き方をします。
新たに追加された能力を持つものが多くいます。
プレイヤーの傭兵として頑張ってくれる新ユニット。こちらも色々面白能力持ちがたくさん。
ゲームボーイソフトを思い出させるサイズの説明書。また、会場購入限定で付属してくる謹製名詞が封入されていました。
ゲーム前雑感
『ルーク&レイダーズ』は、「左から攻めてくる敵をうまいことちぎっては投げちぎっては投げ」して、自分の城を守り切る、というゲームで、この戦いが実に見事にボード上で展開します。また、どこか懐かしいTVゲームのテイストも加わり、ボードゲームはよく知らないけれど興味があるという人などに「ちょっとこれ、やってみない?」と誘いやすいゲームです。一見しただけでは「説明書にたくさん字が書いてあるし……難そう」と思われがちかもしれませんが、実際はスッキリとまとまったシステムで安心。鉄板で楽しめるゲームです。
FCからSFCのRPG世代の当方でも、まずはデザインから惹かれ、そのプレイ感にもはまり、大変楽しく遊んでいた……のですが、次第に「もっと強力なユニットが使いたいなあ」や「もっと色んな敵がいたら楽しいかもなあ」といった欲求が出てきてしまいます。そんな折に訪れた朗報が、拡張セットの発表でした。情報を確認して、これだよこれ、こういうのが欲しかったんだよ、という訳で早速の2人プレイ。さて、拡張が入っても我々は城を無事に守り切ることができるのでしょうか?